プロフィール
概要
本作のメインキャラクターの一人。15歳でバーゼル理科大学の修士課程にある年若き研究者。
銀髪を切りそろえ少女の様な顔立ちをした中性的な人物。どこか人を寄せ付けない雰囲気を持つ。
武器はパルスガンと導力ドローン。専門とする研究分野は導力ドローンの運用と研究だが物理工学、生体工学の研究助手などもしており天文学にも思い入れを持つ。
幼少期に共和国の導力革命の母であるエプスタイン教授の三高弟の一人、ラトーヤ・ハミルトン博士に引き取られ彼女を実の祖母のように慕っている。
自称は男ではあるがどこか性別がはっきりしておらず、装備品は男性用をしておりアニエスにときめいたりしながらも、ヴァンを始め一部の者から性別を問われたり、サウナや温泉には誰もいない時間帯に胸を隠して入ったり、上半身裸のヴァンを見て動揺するなど、どことなく女らしい(?)描写が見られるが…
ハミルトン博士をグランマ(お祖母ちゃん)と慕い クロンカイトやエスメレーのことも兄姉同然に慕っている。しかし、実の家族に関しては何も語ろうとせず、特に親に関してはトラウマでもあるのか、懐疑的な面もある。
最終章で過去のトラウマをえぐられたカトルは一人称が「わたし」と「僕」の二つを使っており、更に両親に関するトラウマを持っていることが判明。
ヴァンに対して言ったある発言から彼と同様の関わりがあったのではないかと思われる。
対人関係
ヴァン・アークライド――バイト先の所長。バーゼルの一件で性別を疑われた事から当初は冷たかったが、事件を通じて信頼するようになる。
アニエス・クローデル――当初彼女にときめく姿が見られており、同年代と言う事もあり仲間になってからもメンバー内では結構親しくしている。
アーロン・ウェイ――秘密に気づかれていないのか、男として接してくる。そこ自体は好ましく思っていても、下ネタには着いていけない。
ラトーヤ・ハミルトン――敬愛するグランマ(祖母)。天文学や導力化学の恩師として慕い、現在は彼女の家の留守を守っている。
ヤン・クロンカイト、エスメレー・アーチェット――兄弟子と姉弟子。ハミルトン博士含めて家族同然の付き合いで、二人を実の兄姉のように慕っている。
デビッド・キャラハン――バーゼル理科大学の天才教授。ハミルトン博士からも高い評価を得て、彼の指導を受けたこともあり『先生』と呼ぶほどに慕っている。が、担当する研究で彼が行き詰まってからはすれ違っていき、死別することになる。
ジスカール――バーゼルにあるジスカール工房の工房長。ハミルトン博士が大学を出て以来カトルを気に掛け、カトルも『親方』と慕っている。
関連タグ
ティータ・ラッセル…彼と同じエプスタイン教授の三高弟の祖父と師を持つ若き天才。