概要
悪役はバトル系や刑事ドラマなどの善悪が存在する物語には必要である。
悪役が大暴れすることにより主人公の存在感をより光らせる。
そして、主人公やその仲間に倒されることで視聴者にカタルシスを与える。
ライバルキャラなどでもない限り主役にはなりえず、最後は退場することになる。
基本的にそんな役であるが、必要な役である。
こんな悪役を演じるうえでの独特な美意識、これが「悪の美学」である。
悪役はあくまでフィクションの存在であり、「現実にこんな事する悪人はいねーよ」というツッコミは「悪の美学がわかってない」と反論しよう。
主な条件
- 主役を立たせること
- 視聴者から憎まれるほどの悪っぷり
- 最後には死ぬ、倒される、もしくは逮捕されるなどのラスト
- 視聴者にカタルシスを出来るだけ多く感じさせる
- 必要以上なほどのド派手な演技・演出
- ボスキャラ・悪のカリスマとしての強さ、または小悪党としての悪あがきっぷり
- よせばいいのに主人公の行く先々で悪事を働く