- 『犬夜叉』の登場人物、「琥珀」に関する分割記事。本記事では、アニメ『半妖の夜叉姫』における彼の成人後を取り扱う。
- 本タグは、「琥珀(犬夜叉)」タグとの区別のため成人後の琥珀を描いたイラスト・小説に用いることを推奨する。
琥珀(半妖の夜叉姫)
「半妖の夜叉姫」に登場する成人後の琥珀。メインビジュアルにも大きく描かれている、主要キャラクターとして登場。
退治屋の再興という目標を達成し、妖怪退治屋の頭目となっている。
ちなみに未婚。恋愛漫画しか描かないと豪語した事で知られる高橋留美子だが、壮年で未婚の主要キャラクターは、るーみっく作品としては珍しい存在である。
外見はあまり変わっていないが、そばかすがなくなり、代わりに鼻の頭に傷痕ができた。優しく穏やかだった少年時代に比べると厳格な性格であり、表情も基本的に厳しさを伴った大人の風貌である。
衣装は相変わらず妖怪退治屋が着用するボディスーツだが、彼だけは上からマントを羽織っている。
戦闘面では一線を退いている様子があり、直接戦闘を行うよりも配下に指示を与える指揮系統を担当している。無論、現在も戦えないわけではなく武器は刀々斎が鍛えた巨大な鎖鎌で、犬夜叉たちが苦戦する妖怪・根の首にも通用する強力な武器である。また、妖怪に関する書物を多数所有しており、夢の胡蝶や賞金首になっている妖怪の情報など、せつなやもろは達はわからない事があれば度々琥珀を頼っている。
配下としては、姉である珊瑚の長男・翡翠と殺生丸の娘・せつなの他、六太と七助が存在する。少年時代と同じく他人と打ち解けるのがうまく、冷静沈着で姉とすらなれ合わないせつなも琥珀に対しては心を開いている。なお、かつては共に旅をした雲母は翡翠に譲ったようである。
楓と同様に、犬夜叉とかごめの現状についてもある程度知っている様子がある。もろはとも旧知の仲だったが、琥珀の認識はたんなる暴れん坊の半妖娘といったところで、彼女が犬夜叉とかごめの娘である事までは知らなかった。一方で、せつなは殺生丸から直々に預けられており殺生丸の娘である事を知った上で退治屋として育て上げている。