概要
幻想水滸伝シリーズの第4作目。時系列的には、シリーズで一番古い時代である。
コナミより2004年8月19日に発売されたプレイステーション2用RPG。
キャッチコピーは「108人の待つ海へ。それは、冒険か。出会いか」。
真の紋章の一つ「罰の紋章」を手に入れてしまった主人公の周りに個性豊かな107人の仲間たちが集結し、群島諸国のためにクールーク皇国に立ち向かっていく。
2005年9月に幻想水滸伝4の外伝作「ラプソディア」が発売された。4の世界観を補完した内容になっており、4の数年前から始まり、後半は4が終わったあとの話になっている。なお、4のデータを引き継ぐことで4主人公とスノウが仲間になる。
2011年1月に『パチスロ「幻想水滸伝」』として本作が採用され、稼動した。CGは新規に作り直されており、本作のポリゴンモデルとは印象がかなり異なっている。
物語
舞台は太陽暦307年、群島諸国。
主人公は、孤児でありながら地方領主の小間使いとして雇われていた少年。
彼がガイエン公国の東端に浮かぶ「ラズリル」島の「ガイエン海上騎士団」にて、海の治安を守る騎士になるべく奮闘するところからストーリーは始まる。
兄のような存在のスノウやほかの仲間たちと、さまざまな訓練を通じて交流していく。
しかし、非情な海賊ブランドが彼らの前に立ちはだかる。「罰の紋章」を左手に携えて…。
登場人物
主要人物
ある事件をきっかけに宿主の命を削る呪いを持つ「罰の紋章」を宿しまう。
小説版では「ラズロ」と名付けられている。また、発売前に公式サイトで掲載された4コマ漫画では、シリーズ4作目であることと、当時人気のあったペ・ヨンジュンのニックネームとかけて「ヨン様」と呼ばれていた。そのためファンからの愛称は「4様」と呼ばれることが多い。
スノウ・フィンガーフート (CV:谷山紀章)
ラズリル領主の息子で主人公の幼馴染。
オベル王国国王。
群島諸国南方の海を取り仕切る女海賊頭領。
シルバーバーグ家の出身の軍師。
ラズリル
タル
ポーラ
ケネス
チープー
ミドルポート
ラインバッハIII世
ヘルガ
無人島
オベル王国
トラヴィス
レイチェル
セドリック
ネイ島
ビッキー (CV:大倉彩)
ナ・ナル島
アクセル
セルマ
イルヤ島
イザク
その他
アルド
テッド(幻想水滸伝) (CV:赤石広樹)
レックナート(CV:宮武政子)
108星
「幻想水滸伝」シリーズにおける108星
主人公(プレイヤー)の仲間になるキャラクターのこと。主人公自身を含めて108人で構成される。ゲームのモチーフとなった『水滸伝』と同じく「天罡星三十六星」と「地煞星七十二星」に対応するキャラクターがいる。
関連イラスト
関連タグ
シリーズ作品
- 幻想水滸伝/幻水
- 幻想水滸伝Ⅱ
- 幻想水滸外伝Vol.1 ハルモニアの剣士
- 幻想水滸外伝Vol.2 クリスタルバレーの決闘
- 幻想水滸伝カードストーリーズ
- 幻想水滸伝Ⅲ
- 幻想水滸伝Ⅳ
- Rhapsodia
- 幻想水滸伝Ⅴ
- 幻想水滸伝ティアクライス
- 幻想水滸伝 紡がれし百年の時