概要
ドクター矢部がバトルフェニックスのデータから作ったガーディアンモデルのビーダマン。同じくガーディアンモデルとして製造されたクールヘリオス、エターナルエクリプスとは兄弟機の関係にある。その出自故、チームガッツやDr.タマノは開発に携わっていない。
両肩から伸びた翼のような可動式パーツ『ガーディアンウィング』が最大の特徴。これは発射パワーをコントロールする為のもので、翼を水平位置に固定する事で締め撃ちを行うことが可能になる。また、ビー玉発射口のデルタシステムはラバーを大型化して発射力と回転力を増した『Rデルタシステム』に強化されたほか、ねじ止め式を廃止し、独自のリベットシステムである『Rジョイント』を採用している。
最初の持ち主は高原光だったが、彼女はある事情でビーダーとして戦う資格を失っていた為、コンバットフェニックスを破壊された戸坂玉悟に譲渡された。当初は眼の無い状態だったものの、TOPビーダー選手権中断後にシールを貼られて開眼している。
タマゴ自身は「撃ちやすい」「シュートの反動がキャノンショットに似ている」と好感触を示していたが、「キャノンサスが無い」「キャノンショットを含む腕力を用いた締め撃ち」が行えないという、タマゴ専用設計ではないが為の欠点も指摘されている。そのせいか、大きな活躍のないまま後継機バンガードフェニックスに出番を譲っている(フェニックス系列としては珍しく、破壊されるなどして失われることなく出番を終えた)。
専用パーツである『スピーダーシステム』と、最初からスピーダーシステムを搭載し、カラーリングを青くした亜種である『スピーダーフェニックス』も発売されている。