図鑑データ
「そなたには大いに期待する、司令官」
概要
韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
ブラックリバー社の手がけた軍事用バイオロイドシリーズの1体で、砲撃による高火力をウリにする「AAキャノニア」の隊長を務める。
戦闘においては補給と指揮を兼任し、自身の背後を浮遊する巨大弾薬庫「フローティング・アーモリー」を用いて支援を行い、連合戦争では多大な戦果を挙げていた。
しかし鉄虫との戦争では、火力の為に機動性と装甲を犠牲にした事が裏目に出てしまう。
逃げる事も出来ず、他の味方を逃がす為の時間を稼ぐのがやっとで、その後、全滅してしまうという憂き目に遭っている。
イベント『不思議な国のチョコ女王』(2021.02.10-2021.04.23)で復元され、仲間に加わった。
公式によると、名前の元ネタはイングランドの王立兵器廠に勤めていた作業員たちが作った名門サッカークラブの「ガナーズ」ことアーセナルFC(因みにロイヤル・アーセナルは王立兵器廠の英訳)。
ただ、名前の由来とは反対にイベント『光届かぬ聖域』(2022.07.27-2022.09.07)では球技全般が苦手なことが判明している。
それまでの階級は准将だったが、メインストーリー第11章開始直後の幹部会議では少将に昇格したとの事。
容姿
凛々しい顔立ちに赤い瞳と腰まで届く茶色い長髪。白と黒の軍服に裏地が赤の黒いマントを靡かせる、威風堂々とした姿。
ラストオリジンに出てくる大体のバイオロイドに言える事で在るが、彼女もまた御多分に漏れず中々の胸部装甲をお持ち。
得物は自身の身長ほどもある大型のライフル『20mm対物狙撃銃』。
それを片手でぶっ放すのだから身体能力は言わずもがなである。
フローリング・アーモリーが後方で浮いているのはAG-2Cセイレーンの砲台やX-05エミリーのジェノクスと同じく、反重力技術によるもの。
余談だがモデル並みの美人な顔立ちにし、スーパーナイスバディなのは「男の理想形」という旧人類特有の思想に基づいたもので在り、ソワンには敵わないが実はある程度は料理も出来る。
イベント『ハコブネ!逆バニークライシス』(2023.02.08-2023.03.08)ではバニーガール姿も披露した。
このバニースキンは課金販売されており、購入すると中の人が歌うキャラソンも聴ける。
瞳のハイライトに緑が混じっているので、イラストを描く際はお忘れなきよう。
人物・性格
豪胆にして剛毅、軍人らしい軍人と言える性格をしており、その勇ましさは不屈のマリーと共に指揮官バイオロイドの中でもトップクラス。
先に仲間に加わっていた副官のAT-100ビーストハンターから司令官(主人公)の人物像や性格を聞いた上で、敢えて主人公を試す様な質問をするなど頭の回転も非常に早い。
メインストーリー第7章で滅亡のメイと口論になった時は、メイをほぼ圧倒していた。
自身の凛々しい美貌について褒められても「こんな人工的な造形になど何の意味もない」と言わんばかりの返答が返ってくる等、武一辺倒の女傑………と思いきや、実は凄まじい肉食系。
初対面の主人公に対しても自身が復活するまでキャノニアから一人の犠牲者も出さなかった主人公に対し信頼に値する人間と判断するや否や直ぐに「夜も凄いと聞いたが本当か?」や「戦場でもベッドでもよろしく頼む」と言ったり、性豪で知られる(知られてしまった)主人公でさえ圧倒される程で在る。
イベント『箱舟と春待つ護り手』(2022.12.28-2023.03.08)では自身を「一度気になり出すと我慢出来無くなる」タイプだとも言っている。
また、メインストーリー第7章では上位鉄虫『スピーカー』の情報収集の為に単身敵地に潜入したALファントムの撤退を援護する為の支援砲撃を行なった。
その際アピールとばかりに鉄虫の群れに向かって「お前たちが幾ら殺そうとも、ここから幾らでも新しい人間を生み出してやる!」と下腹部を叩いて挑発。
あまつさえビーストハンターにも同じ事をやらせるという女傑っぷりを見せた。そのシーンでは専用の一枚絵も用意されており、アーセナルの人気の高さが窺える(但しビーストハンターはドン引きしていた)。
シザーズリーゼ同様イベント『楽園への招待状』(2021.11.10-2021.12.22)ではマキナの洗脳が効かなかったバイオロイドでもある。
イベント『誰かが望んだ願い』(2022.02.09-2022.03.23)では「今日の夜こそ司令官に勝ってみせる。アーセナル隊長にアドバイスでも頼もうかな」と嘯くバーバリアナに対し「私は勝った負けたの為に彼と一夜を共にしているのではない!」と一喝する女丈夫でもある。
バーバリアナはアーセナルの恋愛観にかなりの感銘を受けた様で、『箱舟と春待つ護り手』からはアーセナルを「師匠」と呼んでいる。また、同イベントでは主人公との距離感に悩むメリーを半ば無理やり乱交パーティーに誘っている。
豪胆で姉御肌な性格から部下達とは強い絆で結ばれており、特に部下のエミリーに対しては他のキャノニアの面々と同じく保護者の様な立ち位置で接しており、その成長を見守っている様だ。
ただ、『箱舟と春待つ護り手』では下ネタ上等な振る舞いからか、エミリーに酒を飲ませた事と合わせてビーストハンターから「秘書部から隊長を特別監視対象にして幼い隊員に近づけない様にしようという案も出ているそうです」と苦言を呈されていた。
性能
重装型限定ながら多種多様なバフを揃えており、攻撃力、クリティカル率、防御無視効果、バリア無視効果、被ダメ軽減無視効果、命中率、行動力、防御力、被ダメージ軽減効果に加え、味方に掛かる攻撃力ダウン効果、クリティカル率ダウン効果のデバフを解除する等、それら全て彼女1人でこなす事が出来、重装型の編成に彼女を組み込めば味方をかなり強化出来る。
彼女自身の耐久力も保護機に迫り、支援機にしては高めの火力も備えている。
敵の保護を無視して攻撃が可能で、条件が合えば更に火力が出る…が、そこは支援機なので過信は禁物。
AランクにアップしたT-9グレムリン辺りと組んで補いたい。
また、欠点としては重装型の宿命というか行動力が低めであり、手数が少ない。
ここは装備でフォローしたいところ。
育成だが上記の様に攻撃力が在るものの火力に期待するキャラではないので、一般的な支援機と同じく防御、HP、命中に割り振っておきたい。
フルリンク(他のゲームでいう完凸)ボーナスはバフ・デバフ+Lv2一択。
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로열아스널:ハングル表記
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公式動画