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CV:松本保典(アニメ)/山本祥太(どこでもマキバオー)

プロフィール

名前アマゴワクチン
欧字表記不明
品種サラブレッド
性別
毛色栗毛
誕生日1992年(推定)
ホラフキー
メリークリスマス
母父カツラダヨー
所属厩舎栗東・立原厩舎
管理調教師不明
主戦騎手山中馬之介
馬主尼子

作中の異名:「三冠相続人」「不屈の闘将」「ペースのマジシャン」

概要

二冠馬(皐月賞日本ダービー)ピーターⅡは両親を同じくする兄で、函館記念で骨折し引退。兄が果たせなかった三冠の夢と白いシャドーロールを受け継いだ。

作中においてミドリマキバオーカスケードとレースで何度もぶつかりしのぎを削っている「3強」の一角。馬名はオーナー(馬主)の尼子氏(元ネタは戦国大名の尼子家。マキバオーの人間側の登場人物名の多くは戦国武将に由来している)からの冠名とカスケード(cascade:滝)がコンピュータウイルスの1種の名前である事に対応してワクチンからである。デビュー時に自分の力に自信が持てていなかったワクチンに対し兄のピーターは「尼子さんはお前にこそ期待しているからアマゴの冠名を付けた」と奮起を促した。

性格

普段は冷静沈着で、マキバオーともよく談笑するなど割合親しみやすい性格だが、モーリアローの妨害に巻き込まれた際には、真夜中に人知れず壁に頭を叩きつけて悔しがるなど、実際のところは熱い闘志を秘めた熱血漢である。

走法

長距離適性とスタミナを活かし、レースでは逃げをとることが多い。

また策を取ることが多く、ペースのコントロールを自身だけでなく他馬を利用するなどしてマキバオーや数多の競走馬を欺いており、それらを生かした展開からペースのマジシャンという別名を持つ。この戦法を活かして兄が獲れなかった菊花賞を勝っている。

その後

ライバルのカスケードが病気によって物語の中盤で引退する中、マキバオーと共に終盤まで現役を続けた。マキバオー達と共にドバイに遠征。ここでマキバオーが両脚骨折という重傷を負って長期療養を強いられる中、アマゴワクチンは帰国後も春の天皇賞1着など戦績を挙げている。最終話では引退式が描かれた。

続編の『たいようのマキバオー』でほとんど名前すら出てこなかったため動向不明だったが、第二部となる『たいようのマキバオーW』で旅行客がガイドブックを見ながら「アマゴワクチンの墓」の存在に触れているという衝撃の展開となった。どうやら、モデルの競走馬同様、引退後、そう時間をおかずに病気、もしくは事故によって不運にも早世してしまったようである。

ワクチンの兄のピーターⅡ、ライバルの一角であるカスケード、ワクチンが1着だった菊花賞で2着のサトミアマゾン、同じく菊花賞で3着だったプレミア、有馬記念でワクチン達と激闘を演じ、共にドバイ遠征も行ったトゥーカッターニトロニクス、更には上述のモーリアローなども『みどりのマキバオー』最終盤や続編に産駒が登場している中、ワクチンの産駒は全く登場しておらず、(恐らくはあまりにも早く亡くなってしまったため)種牡馬としてあまり成功できなかったようであり、つくづくその不運さが窺われる。

もっとも八冠馬という作中最強クラスの競走馬かつ主人公マキバオーの弟(『たいようのマキバオー』の主人公のヒノデマキバオーの叔父)で、『みどりのマキバオー』の終幕を飾ったブリッツですら、その後の動向は全く触れられないなど、本作で物語からフェードアウトしてしまった競走馬は数多い。一応はその最期だけでも明かされたワクチンはまだマシ、・・・なのかもしれない。

実在のアマゴワクチン

2010年生まれの競走馬。

エアジハード、母サンセットポニー、母父としてダンスインザダークがいる。

兵庫県園田競馬場に所属し、地方レースにて活躍していた。

通算成績は158戦16勝。

netkeiba「アマゴワクチン」

オッズパークのマスコットキャラクターとして駆けつけたミドリマキバオーと対面したこともあった。

2020年10月1日に地方競馬登録を抹消、引退。

関連タグ

マキバオー

ナリタブライアン…外見上のモデルとされる競走馬。シャドーロールの怪物という別名をもち、三冠をとり、JRAが企画した「20世紀の名馬大投票」の1位に輝いた。

セイウンスカイ…同じ走法の競走馬。大逃げのように見える形で一呼吸整えるという変わった戦法を取る。ワクチン同様に菊花賞を制覇している。

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