解説
CV:佐々木るん
ミの国の王女。
ピネガン王の娘で、ラウの国王フォイゾン・ゴウの孫娘にあたる。
世間知らずで好奇心旺盛、マイペースな少女であったが、戦いに巻き込まれて成長せざるを得ない状況へと陥っていく。「霊力」と呼ばれる独特のオーラ力によって、予言や邪悪なオーラを感知することができる。その為、ジェリルがハイパー化する際にはそれを事前に感知して危惧していた。
ミの国がドレイクに攻めこまれて父が戦死したため、ラウの国に身を寄せることになる。フォイゾン王の死後は、ラウの女王として反ドレイク側の旗頭として戦う。地上に出た際、使者としてゴラオンを訪れたソ連の青年将校トルストールに想いを寄せるが、その直後、トルストールは戦死。
その衝撃から一時落胆し、責任を放棄して泣き暮らすが、マーベルとキーンの叱咤で立ち直り、女王としての務めを果たすようになる。
最終決戦の際、ハイパー化しかけた黒騎士のガラバをそのオーラ力で抑え込むが、結果全てのオーラ力を使い果たして命を落とした。(トルストールを戦死させたのは黒騎士なので、ある意味命を賭けた意趣返しである)
同じく反ドレイクの旗頭たるシーラが(本人が意識的にそうあろうとしているのもあるが)その佇まいや言動から如何にも「女王」然としていて、やや近づき難い印象なのに対し、前述のトルストールとの淡い恋の話やもとはマイペースで好奇心旺盛な性格だったということもあり、どこか庶民的で親しみやすい印象の女王様である。