ロゼッタ&チコ
ろぜったあんどちこ
概要
第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』から登場するファイター。
その名の通り、『スーパーマリオ』のキャラクターであるロゼッタとチコがコンビを組んで戦う。
ファイター番号は48、通り名は星の旅人。
特徴
通常必殺ワザ | チコシュート |
---|---|
横必殺ワザ | スターピース |
上必殺ワザ | ギャラクシージャンプ |
下必殺ワザ | アイテムキャプチャー |
最後の切りふだ | パワースター(for)、グランドスター(SP) |
簡単に言えば、ピクミン&オリマーとアイスクライマーの要素を合わせたようなファイター。
通常必殺ワザ「チコシュート」による遠隔操作が大きな特徴。
チコの攻撃力はかなり低めだが、ふっとばし力は全体的にロゼッタよりも上なため、撃墜を狙う際にも頼りになる存在。
そしてチコ自身は撃墜されても何度でも復活する。
ロゼッタは身長が高いため自身のやられ判定が大きい。その上反重力的で落下速度が遅い上にふっとばされやすく、空中での挙動も緩やかなため着地を狩られやすいという大きなデメリットを持ち合わせている。また、どのワザも威力が低く、決定打となるワザも反確なのものが多く数自体も少なめ、狙える機会も少ないものが多い。
そして緊急回避は消える挙動ではあるが、無敵判定や移動距離などの性能自体は並。ダッシュの動作はパルテナやクラウドのように前のめりで浮遊しながら移動していくスタイルとなっている。
しかし、体の大きさはデメリットだけでなく、ワザのリーチの長さに繋がっており、中距離からの攻めが得意。そして発生の早いワザを多く取り揃えているため近距離でも強く、つかみはマリオと同じ最速組。各空中攻撃も判定が強く打ち勝ちやすいものが揃っている。
また、チコの存在のおかげで全キャラ中最も防御性能が高く攻撃を受け辛い。
決定打の乏しさと自身の軽さ・大きさから、乱闘ではチコの各ワザとロゼッタの上スマッシュ攻撃、上空中攻撃、下空中攻撃を上手く活かさなければ、勝利をつかむことは難しい。
遠隔操作ができる環境なら積極的に狙うことも大事。
大切な人のために星になることを幸せに感じているチコにとって、大事なママであるロゼッタを守るためには、どんな手段を選ぶことも辞さない。
経緯
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
参戦ムービーはカービィがワープスターに乗ってレインボーロードに乱入するシーンから始まる。
そこから「『カービィのエアライド』新作か!?」「マリオカートにカービィ参戦か!?」と騒がれていたとか。
最後の切りふだは、巨大な星を呼び寄せ、そこから小さな星を連射させる「パワースター」。
一見弱そうな切りふだに見えるが、「ロゼッタ自身は動ける」「パワースターのヒットストップがかなり強い」という二点のおかげで、意外にも撃墜はとりやすい。
崖際に逃げているファイターを蹴落とすのを目的に使うこともでき、逃げているファイターをつかめた際にはパワースター側に投げて最後の大爆発を当てるように立ち回ることもできる。
また、パワースターの内部にファイターを取り込むことができれば、150%以上という規格外のダメージを与える。当然、全ファイターの最後の切りふだ中最高火力。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
通常空中攻撃が「ロゼッタループ」に変わった他、下必殺ワザ「アイテムキャプチャー」でアイテムを直接自身に装備させるようになった。
チコは体力が減った代わりに、復活するまでの時間が短縮+参加人数に応じて変化するようになった。
最後の切りふだではパワースターの代わりに「グランドスター」を掲げるようになった。
ダメージが下がった代わりに、周りにいるファイターを吸引する効果が追加されている。
余談
ピーチとデイジーのドレスは原作からかけ離れたド派手なものだが、ロゼッタのドレスは原作からそのままグレードアップしたようなものになっている。
汎用のものが合わなかったのか、勝利ファンファーレは『スーパーマリオギャラクシー』のタイトル画面で流れるBGM「Overture」のアレンジとなっている。
カービィがコピーした場合は、呼び出したチコがすぐに消滅するため、純粋に反射不可な飛び道具として使用することとなる。