概要
使用者は戸坂玉悟。
全日本TOPビーダー選手権の一回戦で瀬戸内バイキングに勝利した報酬としてJBA本部から送られてきたデータを元にバトルフェニックスをベースに改造して作られたPI-EXビーダマンである。
しかし送られた理論をはじめとするデータはDr.タマノの予想以上に複雑だったため、
二回戦までには間に合わず、完成度50%の未完成状態で試合に出ることになってしまった。
(だが、その状態でもバトルフェニックスと同等の性能を持っている)
そして始まった二回戦でチームガッツが我猛トキオ率いるヴァンクィッシャーズの猛攻に苦しめられる最中、Dr.タマノからロケット便で完全版にするための追加パーツである新キャノンサス『メガキャノンウィング』と新ホールドパーツ『アストラルシステム』が届けられ、コンバットフェニックスはそれらを装備することで完成版であるコンバットフェニックスパーフェクトモードとして完成したのである。
そのパワーショットは普通に撃つだけでもタマゴのパワーショットを止めたバーニングアトラスのハンマーショットを難なく弾き飛ばし、キャノンショットで撃てば(発泡スチロールのように脆い人工のものとはいえ)岩を木っ端微塵に吹き飛ばし、八点射のハンマーショットすらも弾き飛ばすといった凄まじい威力をバトルで発揮した。
特徴
作中で登場した初のPI-EXビーダマンなだけあって、EXフレームと呼ばれるパーツを中心に組み立てられており、デルタシステムが更に発展したアストラルシステムというホールドパーツが搭載されており、デルタシステムは逆三角形を描く三本の爪だったのに対し、アストラルシステムは、逆五角形を描くように五本の爪が備わっている。
不死鳥との別れ……そして蘇る不死鳥
全日本ビーダー選手権で二世代前のフェニックスがそうだったように、コンバットフェニックスも全日本TOPビーダー選手権の決勝戦の最中に乱入してきた津印によって撃ち落とされて破壊されてしまい、会場もダークマターによって崩壊させられてしまったため、残骸の回収すら不可能になってしまった。だが決勝戦で戦ったシャイニングウォリアーズの高原光から新たなるフェニックスを譲り受けることになった。
立体物
タカラ(現:タカラトミー)から販売されていたのだが、本体パッケージには前述の『メガキャノンウィング』は付属しておらず、原作と同様パーフェクトモードにするには別売りのパーツを購入しなければならないという、子供及び保護者泣かせな売り方で当時は販売されていた。