概要
重機動スーパーメカノイド ガオガイガーが放つ主兵装。マジンガーZのロケットパンチ等は遠方の相手に拳を放とうとすれば、マニピュレーターと燃料噴射器を用いて、何の工夫もせずに加速度だけで与えようとすると反動で自身が破壊され、燃料が切れれば役にも立たない理論的には危険極まり無い諸刃の剣である。それらと異なり、人間工学的設計を全身の各部分に施され、機体の回転運動を使い、右の下腕と拳が互いに逆方向に高速回転させながら、弾道部はステルスガオーのエンジン部でもあるGSライドを備え付けられている為に、エネルギーに於いては無尽蔵に近い形ながら供給可能で、十分な加速力を伴い殴り込む様に放つ事にある。之はゾンダーロボが放つバリアシステムをも破壊し、内部動力炉のプラズマを封じ込める磁場形成する効果を持つ。ガオガイガー本体から離れた拳がゾンダーや原種に同化吸収されないのは、内部でGパワーを含んだGリキッドが高速回転で撹拌されている為、結果的に後述のブロウクンファントムよりも機界新種の「物質昇華」に対してある程度の耐性を得た。
宇宙行動仕様であるスターガオガイガーや次世代モデルであるガオファイガーでも引き続き使用可能。
ブロウクンファントム
ファントムリング、プラス!
ステルスガオーⅡの右舷ブースターポットに搭載されたファントムリングを用いて、より貫通力を高めた「ブロウクンファントム」にパワーアップ。原種相手に十分通用する威力を持つが、リングを破壊され能力付与を失うリスクも伴う。
ガオガイゴーは開発経緯の理由から同機を採用している。
ガオファイガーも通常のブロウクンマグナムの使用は可能だが、胸部のリングジェネレーターで生成したファントムリングを装着することで、ブロウクンファントムを実体型リングを装着せずに放てる。エネルギーが続く限りは何度リングが破損しても再発生が可能であり、更にビーム形成されているのでファントムリングの効果範囲をある程度調整可能と、より改良されている。
ブロウクンマグナム(ジェネシックマグナム)
原型であるジェネシックガオガイガーではジェネシックマグナムを放つ。下腕から先が飛んでいくのではなく、手首から先が飛んでいく。カインの遺産である為に半永久的に動き続けエネルギーの持続力と耐久力は持たせられている。
関連タグ
ギャラクティカマグナム:トンデモボクシング漫画「リングにかけろ」に登場した必殺技。強化版がギャラクティカファントムであり(ただしマグナムが右手の技でファントムが左手の技)、ブロウクンマグナム・ファントムの名前の元ネタと噂されている。
D・マグナム:『ガオガイガー』OPとよーく見比べてみよう!