CV:関智一
概要
マシン帝国バラノイア皇子。皇帝バッカスフンドの息子。
いたずら好きで、非常にワガママ。幼い反面、人間をオモチャ同然の遊び道具としか思っておらず、時に冷酷な作戦を立案する。両親のイチャイチャしている様子を見て呆れることもある。
父・バッカスフンドがオーレンジャーに敗れた後、台頭してきたボンバー・ザ・グレートとの皇位継承の決闘に敗北して死亡。遺体(頭部)は皇妃ヒステリアと共に宇宙に追放された。
だが、宇宙で辛うじて生き延びていたバッカスフンドのエネルギーによって復活し、カイザーブルドントへと成長する。
劇中描写から、バッカスフンドと体の構造が一緒であることが分かる。
驚くと凸状のカメラアイが飛び出す。目からはビームが出るが、成長してからは使わなくなった。
余談
名前の由来は冥府の神プルートウ+ブルドック。モチーフもブルドッグ。
デザイナーの阿部統氏によれば、「アメリカ映画に登場する『主人公の隣に住んでいる金持ちで嫌な男の子』をイメージした」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。
声を演じる関氏は『ブルースワット』のコズマ役での特撮デビューを得て、今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となり、以降もスーパー戦隊シリーズで何度か出演する常連となる。