ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

モーリアローの編集履歴

2021-12-25 05:05:58 バージョン

モーリアロー

もーりあろー

モーリアローとは、「みどりのマキバオー」のキャラクターである。

概要

CV:山田雅人


サンデーサイデンス、母ボウアンドアロー。栗毛。栗東・吉川厩舎所属。逃げを得意とする。

牧場主の息子であるテルと兄弟のような親密な間柄である。自身の誕生による経費が牧場主の経営難を悪化させる要因となってしまい、そのため意地でも賞金を稼がざるを得ないと、他の馬を死角から蹴って転倒させ、下手すれば後続が大惨事を引き起こしかねない(実際、アマゴワクチンは転倒回避のための急旋回で負傷したり、蹴られて転倒せずとも急斜行による降着と言う冤罪等の被害が生じている)妨害等し続けて勝利し賞金を稼いでいたが、マキバオーと対決したスプリングステークスでマキバオーから『テルのために反則する=テルのせいにしている』ことだと指摘され、マキバオー怒りの新走法で抜かれ、更に必死でアタックし続けたマキバオーのプレッシャーでスタミナも尽きており、1位はおろか賞金にも手に届かない惨敗に喫してしまう。

しかし、レース直後、コースに飛び出したテルに涙ながらに励まされ、観客から罵声を浴びながらもながらなんとかゴールを目指した。その末にゴール前ポストに立つ牧場主(テルの父親)を見つけ、最後の力を振り絞ってテルと共に駆け寄る。力の全てを使い果たして惨敗するも、マキバオーの言葉に影響されてか根性を見せたアローに、牧場主は「お前にばかり苦労を背負わせてすまなかった」と詫びると共に、借金返済の目途が立って再びテルやアローと一緒に暮らせることを告げる。これを聞いたアローはテルと共に大粒の涙を浮かべて改心するに至った。


アニメ版ではカスケードアマゴワクチン等のメインキャラ陣で唯一本職声優ではない顔出し芸人が声を当てたが、敢えて演技の薄い生々しい声使いとホンマの関西弁のせいで、若馬アローの焦りや屈折した内面性が上手く出ており、ベッタベタに涙を誘う演出と相まって印象に残りやすい。セルが全盛期だった年代であることを吟味してもやたらと気合が入った作画やカット割りがあり、スタッフに愛された馬ともいえる。

(本誌よりも低年齢層ウケを狙ったせいか、尺の都合でエピソードをカットされがちなニトロニクスサトミアマゾンの走る理由がやや複雑なことと比べると対照的である。)


モデル

牧場の経営難による一家離散、表彰台に生産者が上がれない等はそのまま競走馬タマモクロスがモチーフと思われる。タマモクロスはマキバオーのモチーフでもあり、マンガ、アニメの両方でアローと境遇を重ね合わせるマキバオーが描かれている。


……余談だが、某擬人化における該当馬も何の因果か関西弁で喋る。


余談

山田雅人は松竹芸能所属(当時)のタレントで森脇健児とは同門。(若井はやと門下)

競馬エピソード等を語り口調で行う一人語りの芸を得意とし、隙あらばテンポイントの話題を出すことで知られている。現在は事務所を退所、個人で『山田雅人「かたり」の世界』の舞台で活動している。

マキバオーがアニメ化した際は『観客役でもええから出させてほしい』と懇願したのだとか。


また出演後に、2003年から2010年にかけて東海テレビ放送の『DREAM競馬』→『競馬beat』(関西テレビ放送・東海テレビ放送・テレビ西日本をメインとして中京圏以西のFNS系列局で放送していた中央競馬中継の東海テレビ放送制作分。)で司会を担当している。


関連タグ

マキバオー

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました