概要
『幻想水滸伝4』の主人公の通称(実際の名前はプレイヤーが設定する)。
発売前に公式サイトで掲載された4コマ漫画で、シリーズ4作目であることと当時人気のあったペ・ヨンジュンのニックネームとかけて「ヨン様」と呼ばれていた。そのためファンからの愛称は「4様」と呼ばれることがい。 小説版では「ラズロ」と名付けられている。
タグとして「4主」や「4主人公」も使われるが、別作品の主人公にも使用されている(主に『ドラゴンクエストⅣ』の勇者)。
キャラクター詳細
(CV:大原崇または戸川絵美)
群島諸国の西のはずれの街ラズリルで海上騎士団の所属の少年。天魁星。
身長170cm。年齢は不詳、16歳前後。出身地は不明。
赤ん坊の頃にラズリルの海岸に流れつき、その後ラズリル領主フィンガーフート家に引き取られて、嫡男スノウ・フィンガーフートの友人兼小間使いとして育った。
ある事件をきっかけに宿主の命を削る呪いを持つ「罰の紋章」を宿したことにより、数奇な運命に巻き込まれていく。
武器は序盤は騎士団で使用されている片手剣、中盤以降は双剣を使用する。
関連作「ラプソディア」で幻水4のデータをコンバートすると、スノウとともに登場し仲間に出来る。
いつもの赤いハチマキと短パン姿以外にも、カードストーリーズにあったオベル正装姿で描かれることも多い。
また、シリーズ(3除く)の主人公同様、選択肢でしか話さないため、二次創作では描き手によって性格は変わる。カニや饅頭が好物として描かれることが多い。
不幸(※ネタバレ注意)
何かと不幸な目に遭う歴代主人公の中でも特に不幸・不憫と名高い。
- あまりにも悲惨な生い立ち
- 実は幼少期に行方不明になったオベル王国王子であり、リノの息子。なのだが、命ごとこき使われる。
- 使うと寿命が縮む呪われた紋章に寄生される
- 罰の紋章を強制的に使わされるイベントが4回も発生
- 更にその紋章、宿したまま死ぬと灰になり、魂も紋章に囚われる
- 罰の紋章が戦闘ではあまりに使えない(ラプソディアでは大幅に強化された)
- 仲間からは罰の紋章が怖いと言われ、軍師からは紋章兵器扱いを受ける
- 幻水主人公恒例、濡れ衣をかけられるが、原因が親友の証言
- (その後も何度か彼から妨害を受けるが最終的には許して仲間にする)
- 命がけで守ってくれる身内キャラがいない
- 他の主人公と比べて明らかにリーダー扱いされていない
- 公式では一回もはっきり笑ったイラストがない
- 運のステータスが低いし伸びにくい
- 108星を揃えないとエンディングで死んでしまう
- 108星を集めて罰の紋章を許しに変化させても、紋章を手離すとまた紋章が寄生化→幻水シリーズ終わるまで宿さなきゃいけないんじゃね?フラグが立つ
と、結構悲惨だが、本人はそんなに気にしている風には見えない。
改めてみると海のように広い心を持つ、菩薩のような人物である。
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