概要
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に属するスパイダーマンを主役とする3つの映画の総称。
副題に「ホーム」が付いていることから、こう呼ばれる。
監督は全作通してジョン・ワッツが手掛けている。
ただし、この略称は公式には使われていないものであり、一部のファンが便宜的に考え出したものに過ぎないので注意してほしい。
シリーズ一覧
特徴
シリーズを通しての特徴として、まず過去の実写映画版スパイダーマンシリーズ(サム・ライミ版、アメスパ)と異なり、ピーター・パーカーが現役高校生であることが挙げられる。
これにより、青春映画の要素が強く出ており、甘酸っぱいラブコメディや、親友や級友とのからっとした爽やかなシチュエーションが多くみられる。
また過去のMCUシリーズのモブキャラクターの再登場も、他のMCU作品に比べて多い。
『ホームカミング』では、『インクレディブル・ハルク』で大学生だったロジャー・ハリントンがピーターの学校の先生として再登場、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』でキャップの仲間の一人ジム・モリタを演じたケネス・チョイがジムの子孫でありピーターの学校の校長のモリタで登場した。
『ファー・フロム・ホーム』では、『アイアンマン』に登場したスターク社の科学者ウィリアム・ギンター・リヴァが再登場した。
加えて、サム・ライミ版スパイダーマンから、J・K・シモンズ演じるJ・ジョナ・ジェイムソンが『ファー・フロム・ホーム』に、アルフレッド・モリーナ演じるドクター・オクトパスが『ノー・ウェイ・ホーム』に登場した。
配給にSONYが関わっているからか、いわゆる「芸能人声優」が少なく、アニメで活躍する専業声優・アイドル声優の起用が多いことも特徴と言えるだろう。