生存本能ヴァルキュリア
せいぞんほんのうゔぁるきゅりあ
はじめに
生存本能ヴァルキュリアは『アイドルマスターシンデレラガールズ』の用語で複数の意味で使われる。
- オリジナル楽曲のタイトル。
- 1.を扱った『アイドルマスターシンデレラガールズ
スターライトステージ』の期間限定イベント「LIVE Groove Visual burst」第2回の報酬として入手できる限定カードの二つ名。
1の概要
楽曲詳細
生き残れ 胸が張り裂けそうな夜も越えて いつかの誓いを抱いて
楽曲概要
『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』のオリジナル楽曲。『デレステ』で開催された期間限定イベント「LIVE Groove Visual burst」第2回のイベント楽曲として制作され、イベント開始日である2016年4月30日に公開された。今回からの変更点として、イベント画面に入るとボーナスとして「1日限定30スタドリ」が配布されるようになった。
この楽曲のために後記のボーカルメンバー5人によるユニット、アインフェリアが結成され、イベント内のスペシャルコミュにてPV撮影などその活動の様子が描かれる。
まるでロボットか異能力による戦いが繰り広げられる系のアニメかラノベにありそうなタイトルだが、そんな印象に違わず殺伐とした世界の中で幼気だった少女が戦乙女へと変わる決意を歌うヒロイズム全開の楽曲である(作曲・編曲を担当している渡部チェルは、平成仮面ライダーシリーズの楽曲にも数多く携わっている)。
CDは「STARLIGHT MASTER」シリーズの第4弾として2016年7月27日発売。【M@STER VERSION】【GAME VERSION】に加え、カップリングとして小日向美穂による「空と風と恋のワルツ」と多田李衣菜による「Sparkling Girl」を収録。
2番は当然1番を承けているのだが意識高い系の(煽り力も高い)歌詞で、CDを聞いたプロデューサーの間で話題になった。
『デレステ』でのMV配置は左から夕美・藍子・美波・ありす・文香。CDのジャケットでも同様の並びとなっている。
2017年11月28日より、この楽曲の専用衣装【ヴァルキュリア・オース】が【ドレスショップ】にて有料で販売を開始した。
SMART LIVEには2020年5月26日に追加。
楽曲難易度
難易度 | レベル | ノーツ |
---|---|---|
DEBUT | 9 | 115 |
REGULAR | 13 | 207 |
PRO | 19 | 412 |
MASTER | 26 | 656 |
MASTER+ ※ | 30 |
|
LIGHT | 6 | 148 |
TRICK | 16 | 392 |
※Album Bのときにのみプレイ可能
リミックス
ソロ・リミックス
「5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!! 宮城・石川・大阪会場オリジナルCD」に、オリジナルメンバー5人がそれぞれソロで歌う音源を収録。
カバーバージョン
はたして、たくみんはこの先、生き残ることができるのか!
それじゃあ歌ってもらいましょう。曲は
「生存」「本能」「「ヴァルキュリアー!」」
『アイドルマスターシンデレラガールズ WILD WIND GIRL』単行本3巻特装版特典CDに向井拓海カバーが収録された。
ドラマパートでも課題曲のカワイイ路線に不満を覚えた拓海が「魂が震える、熱く決める」曲を求めた事で藤本里奈が選曲し、里奈・大槻唯・片桐早苗による歌番組風の曲紹介付きで歌った。拓海も気持ちよく歌えて大満足。
2の概要
- SR[生存本能ヴァルキュリア]新田美波(イベントptランキング上位報酬)
- SR[生存本能ヴァルキュリア]高森藍子(達成pt報酬)
この2種は特訓前後ともにそれぞれのイラストをつなげることで1つのイラストとなり、アインフェリアのユニットメンバー5人が勢揃いする構図となっている。
特訓前は美しい草原でそれぞれに着飾り戯れるメンバーたちが描かれているが、特訓後は打って変わって統一の白い軍服(戦乙女制服またはヴァルキュリア・オース)で荒野に佇むという真逆のイラストである。あるロボットアニメのEDを思い出したプロデューサーもいるのではないだろうか。
スペシャルコミュ
OP | 戦乙女になる日 |
---|---|
第1話 | 少女は戦乙女の声を纏う |
第2話 | 少女は女神に憧れる |
第3話 | 少女は風に包まれる |
第4話 | 少女は幸せを教える |
第5話 | 少女は花に包まれる |
ED | 乙女たちの園 |
[生存本能ヴァルキュリア]新田美波 特訓エピソード
アイドルとは縁遠いものに思える「生存本能」というテーマを、ステージやオーディションで「負けたくない」と感じる気持ちと重ねている。
[生存本能ヴァルキュリア]高森藍子 特訓エピソード
戦場を颯爽と駆け抜ける乙女の役を演じることに不安を感じていたが、かけがえのない自然や小さな子供たちを守るための盾になりたい、という気持ちでPV撮影に臨む。
余談
イベントボーダー
ヒロイックな曲で事前から話題になっていたことや、上位報酬となった新田美波の人気に加え、上記のログインボーナス、そして何よりゴールデンウィークと言った要因が重なった結果、ポイントボーダーは空前絶後の伸びとなり、10万位で25275ポイントまで到達。
これは「LIVE Groove」形式では勿論、「アタポン」形式を含めても最初の「アタシポンコツアンドロイド」を抜き去りトップである(しかもそちらより開催期間は2日短い)。より上位の(スターランクが高い報酬の)ボーダーについてはその限りではないが、いずれにせよ『デレステ』屈指の激戦であったことは疑いようがない。
パート分け
デレステでは橘ありすが歌っていた「(守られるだけの)コドモじゃない」の部分をCD版では鷺沢文香が歌っているが19歳の彼女が言うと薄い本的な意味で洒落にならない。さらに選挙権年齢が18歳になったり18歳成人論まで出来する始末。ゲームバージョン→CDのパート変更の話題になるとよく語られる。
というかあからさまな「子供」がありすしかいないユニットである。
発売日
CDが発売された7月27日は新田美波の誕生日でもある。
広告
2016年夏の『デレステ』山手線看板広告では秋葉原駅・神田駅を飾った。
看板メッセージは下記。
駅名 | メッセージ |
---|---|
秋葉原駅 | 少女達は戦う―― |
神田駅 | 《戦乙女》の名において―― |
順番はどちらが先でも意味が通るようになっているが、設置位置から判断すると外回りで秋葉原→神田の順である蓋然性が高いと思われる。
シンデレラファンタジー
『グランブルーファンタジー』とのコラボイベント「シンデレラファンタジー」の新田美波は「ダイスDEシンデレラ」「神撃のバハムート」コラボで培ったヴァルキュリア(意図したかどうかは不明だがグランブルーファンタジーにも主人公のジョブとして存在する)キャラをこの曲のイメージで補強したものとなっている。