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「私の願いは 坊ちゃまが王の中の王 真の魔王として立派に育つ事」

概要

CV:植田佳奈(VOMIC第1弾) / 伊藤静(アニメ)

タグとしては「ヒルダ」で登録されていることが多く、作中でもそう呼ばれている。

大魔王の息子・ベル坊ママ役である侍女悪魔。彼女自身も魔界屈指の名家に生まれ、侍女悪魔の中でもトップエリートである。

外見は左目を前髪で隠し、緑色のピアスを付け、ゴスロリ服を着た金髪巨乳美女(それなりの巨乳である男鹿美咲が彼女を最初に見て言った言葉が「乳、デカッ」だったほど)。度々脚を組んで座るのが魅惑的。

元々は魔界にいたが、大魔王ベルゼブブから「息子を適当に人間に育てさせながら人間界を滅ぼせ」と命じられ、アランドロンと共に人間界にやってきた。男鹿の家族に初対面で三つ指をついて挨拶をしたことから「辰巳が妊娠させたマカオ人(「魔界」の聞き間違い)の彼女」と彼らに誤解されたが、何故かそのことは気にしておらず、そのままベル坊と一緒に男鹿家に居候している。

ゴスロリファッションに身を包み、可愛らしい容姿をしているが、外見とは裏腹に性格はかなりキツく、かつ男鹿と張れるほどのドS。ベル坊と人間界で世話になっている男鹿の家族には礼儀正しく振る舞うが、それ以外の存在に対する態度は常に高圧的である。

当初はベル坊が男鹿に懐いたことを受け入れられず、隙あらば男鹿を殺そうとしていた。現在は男鹿の強さを認めており、育ての親として足りないものが多すぎると指摘しつつも、もっと相応しい相手に出逢うまでは男鹿に親としての自覚を促している。

ベル坊に対しては、侍女悪魔としての義務を超え、母親・保護者として深い愛情と忠誠心を向けており、彼が倒れた際には別人のように動揺し、自分の身の安全よりも彼のことを最優先に考えるといった面を見せていたことも。

石矢魔の生徒からは「男鹿の」と勘違いされており、「オガヨメ」と呼ばれている。怪鳥「アクババ」を従える。

手に持つ日傘に仕込まれた武器にし、戦闘時には魔界の戦闘民族・邪竜族にも引けを取らない戦闘能力と魔力を発揮する。左目を常に前髪で隠しているのは、その高すぎる動体視力をセーブするためであり、髪を上げて戦闘した際には、視認すらできないほどの速度で一方的に敵を叩きのめした。

聖石矢魔学園編以降は、男鹿の従妹で名門私立校出身という設定で聖石矢魔学園に転入する。また、バレーボール試合の次の日に全力で早乙女と交戦するも、特殊な輪によって拘束されてしまった。

その後、焔王と接触した。魔界の事情が変わっていることを知る。そして帰宅途中でヘガトスに邦枝を捕えられてしまい、男鹿とともに邦枝は救出するも自身はヘガトスの槍に腹部を貫かれ重傷を負ってしまった。

回復後は男鹿と行動を共にし、殺六縁起編では男鹿や古市共々ソロモン商会を滅ぼすべく渡米し、別居中で人間界で暮らしていた大魔王のであるベル坊の母親・アイリスと再会した。

その後も古市の台詞によれば男鹿やベル坊共々七大魔王の勢力調停に出席し、大魔王が託したある人物を後見していることが発覚した。そして最終回では男鹿の卒業式に顔を出している。

小説版第1巻では羅刹女鉄扇公主)役で登場。

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