CV.村田太志
概要
カルバード共和国の工学都市バーゼルに籍を置く天才研究者。ラトーヤ・ハミルトン博士の直弟子の一人でもある。
七耀暦1208年時に兵器開発で同じく天才のデビッド・キャラハン教授を退けて以来、軍の兵器開発の主流の位置に立っている。
人物
第一印象は無愛想の一言に尽きる。が、気難しそうな印象に反して研究者としても講師としても人格に問題はなく、あくまで自分の研究に熱心なだけである。また、コーヒーに拘りがある。
実際にバーゼルで人づきあいは普通に出来ており、研究関係の教えでは敢えてテストを出して解答させ、直接教えるのではなく道筋を示すスタンスでありカトルに助言もしている。
同じハミルトン門下のエスメレー・アーチェットとカトル・サリシオンからは「ヤン兄」と呼ばれるほどに慕われ、ハミルトン博士共々家族同然の付き合いをしている。二人の前では表情が柔らかくなり、実の兄弟のように仲が良い。
兵器開発で負ける形で退いて以来、行き詰まったキャラハン教授からは目の敵にされていたが、才能そのものは彼を含めてバーゼルの誰もが認めるものであり、また彼自身もキャラハン教授に敬意を抱いていた。
バーゼルの事件解決後、ロイ・グラムハート大統領が推進するゼクー宇宙軍基地開発計画に参加するべく首都イーディスに拠点を移す。