概要
第一作目のヒットを受け、シリーズ化を果たした。
略称は『幻水』、公式には『幻想』。英語版では『SUIKODEN』と呼ばれている。
幻想水滸伝はナンバリング作品と外伝作品と新章作品に分かれており、ナンバリングと外伝はリンクしているが新章では世界観や設定が異なり、全く新しい物語となっている。
2012年に発売された「紡がれし百年の時」の評価が芳しくなかった上に販売本数も振るわなかったため、新作の発売が途絶えており、その後の表立った活躍はスーパーボンバーマンRオンラインにて幻想水滸伝から新キャラ“輝く盾の紋章の英雄ボンバー”が参戦したくらいで音沙汰がなかったが、2022年東京ゲームショウにて新作(というよりリマスター版)の発表があり、その事でネット上では大いに賑わいTwitterではトレンド入りを果たした。
タイトル名は「幻想水滸伝I&II HDリマスター 門の紋章戦争/デュナン統一戦争」であり、幻想水滸伝のキャラクターデザインだった河野純子氏がリマスター版でもキャラクターデザインを担当し新規に描き下ろしされ、グラフィックやBGMなども元の2DRPGの雰囲気を残しつつ新たに作りなおされる。
対応機種はNintendoSwitch、プレイステーション4、XboxOne、PC(Steam)で2025年3月6日に発売予定。
設定
中国の四大奇書のひとつ『水滸伝』をモチーフにしており、初代の登場人物たちは元ネタに沿って宿星や設定に共通点が見られたが、2作目からはそれから逸脱しオリジナル路線になり、3作目になると接点はほぼなくなっているが、いずれも主人公達の本拠地は水の滸(ほとり)となっている。
108人の仲間を集める事でストーリーが変化したり、エンディングで影響を及ぼすことがある。全員を集合させると「ベストエンディング」となる、必ずしも「ベストエンディング」が正史であるとは限らない。
シリーズを通して通常戦闘のテンポがよく、ザコ敵であるなら個別にコマンドしなくても通常攻撃のみ行う「おまかせ」コマンドだけで済むこともある。他戦闘にて「一騎討ち」や「戦争イベント」といった戦闘もあり、基本はRPGだが中にはシミュレーションゲーム要素があったり、ジャンルがカードゲームになる作品もある。
あと一部作品では終盤のセーブデータを引き継ぐことが可能でキャラクターのレベルとかが引き継がれ、中にはクリアデータを引き継いだ周回プレイが採用されている場合もある。
世界観
東洋と西洋の文化が入り混じった独特の世界で描かれており、本編は時代や地域は異なる同じ世界観の中で展開されているが、世界観を共有しない部分が多い『幻想水滸伝ティアクライス』『幻想水滸伝 紡がれし百年の時』は含まれず独自の世界観で物語が展開される。
キャラクター
主人公を含め108人の仲間たちが登場し、中には続編に登場したり、時代が離れていても祖先や子孫という形で登場していたりする。
人間以外にもエルフ、コボルト、リザード、ダック、ネコボルト、ビーバーといった亜人が仲間になったりユニコーンやグリフォンみたいな架空動物がいたりと様々な種族が存在する。
タイトル
ナンバリング
外伝
スピンオフ
新章
リマスター・移植
- 幻想水滸伝I&II
- 幻想水滸伝I&II HDリマスター
主人公たち
ナンバリング
※幻想水滸伝3は複数主人公体制なので歴代主人公の宿星天魁星は主要キャラのトーマスが持っている。
外伝
新章
※新章での主人公だが天魁星の宿星を持っている。
関連イラスト
関連タグ
コナミ 水滸伝 RPG レトロゲーム 108星(幻想水滸伝)
幻水100users入り 幻水500users入り 幻水1000users入り
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