演:清水利一
概要
現ゴールドツイカー一家の祖父。故人であり、生前に孫たちと出会ったことは無い。
海賊帽にドレッドヘアー、荒々しい無精ひげと、典型的な海賊ファッションに身を包んだ大男で、武器としてサーベルと拳銃を持つ。
人物像も傲岸不遜な乱暴者で、ゼンカイジャーと和解する前のゾックスを悪化させたような印象を与える。
但し、彼が生きていた時代の海賊トピアは、孫たちの時代よりもずっと荒れていたらしく、そんな時代で生きる為には必要な物だったのかもしれない。
また、孫と同じく「ヨホホイ」と掛け声を上げる癖もあるが、イントネーションは「ヨッホホーイ」というアクセントの微妙に違うものとなっている。
ボンワルドの能力で復活すると、それまで戦闘中だったツーカイザーの前に剣を向けて素顔を見せるように迫るも、彼はそれを無視してクロコダイオーで撤退した。
…のだが、何と紐付きのフックを引っかけて強引に乗船。
ゾックス達を「甘っちょろい」と一喝してクロコダイオーを乗っ取ろうとする(因みに彼の生きていた時代では、「船を乗っ取ればそのまま新しい船長になれる」という暗黙の了解があった模様)。
当然反抗するゾックス達を前に、「本当の海賊を教えてやる」と言って地上の和菓子屋を襲撃する。
その場では、五色田介人との約束を守ろうとするゾックス達に止められるが、そこでボンワルドの能力が再び発動。
暴走して孫たちに斬りかかるが、その中でフリントを足蹴にしたことでゾックスを本気で怒らせ、彼の変身するツーカイザーと激突する。
その後、ボンワルドがゼンカイジャーに倒されると、霧散して成仏していった。
余談
演じる清水氏は、東映特撮ではお馴染みのスーツアクターであり、今作でもゼンカイジュランを演じている。