概要
田宮模型から発売されたARシャーシ・FM-Aシャーシのミニ四駆を中心としたシリーズ。
シャーシはミニ四駆第二次ブームで主流だったスーパーTZシャーシ・スーパーFMシャーシと同規格で開発されており、かつモーターを下側から抑えるモノコック成型で造られているのが特徴。
このため一部例外はあるものの旧式のミニ四駆のボディを無加工、もしくはボディ原型を崩さない程度の加工で載せる事が可能となっており、ミニ四駆PROシリーズのダブルシャフトモーターに馴染めない第二次ブーム経験者にも易しい仕様となっている。
なお、旧型シャーシに規格を合わせているシャーシは他にスーパー1シャーシ改修型のスーパー2シャーシもそうだが、こちらはスーパー1が抱えていた数々の問題をクリアするに留まっておりモノコック式でもないためかREVシリーズには含まれない。
PROと違い、過去作のボディの規格を基準にシャーシを造ったためか、原作付き(と言っても「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」だけだが)のマシンはミニ四駆REVシリーズに分類されず、プレミアム(旧作マシンのシャーシをAR・FM-Aに変えたもの)・新型関係なく普通に「フルカウルミニ四駆」で統一されている。
上述の分類もあってか原作なしのARシャーシの新型マシンは2012年のエアロアバンテから5種類のみしか発売されておらず、2017年のラウディーブルからはほぼFM-Aシャーシの方の新型マシン開発に傾倒してしまっている。
シャーシの特徴
ARシャーシ
カウンターギアを除くギア類やモーター、電池がシャーシ下面から交換でき、電池交換の際ボディを外す必要がない設計となっている。
グレードアップパーツの「No.470 ARシャーシ サイドボディキャッチアッタチメント」を装着することによってワイルドミニ四駆のボディも搭載可能(一部加工を要するボディもある)。
ミニ四駆REVではないが、トラッキンミニ四駆のプレミアム版もこのシャーシを採用している。
FM-Aシャーシ
ARと違い、シャーシ下面からアクセスできるパーツはモーターのみとなってしまうが、これは下部の清流効果を狙うものである。
リアステーはARの一体型から分割式に変更されている。
AR同様、サイドボディキャッチアタッチメントが取り付け可能(一部要加工)。
ミニ四駆REVシリーズ一覧
※ベース車有りのカラーバリエーション品を除く。
AR
ミニ四駆スターターパックAR スピードタイプ (エアロ アバンテ) / 特別企画扱い
FM-A
ミニ四駆スターターパックFM-Aバランスタイプ (ラウディーブル) / 特別企画扱い
ジプニー / 特別企画扱い
香港レーシングタクシー / 国内未発売品