概要
アイトヴァラスとも呼ばれるリトアニアの伝承に伝わる魔獣、蛇の精霊、あるいは神。
その姿は場所によって様々に変化するとされ、屋内では黒猫や雄鶏、屋外では小型のドラゴンやしっぽが燃えている蛇などの形態をとっているとされる。
アイトワラスは悪魔から自身の魂と引き換えに購入するか、7歳になった雄鶏の卵から生まれてるという方法で手に入れる事ができるといわれているほか、いつの間にか家に棲み付いている場合もあるらしい。
居着いている家を裕福にしてくれるという幸運を運ぶ福の神のような存在で、その対価は“オムレツ”というだけという大変ありがたい存在である………。
創作での扱い
真・女神転生Ⅴ
種族は「邪龍」。
小型の竜のような姿をしており、尻尾の先が炎で燃えている。
関連タグ
単なるありがたい存在な訳はなく、3つの入手方法のうち2つがどう見ても真面な方法ではない事からも察しが付くが、アイトワラスが所有者を裕福にしてくれる方法というのがよそ(大抵の場合被害を被るのは隣家)から牛乳や穀物、金品を盗んでいる為というとんでもないやり方だったしする。しかもアイトワラスが一旦居座ると追い出すのは困難だというオマケ付きである。
なお、ある伝承によれば教会で清めた蝋燭でアイトワラスを照らしたら消滅したというものがあるが、これがアイトワラスを追い出す有効な手段かについては不明。
そのため上記の『真・女神転生Ⅴ』でも、種族はDARK属性の「邪龍」である。