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Windows11の編集履歴2021/11/20 18:42:33 版
編集内容:内部バージョンについて

概要

Microsoftが開発しているOSで、Windows10の後継。

Windows10が発売された当初、「Windows10はWindowsの最後のバージョンである」と言われており、それ以降はWindows10の大型アップデートが主流となって新OSの開発は行われなくなるはずだった。だが2021年にWindows10Home/Proのサポート期限、10Xの開発中止が発表され、同時に次世代OSを匂わせる発表を行った。さらに同6月15日にWindows11β版のスクリーンショットがネット上に流出し、OSのISOファイルもアップされ、後にMicrosoftが権利削除を行ったため、その存在が確実視されるに至った。

そして2021年6月24日(日本時間では25日)に開催されたイベントにてWindows11が正式発表された。

2021年10月5日に正式リリース。

内部バージョンは10・Server2016・Server2019・Server2022と同じNT10.0となっている。

旧OSからのアップグレード

Windows10からの無料アップグレードに対応することが発表されている。

また、Windows7~10のプロダクトキーがあればライセンス認証が可能であることが判明しており、7以降のプロダクトキーを持っている人は無料で11を使用することができる。

特徴

タスクバー

今までタスクバーアイコン(スタートボタンやアプリ)が左寄せだったが、今回はデフォルトで中央になっている。設定変更で今までのような左寄せにすることは可能。

なお、これは開発中止になったWindows10Xと同じ特徴である。

Androidアプリとの互換性

Android互換環境を搭載しており、Windows11からMicrosoftStoreにてAndroidアプリをダウンロードし、パソコンにインストールすることができるようになる。

Arm版Windowsとの互換性

Arm版Windows(ARM64)でもx64版アプリが動くようになった。これまでのArm版Windowsは対応アプリがほとんどなかった(アプリをARM64向けに書き換えなければならないため)ので普及が進まなかったが、ARM64とx64の共通基盤が整ったことにより、Snapdragonなどスマホ向けSoCを搭載したWindowsパソコンの普及が期待される。同一のバイナリにx64とARM64のコードを混在させることができるため、開発者は性能が求められる部分からArmのコードに書き換えを進めればよい(かつてMacintoshが68KからPowerPCへの移行時に使った手法と似ている)。

システム要件(x64版)

ようやく32ビット版がなくなり、64ビット専用となった。

最小要件備考
CPU2コア1GHz以上当初から要件が緩和された※1
メモリ4GB以上
ディスク容量64GB以上
システム ファームウェアUEFI、セキュアブート対応レガシーファームウェアは不可※2
TPMバージョン 2.0
グラフィックカードMicrosoft DirectX 12 グラフィックスデバイス(WDDM2.0ドライバー付き)GeForce400Series以降の対応
ディスプレイ9インチ以上で8ビットカラーの高解像度(720p)
その他Microsoftアカウントとインターネットアクセスライセンス認証に必要

※セキュリティ機能を重視し、Intelの第8世代Core及びAMDの2000番台(APUは3000番台)以降のプロセッサがサポート対象となっている。

後に緩和が検討されたが、第7世代Coreの一部が追加された程度に留まっている。

※2自作PCの場合、最新のパーツを使用してもBIOSを使っていることがあるので注意が必要。近年のメーカー製PCの場合、内部構成をいじっていなければ大体は対応している。

余談

前述の通り、非常にシステム要件が厳しくなっている。しかし、裏ワザを使えばサポート対象外の古いPCでもインストール可能。

しかし、Microsoftは自己責任としており、WindowsUpdateが受けられなくなる可能性があるとしている。

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