ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

零敬の編集履歴

2021-10-20 09:02:16 バージョン

零敬

れいけい

スマホアプリ「あんさんぶるスターズ!」の腐向けカップリングのひとつ

これは、あなたの復讐なのか……朔間さん?

独り寝はさびしいでのう、

 地獄への道連れが欲しいのじゃよ


俺とおまえの道は分岐して二度と交わらない

あのひとも人間だ、

 御伽噺に登場するような魔物なわけじゃない


怒るぞ、『零ちゃん』!

零ちゃんはね〜もう一度だけでも、

 『敬くん』とチャンバラごっこがしたかったんです♪


『俺』はそれをずっと信じてるし、知ってる

————

零敬台詞集


概要

スマホアプリ「あんさんぶるスターズ」シリーズ(現在はあんさんぶるスターズ!!Basicとあんさんぶるスターズ!!Music)のキャラクター、朔間零×蓮巳敬人腐向けカップリング


※以下、当記事の内容は零敬に関する情報についてまとめた完全な非公式記事です。二次創作などにお役立て頂けたら幸いです。


※またこの二人の関係の特性上、ストーリー以外の項目にもストーリーに関するネタバレが非常に多く含まれます。ご注意下さい。



関係

ユニットは違うが、!時代においては共に夢ノ咲学院の三年生、!!では同じ事務所の代表と補佐である。!アプリ公開当初の敬人のプロフィールには「三年生の朔間零とは入学以前からの友人」という記載があり、現在の!プロフィールの記載は「英智、零とは昔からの友達」となっている。そしてストーリーの時間軸により様々な関係になるCPであり、呼称などもその時々で変わる。


二人の関係性の変化そのものがあんさんぶるスターズ!のストーリー(特に追憶)に大きく関わるので「CPそのものがネタバレ」という状態になりがちなCPでもあった。

(しかし!!においてはメインストーリーの序盤から幼なじみという説明があるなど、!時代に比べて関係性が分かりやすくなっている印象である)


以下の説明もネタバレを含むので注意。


■幼馴染

寺に生まれたやんちゃ坊主の蓮巳敬人と墓石に腰掛ける魔物じみた美少年の朔間零。二人は出会い、論戦を交わす友達になる。一時疎遠になるが、今もその関係は続いている腐れ縁である。


■年上/年下の同級生

朔間零は夢ノ咲学院を留年しているので、同級生だが年齢は零の方が一つ上。敬人は基本的に同級生以下は名字呼び捨て(※例外有)だが、「さん」付けで呼ぶ事のある同級生は零だけである。(状況で呼び捨てと両方使い分けている)


■不良×真面目

バイクなど校則破りの常習犯である自由な朔間零に真面目で説教が「趣味」の蓮巳敬人と対照的な性格。またオタクを理解できない一般人×オタクを恥じぬオタクの組み合わせでもある。


■生徒会長×副会長

あんさんぶるスターズ!前年度の春〜

朔間零が生徒会長、蓮巳敬人が副会長。夢ノ咲学院生徒会は学院を変える為に敬人が作ったものであり、零は敬人の頼みで生徒会長になっていた。詳しくは追憶✳︎それぞれのクロスロードにて。


■ユニット「デッドマンズ」メンバー

あんさんぶるスターズ!前年度の春

朔間零、蓮巳敬人、大神晃牙の三人によるユニット。詳しくは百科記事参照。


■別ユニットのリーダー同士

デッドマンズ結成の後、朔間零は過激で背徳的なユニット「UNDEAD 」のリーダー、蓮巳敬人は伝統を重んじる和風ユニット「紅月」のリーダーとなる。また両者とも夢ノ咲学院での強豪ユニットである。


■五奇人の親玉×生徒会副会長

あんさんぶるスターズ!前年度秋〜メインストーリー

生徒会長ではなくなった朔間零は問題児集団とされる「五奇人」の一人、蓮巳敬人は学院の秩序を守る生徒会の副会長と二人ははっきりと対立する立場になる。その立場自体は学生の間は基本的に変わらないが、時が進むにつれ対立関係は解消していく。


■リズムリンク事務所代表と補佐

あんさんぶるスターズ!!春〜

UNDEAD、Ra✳︎bits、紅月が所属する老舗事務所「リズムリンク」の代表と補佐。!!メインストーリー頃はどちらも代表になるのを渋っていたようだが、現在は蓮巳敬人が代表、朔間零が補佐となっている。


■吸血鬼×坊主 ほか

吸血鬼、魔王、魔物…等のイメージを持つ朔間零と、蓮や坊主など聖職者イメージを持つ蓮巳敬人など、二人の間には様々な対称性がある。洋(海外)×和(日本)、夜闇×暁(アカツキ)、悪魔×天使(スカウト!悪魔の館、スカウト!天使の翼)、断頭台の英雄×革命の脚本家、神様になりたくない天才×主人公になりたかった秀才……

色んな対比を見つける楽しみの多いCPでもある。



零と敬人の呼称まとめ

時期零が敬人を呼ぶ敬人が零を呼ぶ
幼少期、!!御前試合敬くん零ちゃん
!前年度春蓮巳ちゃん朔間さん
坊主朔間さん
敬人朔間さん
おまえあんた
!メインストーリーの一部蓮巳くん朔間零
!メインストーリーおぬしあなた
現在の基本的な呼び方蓮巳くん朔間
おぬし貴様
二人でいるときなどに発生(!返礼祭など)蓮巳くん朔間さん
その他の互いの呼び方親友あのひと、あれ、吸血鬼、(英智と合わせて)幼なじみども、古い馴染み、昔馴染み、友達




あんさんぶるスターズ!!ストーリー



零と敬人が出る、または二人に関係する情報のあるストーリーについて記述しています。ストーリー既読者が確認を取れるようにという意味合いを込め、遠慮なくネタバレをしています。十分にご注意下さい。



メインストーリー

各事務所の『代表』『補佐役』により行われる会議である『サミット』に、敬人と零がリズムリンクの『代表』と『補佐役』として一緒に参加している。零は以前から補佐役についていたが、リズリンの前代表だったベテランが引退したことで、敬人が今回から代表となっている。


これまで補佐役の仕事に乗り気ではなかった零は、敬人が『代表』をやるなら自分もやる気を出すと言う。また零は、自分たち二人が肩をならべることを数奇と評し、「こういうことがあるからこそ、人間は辞められぬ♪」と楽しげな様子である。

二人の様子を見ていたつむぎは、(過去に色々あったから心配でしたけど、割合、仲良さげで一安心です。俺と夏目くんと同じような幼なじみなんですもんね――無理して努力しなくても、きっと息は合っちゃうんでしょう)、と内心和んでいた。(97話)


複雑な情勢に考え込む様子の敬人を揶揄う零に、「……貴様が考えないからだろうが、俺の意のままに、俺の都合の良いように動けとは望まんから、せめて自分がやるべきことはやれ」と言い、零は「心得ておるよ。おぬしも己が抱えるべきでないものまで背負って、身動きが取れなくならぬようにな」「せっかく自由に、笑顔でアイドル活動ができるようになったのじゃろ、『坊主』♪」と答える。

「今さらようやく、昔のあんたの気持ちが正しく理解できた気がする」と言う敬人。(98話)

一連の会話の中で互いへの呼称がバラつき、複雑な関係性を匂わせる。

また、この部分の会話は主に、追憶✳︎それぞれのクロスロードなどで語られた二人の過去を踏まえたものとなっている


零が敬人の内心を読み取って会話し、敬人に「人の心を読むな」と怒られるシーンがある。(101話)


抗争時代の筋書きについて、『fine』が、否、我々が『五奇人』を悪役に仕立てて討伐した、と語る敬人に、零は「わざわざ『我々』とか言いよる……」と不服そうにしている。

 その筋書きを茨が陳腐、と評したのに乗っかって揶揄う零と英智に、敬人は「喧しいぞ幼なじみども」と言い返す。(107話)

敬人が『幼なじみ』と表現する相手は、ズ!時代は英智のみであったが、ズ!!になり零にも適用されるようになったようである。なお、一般的な語義の「幼なじみ」には両者とも問題なく当てはまる。





メインストーリー以外のズ!!関連情報

ズ!時代と比較して、ズ!!は公式からの供給が多く、pixiv百科のまとめが追いつかない状態が続いている。暫定的な処置として、下記にズ!!関連の情報を公開時系列順にリスト化しておく。

ストーリー以外の情報も含まれた当座凌ぎのものであるが、復習や追体験の一助になれば幸いである。

■2019/08/29 ズ!! Music MV vol.2 「Stars' Ensemble!」 公開

51人からの選抜5人に零と敬人がいる。シンメで踊るシーンも。

■2019/09/29 あんさんぶるランウェイ UNDEAD公開

リズムリンク所属判明

■2019/10/14 あんさんぶるランウェイ 紅月公開

リズムリンク所属判明


■2019/10/05-12 舞台「あんさんぶるスターズ! エクストラ・ステージ ~Destruction×Road~」大千秋楽ディレイ配信

2019/12/27 DVD/Blu-ray発売

ズ!軸。詳細は「6.2 舞台「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」シリーズ」の項目参照。


■2019/11/26 アプリ『あんさんぶるスターズ!!Music -ONLY YOUR STARS! Edition-』に「Stars’ Ensemble!」楽曲追加

プレイ可能キャラは零と敬人含めたMVメンバー5人で固定

■2020/03/15 ズ!!リリースのカウントダウンイラスト リズムリンクリーダー集合絵公開

友也をはさんでシンメにうさぎポーズを取る零と敬人


■2020/03/15 アプリ『あんさんぶるスターズ!!』リリース

2020/03/15-20 ズ!!メインストーリー第一章〜第三章まで順次公開

2020/04/11 ズ!!メインストーリー第四章公開

2020/05/11 ズ!!メインストーリー第五章公開

メインストーリーについては、「3.1 メインストーリー」の項目を参照

■2020/05/14 スカウト『スカウト!風来坊』開始

季節:夏。敬人が零のことを話す。零不在の場面であるが「朔間さん」呼びが見られる。その直後には「朔間」呼びをする。


■2020/06/25 英智個人スト「白と黒のティータイム」公開

季節:夏。フィーチャースカウト真緒編の☆3カード 天祥院英智「大人の午後」に付属。敬人に叱られたい零と英智がみられる。


■2020/06/30 Ra*bits新曲イベント『再開*成長見せてハイタッチ!』開始

季節:夏。なずなが零と敬人について続けて言及する。


■2020/07/12 UNDEAD&紅月ツアーイベント『温故知新/継承の御前試合』の予告

【イベント予告】(公式Twitterより)

零と敬人が幼いころに観ていた番組『ばんぱいあ将軍』。リズリンが製作に関わっていたことから、ライブハウスのリニューアル公演で取り上げようという話になり…

2020/07/15 ツアーイベント『温故知新/継承の御前試合』開始

(ストーリー後半公開は2020/07/16 22時 月刊あんさんぶるスタジオ!!放送終了後)

【イベント情報】(公式Twitterより)

幼馴染みがかつて憧れた舞台の上へ。成長し、その背中をまた誰かが憧れ追いかけていくストーリーをお楽しみに!

追憶*それぞれのクロスロードと双璧をなす零敬必修スト。

3年ぶり2度目の零敬お揃い衣装でのシンメ☆5のイベント。

和とジャズを合わせた軽快なイベントBGM、「零と敬人が幼いころに観ていた番組『ばんぱいあ将軍』」というパワーワード、開花前の2年生零と添えられた「朔間…さん!」呼び、2ユニットの特徴を混ぜた和装寄りの衣装を着る2人、開花後敬人の牙や周りを飛ぶコウモリ、イベントロゴに飛ぶ2羽の蝙蝠と絡む十字架の数珠etc.など、告知時点で圧が強い。

SCRは零が黒、敬人が白。アクセサリーがお互いの通常色と交換となる。SCRでは敬人の目の色が変わる。

季節:過去/春(2年前の晩春)→春→夏→秋。

ストーリーはあまりの情報の多さに百科事典まとめが追いついていない。いいから読もう。

ストーリーだけでなくミニトークにも、UNDEADのライブにサプライズゲストで登場する紅月、紅月のランダム写真つきお菓子を集めようとしている零(どこもかしこも売り切れ)、そのお菓子買うために近くのコンビニまで急ぐ零、幼少期の敬人を「かわゆい」「それはもう愛らしかった」と表現する零ほか、情報多数。レア反応パターンも含めて必見。




■2020/07/23 舞台「あんさんぶるスターズ! エクストラ・ステージ ~Destruction×Road~」日テレプラス放送

ズ!軸。御前試合のイベント期間はMusicが7/23まで、Basicが7/24までであり、このタイミングでの放送であった。

■2020/08/17 5周年記念イラスト第3段リズムリンク発表

零と敬人はお互い1人がけソファに座り、向かい合っているような配置


■2020/08/26 雑誌「あんさんぶるスターズ!!SMILE -Summer-」発売

『特製すごろく「夢ノ咲学院編」』が付録。1マス目「窓を見ると朔間先輩が蓮巳先輩を抱えて飛び降りた。(とにかくビックリ!)」からスタートする。


■2020/09/06 敬人誕生日

詳細は「5.1 誕生日ストーリーまとめ」の項目を参照

■2020/10/16-17 御前試合ぶくスタ更新

ぶくスタオリジナルキャラの田中久三郎が登場。零を田中氏に会わせてあげようとする敬人がみられる。


■2020/10/26 5周年展示会「ring for SMILE」開催発表

キービジュアルに各事務所の代表と副代表のマスコットが隣り合って描かれている。グッズも発売。


■2020/10/31 UNDEAD新曲イベント『Howl!魂を燃やす不夜城』開始

季節:夏→秋。ミニトーク開幕1話、零が敬人の話題を出す。ストーリー内で零が敬人について言及。御前試合に繋がるフリあり。自分は一途という零の発言がある。

■2020/11/02 零誕生日

詳細は「5.1 誕生日ストーリーまとめ」の項目を参照


■2020/11/23 音楽イベント「DREAM LIVE -5th Tour "Stargazer"-」開催発表

UNDEAD紅月ともver.ALBA出演であることが判明


■2020/11/24 Music かけ合いオフィスコミュ リズムリンク追加

零が敬人をお喋りに誘う様子がみられる。零と紅郎、零と颯馬のコミュも敬人に関する話題である。

■2020/11/27 藍良誕生日

オフィスの藍良用誕生日ケーキに零、敬人、英智のブロマイドが添えられている

■2020/12/10 アドニス個人スト「腕相撲大会リズリン杯」公開

季節:夏。フィーチャースカウト燐音編の☆4カード 乙狩アドニス「力自慢の優しさ」に付属。疲労困憊で記憶を無くして盛り上がる零と敬人が話の導入となる。スト中も敬人にちょっかいを出し続ける零がみられる。


■2020/12/28 スカウト『スカウト!丑参り(前編)』予告

【スカウト予告】(公式Twitterより)

▽あらすじ

友也の出した企画が通りホラー番組のコーナーを任されるが、目玉にしていた噂が駄目になってしまう。そこに零が妙案が浮かんだと話し始め…

■2020/12/30 スカウト『スカウト!丑参り(前編)』開始

【お知らせ】(公式Twitterより)

撮影はなんとか続行。吸血鬼、霊能力者、元不良でロケを進めるストーリーをお楽しみに!

☆5敬人、☆3零のお揃い和装衣装。敬人の名前は見当たらないが、零の妙案で敬人が☆5になったことは分かる告知。季節:夏。ストーリーは幼少期エピソード公開ほか情報過多な零敬必修案件。読もう。



(■2020/01/01 お正月キャンペーン2021「正月道 -New Year Road-」開始)

■2021/02/15 紅月新曲イベント『一戦!矜持示す天下布武』開始

季節:秋。ミニトーク開幕1話、敬人が零の話題を出す。

■2021/02/16 雑誌「あんさんぶるスターズ!!SMILE -Winter-」発売

雑誌表紙で5周年記念イラスト全体像が公開され、零と敬人の足が非常に近くにあることが判明。書き下ろしショートストーリーでは、敬人にかまい続ける零がみられる。

■2021/03/13-14 TVアニメ「あんさんぶるスターズ!」の全話一挙配信

ズ!軸。第4話の敬人をひたすら見続ける零は一見の価値あり。

■2021/03/21 音楽イベント「ES Music Garden」

(2021/04/02- 映画館にてディレイビューイング)

セットリストでUNDEADと紅月がつづく。新作MCパートで、零のコメントを引き継ぐ形で敬人が話す演出あり。

■2021/03/24 スカウト『フィーチャースカウト零編』予告

開花後イラストの背景に、Bloody Moon(紅い月)を背負っている。敬人の丑参り開花後イラストの背景にも、Bloody Moonが存在する。余談だが、零ソロ曲のタイトルは、「Bloody Moon Vampire」である。

■2021/03/25 スカウト『フィーチャースカウト零編』開始

開花前イラストで零の座るソファは、御前試合の開花前イラストで敬人が寝ていたソファであると思われる。

■2021/03/27 Musicお仕事「大黒湯コラボ」開始

紅月の新曲CD発売記念コラボ。零含め、全アイドルのコラボ関連セリフとオフィス衣装が実装された。

■2021/03/31 fine新曲イベント『ショコラ♥︎甘風そよぐプリマヴェーラ』開始

零の寮部屋背景が判明。零ベッドと英智ベッドの間に七宝柄のパーテーションが存在。七宝柄は仏教に関連のある模様で、紅月練習着にもあしらわれている。

(■2021/04/01 エイプリルフール 宇宙戦争編スト、楽曲「エンドレスヴィーデ」に零が登場)

■2021/04/02,04 音楽イベント「DREAM LIVE -5th Tour "Stargazer"- ver.ALBA」インテックス大阪公演

ズ!軸。UNDEAD紅月とも出演公演がver.ALBAであった。

前半後半ともにセットリストはUNDEADと紅月が連続しており、特に後半は機材調整の時間稼ぎのために紅月の音を引き継ぐ形でUNDEADが登場。

大阪公演共通の幕間トークタイム「アイドルの肖像」には、零と敬人含めた10人のキャラが参列。「我輩らももっと仲良しをアピールすべきかのう」「なぜ俺を見る…」や、一緒に食事に行きたいメンバーとして眼鏡キャラ2名を選んだ敬人に対して「我輩も眼鏡をかけておれば良かったかのう」 「そういう朔間さんはどうなんだ?」など、零と敬人の絡みがある。

■2021/04/04 上記スタライのアプリログイントーク UNDEAD&紅月

零と敬人が最後に並んでコメントする。余談だが、ズ!軸2ndスタライの2018/07/22アプリログイントークは零と敬人の2人が担当であった。

(■2020/04/12 5周年記念アニメーションPV公開→「Walk with your smile Acoustic Ver.」楽曲追加)

■2021/04/14 スカウト『スカウト!あそび部』開始

季節:夏。騒音を注意しに来た寮監の敬人を零が言いくるめて一緒にゲームした、との言及がゆうたよりある。

■2021/04/22 オフィシャルワークス vol.3のサンプル公開

零と敬人がとなり

■2021/04/23 MV衣装「ESMGグラフィックTシャツセット」追加

零と敬人の着方がシャツインで同じ

■2021/04/25 6周年生放送「FUSION 6SESSIONS」放送

昨年度ツアーイベントのMV衣装が実装されることが告知された。御前試合衣装は2021/07/15に実装予定。

ほか、前後半で行われる6周年記念キャンペーンでUNDEAD紅月とも後半SOUL編であることや、スタステ4thでUNDEAD紅月とも8月公演に出演すること、2ユニットの合同楽曲プロジェクト『FUSION UNIT SONG』が開始されることなどが発表された。


■2021/04/26 ホーム新規ボイス「季節の挨拶(春)」追加

敬人の昼のボイスで、ひなたぼっこしているらしい零を心配する様子が聞ける。

複数キャラに桜餅に関連したボイスが追加されており、零と敬人(颯馬のボイスで判明)も桜餅ネタに関わっている。

また、6周年企画#FindYourStarの一環として、同日公式Twitterにアイドルが高速で入れ替わる画像をタップし狙ったアイドルで停止させる、というゲーム要素のある投稿あり。零と敬人は連続で表示される。

■2021/04/27 なずな誕生日

Ra*bitsメンバーに混じり、零と敬人がお祝いメンツ

■2021/04/29 音楽イベント「DREAM LIVE -5th Tour "Stargazer"- ver.ALBA」幕張メッセ公演

幕間トークは大阪メンバーと総入れ替えとなったが、セットリストは大阪と同様


■2021/05/03 6周年FUSIONIC STARS!!キャンペーン

日替わりユニットミニトークの紅月の日。ロックについて紅郎に「蓮巳の旦那はそっちの経験もある」と言われ、目を逸らして「俺の一時的な経験」と答える敬人がみられる。

■2021/05/30 スカウト『スカウト!ツツジ燃ゆる』開始

☆4零。またも和装衣装。そして同時期開催イベント、紅月&流星隊ツアーの特攻スカウトであった。季節:夏→秋。部屋に飾ってあるツツジを見て、敬人との幼少期の思い出をつむぎに語る零が見られる。それ以外でも敬人ことを考え名前を頻回に出す。読もう。ほかに零が飲む飲み物として煎茶、番茶、緑茶と日本茶アピール、昔は眼鏡をかけていたアピールもしている。日本茶関連発言はクロスロードでも。


■2021/05/31 紅月&流星隊ツアー『『SS』編/2nd Stageサブマリン』開始

季節: 秋→冬。☆3敬人。敬人より自身の幼少期について「俺には目を離すと死にそうな乳児の如き幼なじみや、毎日でも語り合いたい友がいた」との発言がある。


■2021/6/15 シャッフルイベント『SHUFFLE×Ringが誘う鐘の音』開始

☆4敬人。季節:秋。ブライダルをテーマにしたシャッフル。翠の兄が近所に住む幼馴染みたいなひととの結婚が決まったことからストーリーは始まる。

シャッフルユニットメンバーがお互いの初恋について話合う場面があり、真緒の「幼稚園のころに同じクラスにいたひとりの女の子がかわいいなって思ってて?そのころはよくわかんなかったけど、いま考えるとそれが初恋だったのかなぁって……」発言を受けて、敬人が「ふっ。そういうことなら俺にも覚えがあるな 幼いころ、檀家のところのお孫さんがちょうど俺と同じ歳くらいでよく寺の裏にある山で遊んだりしたな。まぁ、初恋というには拙すぎるかもしれんが」と発言する。英智は初耳と。

敬人の考えたプロポーズの言葉は「……俺に甘い結婚生活をあまり期待は——ごほん、すまん、つい厳しい物言いになってしまうな だが貴様はそんな俺のことを理解してくれて、あまつさえ、肯定してくれる 俺はそんな貴様の優しさを嬉しく思っている 俺も普段から素直に想いを伝えられたらと思うが……。性格柄難しいかもしれん だが、俺だけ優しさに甘えてばかりは公平さに欠けるだろう だから、なるべく伝えられるよう善処する これは俺からの誓いだ——これから苦楽を共にするのだから いつも支えてくれて、ありがとう ひとりでは叶えられない夢を、ふたりで叶えるために……これからも共に一歩ずつ歩んで行こう…愛している」であった。

MVでは悪魔と関連ある場所であるバージンロード(aisle)を歩く敬人が見られる。


■2021/07/15 Music ツアー衣装のMV衣装セット追加

UNDEAD、紅月&MaMの「御前試合衣装セット」がダイヤショップに追加された。敬人の牙もしっかりある。


■2021/08/09 Music ライブチャレンジ 2wink 開催

初めて上下フリックが登場。紫が上で緑が下。小ネタ。


■2021/8/15 UNDEAD&2winkツアーイベント 『『SS』編/5th Stageサンドストーム』

☆4零。和装。


■2021/08/28-29 音楽イベント「Starry Stage 4th -Star's Parade-」開催

スタライに引き続き、前後半ともにUNDEADと紅月は連続して登場する。2021/08/29にはサプライズゲストとしてデッドマンズが登場。デッドマンズ専用衣装で「Death Game HoIic」を熱唱した。2021/08/28の公式Twitterの告知画像はリーダー6人集合イラストで零と敬人は隣。


(■2021/08/31-09/02 あんスタチャンネル企画『あんスタオンライン花火大会』

ほか、同年の夏キャンペーン「一攫千金!宝探し!」 零も敬人も一度も成功しなかった)


(■2021/09/06 TVCMキャンペーン『あんスタ刑事』 そのTwitterアカウントで零のことを記載した手帳が載る)


■2021/09/06 敬人誕生日

ミニストーリーは昨年と同様。詳細は「5.1 誕生日ストーリーまとめ」の項目を参照。


■2021/09/25 6周年生放送「FUSION 6SESSIONS」後編 SOUL編 放送

フュージョンユニット第五弾は『UNDEAD×紅月』であることが発表された。曲名は『PERFECTLY-IMPERFECT』。作曲は紅蓮華の作曲者。CDジャケットには紅いコウモリや紫色の月も2021/04/25の前編 LOVE編で、『PERFECTLY-IMPERFECT』と思われる楽曲が一部だけ聞ける。

2021/12/09 アプリ内イベント『FUSION LIVE』で初公開&同日音楽CD『FUSION UNIT SERIES 05』発売。


■2021/09/28 6周年キャンペーン後編SOUL編 開始

6周年記念スカウトSOUL編では同じグループA(後編6ユニットリーダー集合バナーで中央隣同士)。アプリ内のSOUL編キャンペーンバナーは零と敬人の2人。


■2021/10/08 Music UNDEAD楽曲追加IMMORAL WORLD

「IMMORAL WORLD」については「6.1 ユニットソングCD」の項目を参照












あんさんぶるスターズ!ストーリー



零と敬人が出る、または二人に関係する情報のあるストーリーについて記述しています。ストーリー既読者が確認を取れるようにという意味合いを込め、遠慮なくネタバレをしています。十分にご注意下さい。



メインストーリー

第五十八話が、零と敬人のゲーム内初会話となる。敬人は零のことを「朔間さん」「朔間」と呼び、零は敬人のことを「蓮巳くん」と呼んでいることが確認できる。以降のメインストーリーでも数話で会話を交わした。

ここで注目すべきは、敬人の零への二人称が「あんた」「あなた」である点。「貴様」が基本的な二人称である敬人の新たな一面が見られた。



挑戦!!願いの七夕祭

季節は夏(7月)。第四話、生徒会室にて敬人と英智の会話の中で自身らの卒業について触れる。

入退院を繰り返す英智を案じる敬人に、英智は「僕は君のお友達とちがって留年などしないよ」と発言。それに対し敬人は「『友達』というのは、朔間のことか。古い馴染みというだけだ、あいつはあいつで今年こそ卒業してくれるんだろうな。」と答え、公式にて初めて零と敬人が友人関係であることを仄めかした。



スカウト!エージェント

季節は冬(12月)。第二話、弓道場で敬人は真緒に生徒会絡みの指示を出す。

その後の会話で、真緒が「お互い幼なじみには苦労させられますね~?」と言う(真緒の場合は凛月、敬人の場合は英智)。それに対して「おまえの幼なじみといえば、朔間の弟のほうか。吸血鬼に関わると、ろくなことにはならんぞ。これは、経験者としての忠告だ。貴様も難儀な星の下に生まれてしまったようだな、衣更?」と意味深な返事をしていた。

敬人が過去、零に何かしら苦労をさせられていたことがうかがえる話である。



衝突!思い還しの返礼祭

季節は春(3月)。三年生の卒業を間近に控え、返礼祭からはドリフェスの主体が三年生から下級生になるのだが、零がリーダーを務めるUNDEAD、敬人がリーダーを務める紅月、ともに引継ぎ関連の問題で、返礼祭への出場が危ぶまれていた。


敬人はユニット唯一の下級生颯馬を案じ、もうひとりのユニットメンバー鬼龍、颯馬のクラスメイトのアドニス、偶々三人のやりとりを見ていた転校生の四人で神崎の様子を見に自宅へ向かおうという話になるが、その途中敬人は何かに気づき、突然「急用ができた」といって一人離れる。

向かった先は書架整理で立ち入り禁止の図書室。そこにはアルバムを眺める零の姿があった。

敬人が「零が図書室にいるのを見つけて図書室に出向いている」こと、また零が、図書室側からも敬人の姿が見えていたことがわかる発言をしているのは注目ポイントであろう。


図書室内での会話は、肩を揉んでほしいと頼む零に、敬人が「自分でやれ、俺にはもう、貴様の介護をしてやる理由がない」とあきれた様子で断ったり、おすすめの本を選んでやろうかという敬人に「え~、蓮巳くんのチョイスは玄人向けじゃからのう……。」と困惑したり。

更には「ちっこい文字が読みづらい」から眼鏡を貸してほしいという零に、敬人は『年代物の高級品』である眼鏡を貸した。

この二人、メインストーリーで対峙していたとは思えないほど仲が良い様子である。


卒業間際の寂寥感にかられた零が眺めていたアルバムには、かつて零と晃牙と敬人が『ユニット』を組んでいた頃の写真があった。ここで、ゲーム内ではじめて三人が、過去に同じユニットにいたことが明言された。ユニット名はデッドマンズ。現在のUNDEADの前身ともいえるユニットである。

また、会話内(詳細は返礼祭「斜陽の前/第三話、第四話」)で、自身を過去の遺物として見切りをつけてしまっている零に対し、敬人が「自分が誰とも関われない、絵本の登場人物のようなものだと思いこんでいるからか?」「あんたは他人と一定の距離をとり、誰の人生にも深い入りしないでいるつもりだろうが、それはあんたの勘違いだ、罪ですらある。……だから大神は怒ったんだ」と苦言を呈すると、「『俺』のことも説教するつもりか、坊主?」と圧倒したことから、『当時』は敬人を「坊主」と呼んでいたであろうことが窺えた。


「……朔間さん、少し考えていることがある。付き合ってくれ、いいや無理やりにでも巻き込んでやる」

敬人は零に、『デッドマンズ』の一時的な復活を提案。オリジナルメンバーではなく、零、敬人、紅郎、の四人で新生デッドマンズとして後輩を鼓舞させるためにユニットを組み、ステージに立った。



スカウト!ロビンフッド

季節は秋。第五話、弓道場に突如現れたレオと敬人が過去を懐古する会話をしている。

レオと敬人曰く弓道場は「治外法権」。敬人が生徒会の職権を乱用し、弓道場を校則が適用されない無法地帯として、当時弓道場を根城にしていた「悪逆の限りを尽くしたアホども」をレオと二人で成敗したらしい。

そんな経緯からレオは「後輩たちには、こいつはクソ真面目な堅物って印象なんだな~?」と意外そうに発言。「昔はけっこうヤンチャだったくせに♪ ほら、『デットマンズ』とか名乗って暴れてたじゃん? レイとかと一緒に! 何で解散しちゃったんだ、あの作風は好きじゃないけどおまえらのことは大好きだった♪」と、零と共にいた頃の敬人に好感を持っていたことを明かした。その際、敬人は「その名前は忘れろ」と言っている。


追憶*集いし三人の魔法使い

このイベントで、零が元生徒会長であったことが判明した。

敬人は、永らく書類だけの存在であった生徒会を復活させた。そして英智曰く「今の生徒会長とうまくいっていない」状況下で、英智を新たな生徒会長にすげ替えようとしているらしい。


また、一年前の姿の零と昔の口調でつむぎと会話の中で「しかしまぁ、『坊主』も苦労しているっぽいな。言うことを聞かない主人公に振り回されて、四苦八苦しながら筋書きを修正している。苦労してんのが文面から滲み出ているよなぁ、だから『やめとけ』って言ったのにさ」と、坊主(前述の返礼祭の会話より推測するに敬人)のことを危ぶんでいる。



招福*鬼と兄弟の節分祭


季節は冬(2月)。

メインは朔間兄弟と双子。蓮巳は☆3であり、零と敬人が直接会話をしているのは「比翼連理 第三話」だけだが、様々な部分に二人の過去に関する伏線が張られている。特に追憶✳︎クロスロードに関係する部分が多くあると見られ、非常に重要なストーリーである。


大豆について

節分という行事ということで大豆の話が各所で出てくるが、大豆は敬人の苦手な食べ物として他のストーリーでも非常によく言及される。アレルギーではなく我慢すれば食べられるとの事だが、気分が悪くなるというほどなので相当に苦手のようである。しかし節分祭では生徒会のメンバーに好意で福豆を差し入れられたため、きちんと年の数分食べている。

中盤では夢ノ咲抗争期に夏目が敬人への嫌がらせで作ったという「大豆ガトリング砲」も登場する。なお節分祭においては使用者は凛月で被害者は零であった。

また、敬人が大豆を嫌いになった理由についても節分祭後半にて語られており「吸血鬼の手のひらの上で踊らされて、一生分の恥をかいた」という事だが一体何があったのかは未だに明かされておらず、零敬における重大な謎の一つである。

なお節分の行事内容に見られるように元来「大豆が苦手」なのは「鬼」である。魔を払う意味があり精進料理などとも縁の深い大豆を「寺の息子」が苦手としているというのは何らかの意味が含まれているのだろうか。


デッドマンズ

節分祭ストーリーの中で唯一二人が直接会話する「比翼連理 第三話」にて、デッドマンズや現在の二人の関係の描写がある。現在「デッドマンズ」についての情報は極力消し潰している、と言う敬人に零は「過去の記録は消せても、思い出が失せたりはしない」と語る。五奇人を弾圧した自分が零の身内だと知られると立つ瀬がないという敬人の発言からは二人の関係がお互いの感情だけで完結する単純なものではなく、生徒会と五奇人という夢ノ咲の歴史における確執や学院内での社会的な影響があるものだという意識が伺える。しかし別に「あと、単純に恥ずかしい」と付け加えるあたり、敬人の素直な本音も見えた。そうして二人残った夕暮れの保健室で何を語ったのかは二人のみぞ知るところである。


追憶シリーズに関する要素

節分祭ストーリー内には夢ノ咲の過去、追憶シリーズに関連する要素が各所に見られる。特に零と敬人においては追憶✳︎それぞれのクロスロードと合わせて読みたい。

ストーリーの公開順は節分祭→クロスロードだが時系列ではクロスロード→節分祭なので、この二つのストーリーを対比させると伏線とアンサーが同時に存在するような面白みがある。

「朔間先輩の仕込みならたぶん全員が笑顔で思いっきり楽しめてめでたしめでたしで終われるはず」と零を信頼する真緒だが、零は真緒の知らない裏の計画を進めていた。その零の協力者の一人が「表向きには零と関係の薄い人物」である敬人である。また兄が苦手だと公言し、攻撃していたはずの凛月も協力者となっている。凛月も敬人も零にとっては「昔と変わり拗れてしまった関係」だが、その二人と零が協力する部分にそれぞれの変化が窺える。そうして「すべてが終わってしまった後に、愛おしいものの残骸を抱えてめそめそ泣くのは御免じゃ」と語る零が「誰かの為に仕掛け人となって動く物語」が節分祭である。

葵兄弟について「アイドルとしての成功と、個人的な幸せが紐付いていない、それが不協和になる」とあるが、それはかつての朔間零と重なる。敬人が提示した「革命の主人公」あるいは世を救う神様のようなアイドル像は零の個人的な幸せとは離れたものであった。

自分に関して「どうも誤解があるようじゃのう」という零。自分はいつも何故か世のため人のために働いていると思われがちだが、それは己が善良であるが故ではなく「人間に恋をしているから」だと語る。その感情から身を粉にして尽くしてしまうことも自覚しているが、「しかしいつまでもおぬしの味方だと思われては困る」自分は手強い敵にもなるのだ——そう語る零。この一連の台詞がまさに朔間零の在り方であり、クロスロード以後における行動ともリンクする部分である。

また敬人の方も「朔間さんは人類のすべてを救えるヒーローじゃない」と零について語っている。人々を救済する役割をたったひとりの人間に求めるのは残酷なことだと説きながら「否、最初からそれを弁えていれば話は違っていたんだろうな」と自省するような発言もあり、彼らの過去を知るとより重みを感じられる部分である。

「後輩に甘いというか、縋られると振り払えないのは貴様の難点」と指摘する敬人だが、しかし逆に「零に縋っても振り払われたのは敬人だけ」であり、それを知っていて「どうして俺だけは駄目だったんだ」と内心思っていた事が「温故知新 継承の御前試合」にて明かされた。


学院内のイベントで言えば節分祭は大きなものではなく、葵兄弟の為の物語である。しかしながら革命期以降立場的に敵対してしまった零と敬人が協力し、また「零が主体となって敬人がサポートをする」という形の計画は「かつて実現しなかった夢物語」のメタファーとも言えるのではないだろうか。



スカウト!拳闘の四獣

季節は冬(2月)。節分祭後。

登場はストーリーに敬人が出る程度だが、晃牙とひなたの会話の中で「(零と蓮巳は)無駄に仲が良かった気がする」という台詞がある。



撮影!ぽかぽかアスレチック

季節は春。返礼祭後。二人の直接的な会話はほとんどないが、「(その場にいる全員含め)また会おう」という趣旨の会話をした。きっと彼らには明るい未来があるだろう。



追憶*それぞれのクロスロード

季節は1年前の春。デッドマンズ結成と解散に関する物語がメイン。

学院に革命を起こしたいと奔走する敬人は、「昔なじみのよしみ」「お前(敬人)への好意から」生徒会長の席に座っている零を利用し、地下ライブハウスを学院の不良がたまり場にしている問題を片付け生徒会の名を挙げようとする。しかし想定外の事態が多く起こり、作戦は失敗してしまった。零は敬人の思惑を見抜いた上で、「あんまりおまえの考えには同意できない」「危なっかしくてみてらんね~し……自ら断崖絶壁に向かうおまえを制止したいと思う程度にはお前が大事だ」と話す。庇護欲を抱いている。


「それでも、悪魔に魂を売ってでも叶えたい夢があるならさ……。そこまでの覚悟なら、条件つきだが手を貸してやってもいい」

一度だけ、地下ライブハウスの問題を解決するためのことのみを条件に、零は敬人に従うという。そこで敬人は、「地下ライブハウスでライブバトルを行い、同じチームで参加する。出演者は優勝者の言うことを聞くルール」という策を講じる。これが「デッドマンズライブ」である。

途中までこの策は上手くいくが、零が敬人たちのチームから抜けたことで崩壊、助けを求めた敬人を、考え方の相違から零は突き放すこととなり、二人の道はたがえることとなった。


またこのイベントで、学院に入る前からの付き合い」の詳細(出会い)が敬人の口から語られた。

寺の息子である敬人は親の手伝いをしていた際、葬儀場や墓場を散歩する浮世離れした美貌の少年(零)に出会う。聡明で人を惹きつける才能のあった零は、幼い頃から大人にまで助言を求められていたらしい。しかし、自分と英智以外の子供を見下していた節のあった敬人は、零にどうにか勝ちたいと論戦を吹っかけていたそうだ。それを零は「ただの友人として接してくれていた」と恩を感じていた。

そのため「暇つぶし」という理由もあったが、敬人への恩返しとして生徒会長を引き受けたようである。


ちなみに、当時の零の敬人への呼称は「坊主」のみと思われていたが、「蓮巳ちゃん」や「敬人」とも呼んでいたことも判明した。



デコレート♡深紅のショコラフェス

季節は冬。バレンタインライブとして行われるショコラフェスだが、硬派な和風で通っている紅月には鬼門のイベントだった。そこで、UNDEADから『ファンが思わずドキッとするような』パフォーマンスを教えてもらうことになる。

練習初日、不安そうな敬人に紅郎が「大丈夫だ、『UNDEAD』みたいなパフォーマンスができるかどうか心配なんだろうけど。昔はできてたんだし、今もできるだろうがよ」と言って「その話はするな、思い出したところで参考にはならん」と返されるという、デッドマンズを匂わせる場面があった。

零が講師役を薫に一任したこともあってか、零と敬人の直接的な会話はないが、敬人が「ば、ばきゅ〜ん……♪」などとファンサを練習しているのと同じレッスンルーム内に零がいたことは確かである。



生け贄◆不死者たちの復活祭

季節は春(と、1年前の夏)。DDDの後、UNDEADと2winkの復活、それに零の儀式を兼ねたライブの企画書を提出するために零と晃牙は生徒会室を訪れる。S1でUNDEADに苦い思いをさせられたからか、2人の姿を見て敬人は「いったい何の用だ?まんまと革命を起こされて、泣きべそをかいている俺たちを嘲笑いにきたのか?」と言ったり、意識して零を「朔間」や「貴様」と言っている様子が伺える。そんな敬人の様子を見てか、零は復活祭を差別化する話の際に「その道の先導者たる『紅月』を見習い、温故知新、旧きものと新しきものの融合を試みようと思っておる(中略)何なら『紅月』も一緒に出演するかや?」、「赤ペンを握りしめてどんどん採点をしておくれ、誤りがあればバッテンをつけて、正しい答えを示してほしい」などとご機嫌取りをしている。そして敬人はわかりやすくノリノリになった…。


さて、企画書の提出には零だけで十分だったが、なぜ晃牙がついてきたのか。それは、晃牙が零と活動出来ることをまだ現実として実感できてない不安からと、敬人になら零が隠している真意を話すかも知れないと思ったからである。(「あの連中(零と敬人)が本気で頭を使って隠し通そうとしたら、俺様には見破れね〜んだけど」) …が、その連中は晃牙とその場にいた颯馬を生徒会室から追い出す。「俺様たちを追い出して、ふたりでこっそり内緒話でもしたいのかよ?」実際、晃牙はデッドマンズライブ中の零と敬人の会話が騒音で聞こえておらず、よくわからないままデッドマンズが駄目になってしまったと思っているので、そう思ってしまうのもしょうがないのだ。ちなみに、デッドマンズのライブは1回だけではなかったことが判明した。


また、敬人は朔間の一族や儀式について詳しく知っているようである。

儀式とは、春の収穫物に準えられた若者の血を次期頭首である零が飲むという、朔間一族が定期的に行っているものだ。知らない相手の血は飲みたくないということから、生贄は零の知り合いから選ばれる。

生贄役をやれるのは一人一回のみ、晃牙は既に生贄経験済み、アドニスは両親と朔間一族の関係上表立って生贄役にしづらい、薫には断られ……と生贄役の選定に難儀する零。しかし、これらの問題が無く生贄になれそうな敬人には頼まなかった。儀式の実施含め企画の相談はするにもかかわらず、である。

一方敬人は「人の生き血を飲む」という中々に尋常でない儀式をただの世間話かの如く自然に受け流している様子。想定外の事態に弱い、風紀を厳しく取り締まる…といった普段の敬人から考えるとあまりにも不自然である。極めつけに晃牙からの「(朔間一族について)テメ〜なら知ってるだろ」というセリフ。

上記および零と敬人が幼馴染という事実と併せて考えると、敬人は既に生贄を経験している可能性があると考えられるのではないだろうか。



スカウト!悪魔の館

季節は春。凛月につむぎと仲良くしている様子を見せつけられ、そんなに眼鏡が良いのか!我輩だって似合う!と錯乱した零が「ちょっと生徒会室に行ってくるっ、『坊主』から眼鏡コレクションを奪う!」と叫ぶシーンがある。

また、コミックワールドと合わせて読むと「凛月と仲良くする人物(敬人、つむぎ)」に対する零の反応の相違が分かり、興味深い。



スカウト!コミックワールド

季節は夏。敬人、紅郎、転校生が武道場で話していたところ、いつの間にか外では暴風雨が吹き荒れていた。

奏汰に呼ばれ、屋上で薫のサーフボードを救出して武道場に戻るとそこには雨宿りしている凛月が。自分らしさについて語る敬人への「それって兄者の受け売りかなぁ、『敬ちゃん』?」という発言は、スカウト!悪魔の館を汲んでのものであろう。「敬ちゃん」と呼んで懐いてくる凛月に、仲良しだと思われるからその呼び方をやめろと敬人が言うと、凛月が「え〜、仲良しじゃ〜ん?兄者と敬ちゃんは喧嘩して縁が切れたけど、俺にはべつに関係ないし〜?」「俺と敬ちゃんが仲良さげにしてると、兄者が複雑そうな顔をするから愉快だしねぇ……♪」と返してきたことから、現在の敬人に対する零の複雑な感情が窺えた。

その後紅郎が転校生を家まで送りに行ったため武道場に残された敬人、凛月、奏汰。妙な面子に間が持たず、困った敬人が「(共通の話題がない。強いて言うなら、『朔間さん』の恥ずかしい話でもすれば盛り上がるんだろうが)」などと思案する場面がある。

ちなみに本スカウトで実装された敬人のLive2Dは、全衣装の中で唯一のモーション付き(背後にバラが咲き髪の毛から水が滴る)という非常に気合の入れられたものであり、必見。



コーラス☆始まりのオペレッタ

季節は翌年度の春。【オペレッタ】の調査結果を話す為に落ち合った真緒、晃牙、凛月。

調査担当の真緒によると情報提供元は敬人らしい。【オペレッタ】は朔間兄弟に関する案件なのになぜ敬人が知っているのか不思議に思う晃牙は「卒業後、朔間先輩と仲直りでもしたのかよ。そうだったらまぁ…普通に、俺様としても『良かったな』としか思えね〜けどさ」と言う。それに対して真緒が「ほら『例の事務所』でさ、『紅月』と『UNDEAD』はーー」と言いかけ、晃牙が「そっか、同じとこで働いてたら情報も入るよな」と納得する場面があった。

紅月とUNDEADが同事務所である可能性が初めて示唆された瞬間である。

また零が己の子供時代を、本ばかり読んでいて蓮巳くんなどを笑えぬぐらいに頭でっかちだった、と回顧するシーンがある。




キャラストーリー

鬼退治(敬人のキャラクター別ストーリー)

季節は夏。敬人が学校から家に帰ると、そこには寺の建物に忍び込もうとしている葵兄弟が。どうも夢ノ咲学院の七不思議のひとつ『呪いのビデオ』がこの寺にあると零から聞いて来たらしい。件のビデオカセットが蔵にあることを思い出した敬人は、二人にそれをやる代りに不審行為のお仕置きがてら蔵掃除を頼むのだった。

しかしこの「お仕置き」、お風呂、晩ご飯、アイドルの仕事の紹介付きである。仕事の紹介について「貴様らは暇にしておくとろくなことにならん。そのあたりは、やはり朔間によく似ている」とこぼすと、ゆうたから「……?副会長って朔間先輩と仲良しでしたっけ、そんな口ぶりですけど」と意外そうな反応が帰ってきた。「以前はな」と濁したものの、ひなたからは「な〜んか副会長は俺たちみたいなのの対処に慣れてる感じだ。ほんと朔間先輩と昔は仲良しだったのかも」と、何かを察したようなセリフが発せられた。

普通っぽいことをあまりしてこなかった葵兄弟には、このお仕置きと称したお泊まり会のような展開が嬉しい体験となったようだ。もしかすると、零はかつて自分が蓮巳家に入り浸っていた経験から、双子にもそういった体験をしてほしくて送り込むようなことをしたのかもしれない。




ストーリー関連その他

幕開け!夢ノ咲サーカス

零と敬人が同じ話に登場するが会話イベントはなく入れ替わりのような形で登場している。しかし、おそろいの練習着がカードになっている。

スカウト!梅雨の華

※ここでは梅雨の華にて零の語る『ある友人』が敬人である前提で話を進めています(ストーリー公開当時は3年の眼鏡キャラは敬人しかおらずそう判断する他なかった経緯)。現在は「スカウト!ビブリオ」が公開されており、零に眼鏡を貸したのはつむぎであるということが明かされていますが、当時の零敬の記事の記録として残してあります。

季節は夏(6月)。零は失せ物を探すべく転校生とともに曇り空の外を歩いていた。

「ある友人から、雨の音を聞きながら読書をするのは乙なものだと聞いて、そこまで言うならと実行してみたんじゃが」と、雨の中、傘を差しながら本を読み、その際に借りた眼鏡をなくしてしまったらしい。 「ちっこい文字を書いてある本を読むためにわざわざ眼鏡を借りて、なくすとは友人に合わせる顔がない……」とまで気にする発言までしている。

眼鏡を見つけた後に、軽音部メンバーと顔を合わせた際、晃牙が「吸血鬼ヤロ~に友達なんかいたのかよ。妄想の友達は友達とは言わね~ぞ?」というのに対して留学していた頃の友人の他、夢ノ咲学院にも友人がいるということを伝え、「どうも、わんこにはそう見えなかったようで残念じゃのう~」と語った。これは、ユニット抗争時代同じユニット(デッドマンズ)に所属していた敬人が晃牙にとっては零の友人に見えなかったことを悲しむような発言ともとれる。また、零に犬扱いされたことに憤った晃牙が、零への攻撃を止められ、標的を零の持つ眼鏡に変えたのだが、「もし眼鏡を壊したら、わんこといえど容赦せぬぞ?」と殺気を発し引き下がらせた。

また、同ストーリー内で、転校生に対して友はいるか?と尋ね「友は大事にせいよ……などと我輩が言えた義理ではないんじゃがな……」と苦笑いを浮かべながら意味深な発言をしている。

スカウト!賢者の導

衣装での、首元のケープのアニマル柄が、返礼祭の零が腰元につけていたアニマル柄の布と酷似している。(また、頭に被っている帽子も返礼祭の衣装(ジャケット)と同じような配色になっていた。)

また、クロスロードで公開されたデッドマンズ衣装もアニマル柄である。






ミニトークなどイベント以外のストーリーについて


誕生日など、通常イベント以外の期間限定ストーリーなどについてまとめています。



誕生日ストーリーまとめ


大神晃牙の誕生日(2017年)

  • 大神晃牙 誕生日のお祝い/蓮巳敬人

晃牙の誕生日会場で「馬鹿騒ぎしている連中がいると匿名の連絡が入ってな」「まったく、こういうことなら普通に呼び出せば良いものを。相変わらず度し難いな、あのひとは」と言う敬人。注目すべきは、零が敬人に晃牙の誕生日祝いへ来てほしいと思ったこと、しかし実名ではなくあえて匿名で呼んだことであろう。実名は出せなくても、ちゃんと三味線まで用意しているいじらしい面も描かれた。

ちなみに前述の台詞ではせっかく「あのひと」とぼかした表現をしていたのに、その直後に「あの吸血鬼め……」と言ってしまう敬人であった。本当に隠す気があるのだろうか?とすら思わせる詰めの甘さである。


朔間零の誕生日(2017年)

そもそも敬人が、たった8つしかない零の誕生日祝い枠に入ったことがまず感慨深い。

以下3つのショートストーリーは繋がった内容のため、まとめて記載する。

  • 朔間零 誕生日プロデュースコース

転校生からレアなショットを所望された零は、デッドマンズで写真を撮ることを閃く。転校生に晃牙を呼ぶよう頼み、自分は向こうで渉たちに絡まれて居心地が悪そうにしている敬人を連れてくると言う。黒歴史だと無かったことにせず、むしろ新しい思い出を作ろうとする零のデッドマンズに対する今の気持ちが窺い知れる。また同時に、零の誕生日パーティーに来そうなメンバーを考えれば最初から立場的に居心地が悪そうな事はわかっているだろうにきちんと出席したうえ、すぐに帰らずにその場に留まっている敬人にも注目したい。

  • 朔間零 誕生日のお祝い/蓮巳敬人
  • 朔間零 誕生日のお祝い/日々樹渉

誕生日会場に来た敬人が五奇人に囲まれて『五奇人 feat.蓮巳敬人』で大豆をテーマに即興ライブをさせられそうになっていると、零がやって来てデッドマンズで写真を撮ることになる。


蓮巳敬人の誕生日(2020年)

  • 蓮巳敬人 リズリンお誕生日パーティ/朔間零

2020年版誕生日イベントは事務所別で誕生日の人の所属ユニットメンバー+αの五人がお祝いに来てくれるというもの。紅月は3人なので残るお祝い枠は3人、事務所所属人数も少なめなリズムリンクということで、きっと朔間零は来るだろう……多分……おそらく……と憶測する中、朔間零はしっかりとお祝い枠に入っていた。

特注の眼鏡拭きと眼鏡ケースを持って。

特注の眼鏡拭きと眼鏡ケースである。蓮巳敬人が常日頃から生涯の伴侶と言ってはばからない「眼鏡」をケアする眼鏡拭きと保護するケース。しかも特注。「我輩なりに蓮巳くんを思って選んだものじゃ」

重い。

どうした?と突っ込みたくなるところだが、この二人の会話に突っ込みを入れる人は画面に存在しない。

「……思ったよりも実用的だな。ありがとう、大事に使わせて貰う」

敬人も敬人である。朔間零が特注した眼鏡ケースと眼鏡拭きに対して実用的だなと言ってさらりと受け取る、それが蓮巳敬人。しかし最初不審がっていたわりにはプレゼントが気に入ったようで、大事に使ってくれるそうである。この数年の関係の変化が現れているような誕生日ストーリーであった。


朔間零の誕生日(2020年)

  • 朔間零 リズリンお誕生日パーティ/蓮巳敬人

無事に蓮巳敬人の誕生日を終えたものの、朔間零の誕生日お祝いの自由枠は二人。果たして特注の眼鏡ケースと眼鏡拭きのお返しはあるのだろうか?と見守る中。

「来てくれると思っておったぞい♪」

この自信、これが朔間零である。

心配していたこちらが馬鹿らしくなるほどの余裕で零は敬人を迎えた。匿名で晃牙の誕生日(※自分の誕生日ですらない)に呼び出したりなどしていた頃を思うと感慨深い。これが!!からの朔間零という事か。

「俺の誕生日に祝って貰ったからな」と返す敬人。二人の誕生日ストーリーがしっかりと繋がっているという事実にも注目である。

そしてその敬人からのプレゼントは万年筆であった。

「丁寧に使えば長く使えるだろう」と言って渡す敬人だが、その万年筆の手入れと言えば「頻繁に使うこと」である。それを知っていてかそれとも単にそうしたいだけなのかその両方なのか「早速今日から使わせてもらうとしよう♪」と笑顔の零。更に「万年筆は使うほどに手に馴染むというしな」と敬人が言う通り、使用者の癖が付くことで書きやすくなる万年筆は「他人にあまり貸さない方がいい」とも言われており、総合すると①頻繁に使って欲しい且つ②他人に貸さない方がいいもの、を敬人はプレゼントした事になる。

それは何かのアピールなのか?と勘ぐりたくなるような気持ちにもなるが、しかしこれを一切何の他意もなくやりそうなところが敬人でもある。真意はわからない。

何にせよ、零と敬人の二人がお互いに誕生日を祝いあい、プレゼントを贈りあったという事は間違いなく事実という衝撃の2020年誕生日イベントであった。





他メディア関連


ユニットソングCD


零と敬人が関わる楽曲について


■Death Game HoIic

二人が過去に組んでいたユニット、デッドマンズの曲。

追憶✳︎それぞれのクロスロードのストーリーを思わせるような歌詞でもあり、激しいロック調の曲である。

「あんさんぶるスターズ!ユニットソングCD3rdシリーズ06.UNDEAD」及び「アルバムシリーズ05 PRESENT-UNDEAD-」収録


■茜路の邂逅

蓮巳敬人のソロソング。"古い友人"に向けた想いを歌うバラード。

PASH!2019年11月号の「あんスタ!」アルバム全力レビュー第2回にて作詞の方が「"古い友人"は英智だけを思い浮かべているわけではなく、広い意味での友情を意識している。歌詞に「丘」という言葉が出てくるのは「クロスロード」のストーリーのイメージによるもの」という旨の発言をされている。蓮巳敬人の"古い友人"、作中で明言されているのは英智のほかには零しか存在しない。

「あんさんぶるスターズ!アルバムシリーズ04 PRESENT-紅月-」収録。


■IMMORAL WORLD

TVアニメ「あんさんぶるスターズ!」ED曲の1つで、UNDEADの楽曲。アニメED曲は「ユニットの個性」に立ち返ることをコンセプトとしている。音楽プロデューサーの方より、IMMORAL WORLDについて「『デッドマンズ』の頃の名残があるようなイメージで仕上げました」と解説がある。以上は、雑誌『Febri Vol.58 巻頭特集 TVアニメ「あんさんぶるスターズ!」』にて確認出来る。

「TVアニメ『あんさんぶるスターズ!』 EDテーマ集 vol.1」収録。


■UNCHAINED CHANGE

零、敬人、千秋の三人で歌う舞台版オリジナル曲。CD音源にはなっておらず、現在聴くことができるのは「舞台あんさんぶるスターズ!オン・ステージ Destruction×Road」BD及びDVDのみ。歌詞も同ディスクのブックレットに記載。(詳しくは舞台の内容にも関わる為、舞台欄にて後述)


■Black Ball-Room

零、敬人、晃牙、紅郎の四人(表記はデッドマンズwith紅郎)で歌う舞台版オリジナル曲。上記のUNCHAINED CHANGEと同じくCD音源にはなっておらず、現在聴くことができるのは「舞台あんさんぶるスターズ!オン・ステージ Destruction ×Road」BD及びDVDのみ。歌詞も同ディスクのブックレットに記載。(詳しくは舞台の内容にも関わる為、舞台欄にて後述)




舞台「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」シリーズ


(株)マーベラス主催の2.5次元舞台。2020年秋現在シリーズは8作出ており、9作目の上映が予定されている。(以下「あんステ」と表記)

特に朔間零及びUNDEADがフィーチャーされる「Destruction×Road」追憶✳︎それぞれのクロスロードのストーリーを含む舞台であり、零と敬人の関係性も多く描かれている。

また、蓮巳敬人及び紅月がメインとなる舞台はまだ出ていないが、シリーズを通し出演回数は非常に多い。

舞台版ではゲーム内ストーリーを舞台用に編集するため、一部ストーリーの変更がある。また脚本及び演出や役者のキャラクター解釈なども加わり、ゲームと同じストーリーでもまた違う印象を受けるなどの面白さがある。


以下はピックアップタイトルの紹介。


■あんステ(第一弾はサブタイトルなし)/Take your marks!/To the Shining future

!メインストーリーが原作の三部作。トリスタに味方する反生徒会側の零と生徒会側の敬人の対立期。特に第一弾でのUNDEADvs紅月の対バンの舞台演出が見事で、その前後の火花が散るような応酬も見どころである。


■Destruction×Road

UNDEADをフィーチャーした舞台であり、第一幕は追憶✳︎それぞれのクロスロード、第二幕は出航!海上の海賊フェスのストーリーをメインに構成されている。出演はUNDEAD、流星隊、紅月の三ユニットのみで、その為ストーリーにいくつかの変更点がある。

なお最初に公開されたUNDEAD版PVは海賊フェス衣装がメインで、最後に数秒のみ青ネクタイの零と思しき人物が映るだけというものだった。これは追憶の匂わせ……!? 一瞬でも昔の話がある可能性が!?とざわついた界隈だったが、蓋を開けてみればなんと第一幕が丸々追憶だったという衝撃の展開であった。

また海賊フェス版メインビジュアルと共にクロスロード版メインビジュアルも公開されており、BDとDVDのパッケージもリバーシブル仕様となっている。

ストーリー内で零と敬人の二人が一緒に歌う曲は既存デッドマンズ曲「Death Game HoIic」舞台オリジナル曲「UNCHAINED CHANGE」「Black Ball-Room」の三曲。

「UNCHAINED CHANGE」はライブハウスに乗り込んだ零・敬人と、不良たちの前で歌っていた千秋の三人での即興ライブで、零と敬人にとっては唯一の制服ライブでもある。

作詞家の方によれば夢ノ咲学校指定曲的なものをイメージしており、生徒が皆知っている曲という設定。(そのため三人での即興ライブが可能だったと思われる)また「飛び抜けたパワーワードよりも安定感のある普遍的なポジティブな歌詞だが、でもある種のカリスマが歌うことにより特別な意味を持ってしまいそうなギリギリの線を狙った」と本人Twitterで語っている。即興ライブの為、三人の振りはかなりバラバラだがそれぞれの個性の出たライブパフォーマンスとなっている。

「Death Game HoIic」はデッドマンズライブでの一曲目。ゲーム版のクロスロードで公開されたデッドマンズユニット衣装でのライブであり、マイクスタンドを使った激しいパフォーマンスが印象的。なおUNDEADの一曲目である「Melody in the Dark」もマイクスタンドパフォーマンスがあり、デッドマンズがUNDEADの前身である事を意識しているのかもしれない。

「Black Ball-Room」はデッドマンズに紅郎が加わった四人でのライブ。純粋な荒々しさのある「Death Game HoIic」とはまた少し違う激しさのメロディックなロックとなっている。零と敬人の「勝負の場」の曲であり、ステージ上で四人それぞれの想いが交錯する様を描くようなライブである。特にダンスパフォーマンスは必見。見ればわかる。

作詞家の方によるとタイトルはBlack Ballで反対投票を意味し、さらに曲調からのBall-Room(舞踏室)を掛けており、Black(闇)に包まれて誰と踊っているかも分からない状態をイメージしているとの事。またそれに呼応するBlack Mirror Ballという言葉は星を放てない夢ノ咲の現状とも語っている。(本人Twitterより)

また、この三曲のライブパフォーマンスのほかに敬人が「朔間さん仕込みの三味線」を披露する場面もある。晃牙との対バン、からアドニスも加わっての三楽器異種セッションも見どころ。

二幕は海賊フェスのストーリーとなり、UNDEADと流星隊がメインのストーリーに。しかし舞台キャスティングの都合上、ゲーム本編ではプロデューサーが着ぐるみを着て手伝う部分が颯馬に変更になっている。そのため一幕で道を分かった筈の敬人が「朔間から頼まれごとをしていてな……」と語り出すことになり、いつのまにか普通に交流している様子で妙に微笑ましい感じになっている。

そのほか、公演以外では舞台公式Twitterで二年生の零と敬人が販促を担当するなどの演出があった。






その他


ズ!軸にて零と敬人の絡むストーリーまとめ

!メインストーリー

58話零と敬人初会話
60話
61話2人だけの会話
62話
71話結果発表にて
73話退場シーン
87話零が敬人の名前を出す

!イベントストーリー

七夕祭-晴れのち雨4話敬人が零の名前を出す
エージェント-聖夜の秘密指令2話敬人が零の名前を出す
返礼祭-斜陽の前3話図書室にて
返礼祭-斜陽の前4話2人だけの会話
返礼祭-贈る言霊2話デッドマンズとして(会話はなし)
ロビンフッド-王と愉快な仲間たち5話レオがデッドマンズについて語る
追憶*3人の魔法使い-灰は空に帰す3話零が敬人の名前を出す
節分祭-連理比翼3話二人の会話がある
節分祭-エピローグ敬人が自らのトラウマに関わる吸血鬼、及び零について語る
四獣-3話晃牙が二人の仲について語る
四獣-エピローグ①二人の共謀について晃牙が語る
ぽかぽかアスレチック-エピローグ二人の会話がある
クロスロード必須スト! 読んでください!!
深紅のショコラフェス直接のやりとりはないが、ユニットぐるみで一緒に練習している
復活祭-Regeneration6話二人が会話する
復活祭-Regeneration7話二人が会話する
復活祭-Regeneration8話二人が会話する。晃牙が二人の仲に言及する
復活祭-Reincarnation1話クロスロード後の二人の関係性を見ることができる
復活祭-Reincarnation6話敬人が零の教育について語る
復活祭-Reincarnation7話敬人が朔間の家の一族や儀式について詳しい様子を見せる
悪魔の館-2話零が坊主から眼鏡を奪うと言う
コミックワールド-6話敬人の話を凛月が、零の受け売りではないかとと評する
コミックワールド-8話場つなぎに零の恥ずかしい話を披露しようと考える敬人がいる
流星の篝火-二年前、ヒーロー未満4話敬人が零について悩んでいる
流星の篝火-一年前、ヒーロー失格6話クロスロードで零から学んだことを敬人が話す
流星の篝火-一年前、ヒーロー失格13話敬人が零について語る
オペレッタ-Brothers5話零の企てるオペレッタについての情報を敬人が漏らす
オペレッタ-Birthday8話零が過去の自分を振り返るのに敬人を引き合いに出す


ズ!軸の時系列まとめ

  • 追憶*それぞれのクロスロード<過去春>
  • 追憶*3人の魔法使い<過去春→秋>
  • メインストーリー<春>
  • 復活祭<春>
  • 七夕祭<夏-7月>
  • ロビンフッド<秋>
  • エージェント<冬-12月>
  • 鬼と兄弟の節分祭<2月>
  • 拳戦の四獣<2月>
  • 返礼祭<春-3月>
  • アスレチック<3月>



ズ!軸の小ネタ

追記(零敬と直接的な関連が明示されているわけではありません。二次創作などを楽しむときのヒントになれば幸いです。)


■ズ!メインストーリー

むかし『やんちゃ』だったころに作った学院のマスターキーを零が持っていることが判明するのはここ


■敬人キャラクターストーリー 『鬼退治』

敬人が自由に使える防音の蔵が蓮巳の寺に以前から存在することが判明するのはここ


■零キャラクターストーリー 『神々の戯れ』

零の「好きなひとに格好良いところを見せたかった」が見られるのはここ


■イベント 『宵の宴♪バンドアンサンブル』

凛月の「(お兄ちゃんみたいに、大好きな子を永遠に繋ぎ止めておけるような魔力は、甲斐性は俺にはないし)」が見られるのはここ


■イベント 『輝石☆前哨戦のサマーライブ』

■イベント 『コーラス☆始まりのオペレッタ』

御前試合前に、真緒との幼なじみ関連トークで「零ちゃん」「れいちゃん」が見られるのはこのふたつ

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました