概要
蒼穹のファフナーEXODUSより登場した、人類軍の最新鋭ファフナーの一つ。メガセリオン・モデルの後継機として開発された、大隊指揮官用の特殊モデル。
人類軍ファフナーの中でも屈指の機体性能を誇るものの、ジークフリード・システムによるクロッシング維持やシステムからのフィードバックによって各機の状況把握を行うため、パイロットへの負荷が激しい。また、メガセリオン・モデル同様、シナジェティック・コード形成時の大きな心理的重圧も掛かるため、パワーズ・モデルやドミニオンズ・モデルに比べてパイロットが非常に限られる機体。
空戦型と陸戦型でカラーリングが異なるが、ペルセウス中隊所属機はスカイブルー、アルゴス小隊所属機はブラックで統一されている。
他の最新鋭モデル同様にコアが搭載されており、またジークフリード・システムの採用によって高いワーム耐性や対読心・同化能力を持つ。しかしながら、コアの搭載に伴ってそれまでのコア非搭載型ファフナーに無かった同化現象の発症というデメリットが生まれてしまったため、連続した搭乗にはアクティビオンなどの同化拮抗薬の投与が不可欠となっている。
他モデルに比べて適性が高く経験を積んだパイロットが搭乗することから、大隊指揮官機には部隊のファフナーが同化される危険などを考慮してフェンリルの遠隔発動権が与えられている。
機体には固有の認識コードが登録されており、他ファフナーに対する発砲などの攻撃がロックされることで戦闘時における同士討ちを防止している。しかしながら機体認識コードを維持したままファフナーを同化するディアブロ型の登場によって、「交戦規定アルファ」発令時のみ他ファフナーへの攻撃が許可されている。
名前の由来は、無数の目を持つ上位三体天使第3位「座天使」。クロッシングによる機体管制の役割を持つ本モデルを踏まえたネーミングとなっている。
装備
実弾ライフル
実弾タイプの弾丸を連射するガルム44と同タイプのライフルで、トローンズ・モデルの基本兵装。ダスティン・モーガンのような熟練のパイロットであれば、一撃でフェストゥムのコアを撃ち抜くことができる。また、オプション装備として銃身の上下に合計４門のミサイルユニットを装備することも可能。
アームクロー
左腕に装備された大型のシールド。先端にクローが取り付けられており、スカラベ型の強固な個体防壁を破ることも可能。また、隠し武器としてビーム弾を発射する暗器を内蔵している。
狙撃銃
ダスティン・モーガンが使用した、レーザー式の狙撃銃。これを用いてノートゥング・モデルを狙撃、回収した。精密な射撃が可能ではあるが、スタンドに載せた状態で使用したり、本体とは別で動力を確保する必要があるために取り回しの良さに欠ける模様。前線へと出る際には、装備を実弾ライフルへと切り替えている。
メデューサ（仮）
ナレイン・ワイズマン・ボースの乗機であるサンダルフォンが使用した、Alvis製ファフナーが使用するメデューサと同型の大口径ビーム砲。陸戦機の肩部装甲に備えられたアタッチメントに装備する。
ベヨネット
刀身を展開することでプラズマ弾による射撃が可能な兵装。
本来はドミニオンズ・モデルの基本兵装だが･･･
種類
ラファエル
機体コードRAPHAEL。基本カラーはライトグリーン。
空戦型。背面に棘のような6基のスラスターを装備し、マークジーベン以上のスピードで飛行することが可能となっている。主なパイロットは、ダスティン・モーガン、ペルセウス中隊転属後のアイシュワリア・フェイン。
サンダルフォン
機体コードSANDALPHON。基本カラーはブラウン。
陸戦型。スカート状アーマーの形状が空戦型と異なるほか、肩部に装甲板が増設されている。主なパイロットは、ナレイン・ワイズマン・ボース、ハインツ・ビットナー、マルティス・ゴールドなど。
THE BEYONDでは･･･
陸戦型サンダルフォンが独立人類軍第56ファフナー大隊の隊長機として登場。
べノン側の機体としては未登場。搭乗条件の厳しさ故にソルダートでは乗れないと思われるが･･･
公開された最新PVにて、ペルセウス隊カラーのサンダルフォンがマレスペロの乗機として登場した。機体のスラスターはザルヴァートル・モデル同様に青白く発光し、装備したベヨネットからは春日井甲洋のマークフィアー改 アバドンのSDPに酷似したワームソードを展開するなど、これまでに登場したトローンズ・モデルに見られなかったポテンシャルを発揮した。
関連タグ
蒼穹のファフナー 蒼穹のファフナーEXODUS メガセリオン・モデル アイシュワリア・フェイン ナレイン・ワイズマン・ボース
