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ブラックリリス(ラストオリジン)

ぶらっくりりす

ブラックリリスとは、韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するメイド型バイオロイド(生体アンドロイド)である。
目次 [非表示]

図鑑データ編集

所属コンパニオンシリーズ
No016
等級SS
タイプ軽装型
役割保護機
身長160cm
体重47㎏
身体年齢20歳
CV阿澄佳奈
絵師Kakiman

「やっと守る価値のあるお方にお会いできましたね」


概要編集

韓国発のターン制SRPGラストオリジン』に登場するバイオロイド


バトルメイドプロジェクトから派生した、個人の身辺警護に特化した性能を持たされたコンパニオンシリーズ長女

司令官(主人公)やバイオロイド達の本拠地である潜水艦「オルカ1号」内では緊急の際はドクターの元でナースもこなし、さらにコンパニオンの姉妹達と一緒に主人公が大陸や怪しい建物などに乗り込む際の警護も務め、正式に警護隊長の肩書を得ている。

P-3MウンディーネP/A-8ブラックハウンドからは『リリス隊長』、迅速のカーンロイヤル・アーセナルからは『警護隊長』と呼ばれている。

メインストーリーの第9章では幹部会議にも出席する場面が描かれているなど、オルカ内でもかなりの権限が与えられている模様。

対魔忍などでお馴染みのアダルトゲームメーカー『Lilith』のアニメ部門である『BlackLilith』が名前の元ネタと思われる。


完成直後はエマソン法がモジュールに刷り込まれておらず、「ご主人様」と認識した人間以外を全て抹殺しようとしたため、全機廃棄処分の憂き目にあいかけた、という曰く付きの機体。

コンパニオンシリーズでは例外的に特にモデルとする動物がない。これは「不完全な実験体」というイメージでデザインされたためらしい。

また、価格は日本円で一体約100億という破格の値段。

近接戦闘ではラビアタ・プロトタイプ以外リリスに敵う者はいないという。


韓国の『ミス・オルカ2022』(ラスオリ第3回バイオロイド人気投票)では2位に入賞。これを記念し、韓国では購入するとキャラソンも聴けるスキンも発売された。日本でも2023年12月20日に販売。

センシティブな作品


容姿編集

ロングにした銀髪琥珀色の瞳、そして両手に持った二丁の銃がトレードマーク。

メイドでありながら普段は右半分が黒、左半分が白のナース服だが、これは概要にあるようにオルカ1号内でドクターの元でナースもするため。尚、各種スキンでは緊縛着衣を連想させるようなファッションに身を包んでいることが多い。

課金スキン『危険な家族:誘惑のメイド』がリリスの本来のメイドファッション。

センシティブな作品

首に付けているのは、行動制御と通信装置を兼ねている装置。

使用している二丁の銃はコブラ科の『世界最強の毒蛇の一種』と言われるブラックマンバの名を冠しており、花のようなバリア発生装置はロサ・アスールという名前で(スペイン語で『青い薔薇』の意)、小規模なら核爆発にも耐えられるという。

ブラックマンバは専用の特殊弾を使用しており同口径の拳銃よりは強力だが、物理的な破壊力は重火器よりは弱い。


性格編集

主人公に対しかなり強い執着独占欲を向けがちな、所謂ヤンデレ気質の持ち主である。

サディストかつマゾヒストというかなり極端な性癖を抱えており、被弾時にはちょっと嬉しそうにする。

同ゲームのヤンデレキャラの代表格であるシザーズリーゼとは当然のように仲は良くなく、普段はリーゼを「ストーカー」と呼んでいる。

また、サイコパスタイプのヤンデレであるソワン共振のアレクサンドラとも折り合いが悪く、この3人を揃えた裕福層の家では、殺し合いが絶えなかったという。

特にソワンとは相当合わないようで、ラビアタがソワンの戦闘力に目をつけ復活させようとした際は、「最後まで反対した」とのこと。

現在オルカ艦内でソワン、リーゼとも上手く付き合えているのは奇跡かも知れない。

特にリーゼとはイベント『不思議の国のチョコ女王』(2021.02.10-2021.04.23)以降完全に喧嘩友達のような間柄である。

リリスとリーゼ

しかし主人公さえ絡まなければ常識人で、少しくらいの年齢差なら年下もさん付けで呼ぶ穏やかな性格。

コンパニオンシリーズの姉妹機であるスノーフェザー(5番目に製造されたスノーフェザーは身体年齢は1歳上ながらリリスをお姉様と呼んでいる)、CSペロ城壁のハチコフェンリルポイとも非常に仲がいい。

外伝ではプライベートも姉妹達と過ごすことが多いのが描写されている。

イベント『突撃!白夜のアクアランド』(2023.07.12-2023.08.23)ではオベロニア・レアとお互いの妹について自慢し合ったり、天香のヒルメに対しキツく当たっているような態度を取るセラピアス・アリスに「ヒルメに酷い態度を取り続けるなら、ご主人様にヒルメをコンパニオン所属に戻すよう頼みますよ?」と毅然と迫る描写もある。(普段は少々の年下でもさん付け呼びするリリスだが、アリスは呼び捨てである)


自身を「いい子のリリス」「悪い子のリリス」と言うように二面性があり、これは着ている白と黒のナース服にも表れて、「不完全さ」を表現している。


性能編集

手にしている二丁の銃で、映画『リベリオン』の「ガン=カタ」のような戦いぶりを披露する警護隊長。

他の大半のコンパニオンシリーズ同様反撃能力を持っており、タンクとアタッカーを兼ねられるのが大きな特徴。

当初は単騎周回要員としての活躍が目立っていたが、環境の変化や各種性能調整が重なった末、現在では高難易度ステージで運用されることが多くなっている。

防御力は保護機としてはさほど高くないものの、パッシブスキル1『マゾヒズム』による高倍率の被ダメージ軽減バフや戦闘続行、アクティブスキル2『要人警護』による解除不可能な被害無効化によって強引に攻撃を受け止め、アクティブスキル1『デュアルバースト』による強烈な反撃を叩き込んでいくことが可能。

『デュアルバースト』の条件の緩い与ダメージ上昇効果やパッシブスキル2『サディズム』による強力な攻撃・防御貫通バフのおかげで火力も保護機とは思えないほど高い。


一方で先述の通り耐久面は被ダメージ軽減に依存する部分がかなり大きいため、戦闘続行や被害無効化をうまく使わないと被ダメージ軽減無効攻撃であっという間に落とされてしまうことも。

またパッシブスキル3『ストーキング』による指定保護とバフには対象の命中率を下げてしまうという大きめのデメリットがあることにも気をつけなくてはならない。

総じてピーキー極まる性能だが強力であることは間違いなく、使いこなせればこの上なく心強いボディーガードになってくれることだろう。


ちなみに少し変わった運用法としてゴルタリオンXIII世と組み合わせた編成が挙げられる。

『サディズム』には味方が倒れた際に攻撃バフがかかるという効果があるのだが、このバフは戦闘中永続する上に重複回数にも上限がない。

そのため条件を満たしている限りは倒されても戦闘続行で無限に復活するゴルタリオンと組むことで、大量のバフを重複させて無茶苦茶な威力の攻撃を仕掛けることができるようになるのである。

ある程度の長期戦が前提となる上にN2E-888アラクネーによる挑発付与等のお膳立ても必要であるためお手軽な必勝法というわけではないが、メインストーリーのあるボス等一部の高難易度ステージではかなり有効な攻略法となることもある。


ステータスの振り方は他のキャラと比べるとかなり特殊であり、『サディズム』の反撃と『マゾヒズム』の戦闘続行の発動条件をちゃんと理解しておく必要がある。

基本的には攻撃力が防御力の4倍より大きければ反撃が、それ以下であれば戦闘続行が発動するという仕組みになっているのだが、説明をよく読むと『マゾヒズム』の方には発動条件に「戦闘開始時」と書かれているのに対し「サディズム」の方にはそれがない。

すなわち、戦闘開始の時点(=各種バフを抜いた素のステータス)では攻撃力が防御力の4倍以下となり、バフ込みだと防御力の4倍を超えるようにしておくと、一見両立できなさそうに見える反撃と戦闘続行を同時に発動させられるのである。

この点を踏まえて攻撃力と防御力を調整し、その上で敵に攻撃を回避されない命中等も確保する必要があるため、フルで性能を発揮させたいならかなり頭を悩ませることになるだろう。

フルリンクボーナスは射程+1がおすすめ。『デュアルバースト』の射程が3と短い一方で『ストーキング』の保護範囲が前方に寄っているため基本的に中列から後ろに配置することになりがちで、射程を伸ばしておかないと敵の後列まで反撃が届かなくなってしまう。


関連イラスト編集

センシティブな作品ブラックリリス

ブラックリリスLastOrigin ブラックリリス


関連項目編集

ラストオリジン バイオロイド

メイド ヤンデレ ナース 銀髪ロング ガン=カタ


블랙리리스:ハングル表記


関連リンク編集

ラストオリジン公式サイト


公式動画

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