概要
「私は手柄よりも人を殺れるのがいいのさ。戦争なんだからね」
CV:大塚智子
ドレイクが第二陣として召喚した地上人の一人。
アイルランド出身のロックシンガーで、逆立つ赤髪と青いメッシュが特徴的である。
攻撃的な性格をしており、バイストン・ウェルでの戦争をゲームのように楽しんでいた。試験的に与えられていたドラムロ以降はレプラカーンに搭乗し、最期まで愛機とした。
上述のセリフの通り、功名心<人を殺す快楽という快楽殺人狂的な一面を有しており、功を逸って失態を繰り返したり、それを糧に(いい意味でも悪い意味でも)成長したトッドやバーンに比べると人間味に欠ける為、どうにも感情移入しにくく、ダンバインにおける「悪意」を体現している人物の一人と言える。
その悪意のオーラ力の増大は留まるところを知らず、地上に出てからは、ギリシャ軍を取り込み、「現代のジャンヌ・ダルク」とまで言わしめ、エレからは「巨大な悪意」と恐れられるほどであった。(ちなみにエレの祖父であるフォイゾン王はジェリルに討たれて戦死、母のパットフットは自分達を捕らえに来たジェリルの部下に殺されているという因縁を持つ。もっとも作中ではエレがそれらの事実を知ることはなかったが)
作中で初めて「ハイパー化」したキャラであり、最期はビルバインのオーラキャノンでコクピットを撃ち抜かれるが、それ以前にオーラ力の暴走により死亡していたと思われる。