シザーズリーゼ
しざーずりーぜ
図鑑データ
「ふふ、お会いできて光栄です。私は三安産業のエリザベスA型バイオロイド。普段はハサミのリーゼと呼ばれている庭師です」
概要
三安産業の、農地や庭園向けに製造された農業用バトルメイド「フェアリーシリーズ」の一機。剪定と害虫駆除を目的としたモデルで、巨大な庭手入れ用の剪定バサミが武器。
正式名称は「エリザベスA型」で型番に「A」が入っているため、恐らくバニラ同様の廉価モデルの模様。
リーゼは北ヨーロッパでのエリザベスの略称で、後述での性格の危険性から「血の伯爵夫人」と呼ばれたエリザベート・バートリをモチーフにしていると思われる。
害虫駆除を目的に設計されているので、昆虫に対する知識はかなりあるとの事。これも後述の性格に関係してくる。
尚、ゲーム中で登場するリーゼはラビアタ・プロトタイプがレジスタンスを結成する際に復元されたメンバーの一人。
韓国ではヘッチュンとかガイチュとかムッチというセリフが多いため、日本でもファンからは親しみを込めて「むっち」と呼ばれる事も多い。
イラストの検索は2021年現在、ハングル語表記の「시저스리제」で検索した方がヒットする。
性格
典型的なヤンデレキャラで、リーゼの代名詞でもある。
司令官(主人公)に対して強烈な独占欲を抱き、主人公に危害を加える者はもちろん、近づいてくる他のバイオロイド達のことも「害虫」とみなし、始末しようとする過激なヒロイン。
さらに直情的な性格で、ひとたび暴走を始めると会話すら通じないレベルで狂乱してしまう。
因みに姉妹機であるオベロニア・レアやダフネもリーゼほどではないとはいえ、ヤンデレ気質というか主人に執着しがちな傾向がある。血筋なのかもしれない。
しかしそんな主人公への一途な想いゆえか、イベント『楽園への招待状』(2021.11.10-)では電脳空間に楽園を作ろうとしていたマキナの洗脳も効かなかった。
「害虫」に関してだがマキナを雌ブタ害虫、ロイヤル・アーセナルを性欲害虫、ブラックリリスの夢にたまたま一緒にいたスノーフェザーを鳥害虫と呼ぶなど、レパートリーが多い。
余談だが同じヤンデレ気質のリリスとはソリが合わないようで、彼女からは「ストーカー」と呼ばれている。
性能
現在登場しているフェアリーシリーズの中では最も機動力が高い。
圧倒的な単発火力と高い攻撃力と行動力、高威力倍率のアクティブスキル、HP半分以下で発動する強烈な火力バフがパッシブと清々しいくらい攻撃に特化した性能を持ち、単体への瞬間的な火力で言えばAランクでありながらトップクラスのものを持っている。
このゲームは中破状態だと戦闘終了後もHPが回復しない仕様になっているため、わざと中破させることで常時パッシブを発動させることが可能。
欠点は射程距離が短いことと、このゲームの機動型の宿命だが、ノーリンクかつステータス無振りだとHP1240、防御力20という尋常ではない脆さが最大のネック。被弾=即死のケースも多い。
余談だが専用補助装備の「害虫破砕機」は装着すると攻撃力+120、命中率+30%、クリティカル率+15%、防御貫通+65%、攻撃力ダウン効果解除の性能である。
また、Lv80に親密度80でSにランクアップ可能。