まずは名乗れよ概要
海外のインターネット・ミームの一つに音楽を音割れ大音量にするEarrape(Ear Rape、耳レイプ)というものがあり、2016年頃にハリー・ポッターのテーマ曲の耳レイプ版が流行るのであった。
どのような使われ方をしているのかというと、大音量を流す性質上、使えば迷惑をかけることは必然なためネタ動画で使われることがほとんどである。
とくにハリー・ポッターにちなんで魔法のような奇妙な内容の動画のBGMとして使われており、近年では主に魔法のようにゲームを蹂躙するチート動画やそれを目撃した様子をキャプチャーした動画に使われている。
画像について
記事冒頭のようになったハリーの画像は、「ハリー・ポッター_炎のゴブレット」における名前を呼んではいけないあの人との対決のワンシーンをシンメトリーにしたものである。
↓シンメトリーにする前が元ネタのイラスト
このブーム以前からおもしろ画像として扱われていたが、音割れポッターBBとしてこの画像が使われたことで音割れポッターの代名詞として定着した。
また逆側をシンメトリーにしたやたらガタイのいいBB動画も存在しており、そちらは「ハリー&ポッターの魔法がいらない方」「音割れハリー」などと呼ばれている。
元ネタについて
「まず名乗れよ眼鏡」や大量の「?」といった定型文はハウス食品の清涼飲料水であるモーニングレスキューのCMとポップスター(のBGM)を組み合わせた音MADのシリーズ「モーレスター」が元ネタである。
日本人に見つかった結果
もちろん音MAD動画も作られているが、ポッターとハリーが共演して会話していたり、真正面にむかって走ったりと音よりもむしろキャラの方がメインとなってしまっている。
ポッターとハリーでは異なる音割れ音源が使用されているのも特徴
関連タグ
おじぎをするのだ:同様に「炎のゴブレット」から生まれたもうひとつのネタ。
仲良し三人組(けものフレンズ)…テーマ曲の音源からキャラが出来上がった先輩