概要
アメリカのダート路線で80年代末に活躍した馬で、2-3歳でG1を9勝した豪傑。
同世代のサンデーサイレンスとはライバル関係にあった。
血統
生没年 | 1986-1994(享年8) |
---|---|
性別 | 牡 |
血統 | 父:Alydar/母:Relaxing/母父:Buckpasser |
競走馬時代
出自はサンデーとは対照的で近親やきょうだいに活躍馬が多数いる名門であった。イージーゴアの馬主フィップス氏はサンデーサイレンスの生産者ハンコック氏の父が代表を務めていた名門クレイボーンファームからハンコック氏が独立するきっかけを作った人物。
生産者の因縁も含め、美しい馬体で期待された良血の東海岸のエリートのイージーゴアと、内側に大きく湾曲した後脚と激しい気性の西海岸の雑草血統の成り上がりサンデーサイレンスは因縁のライバル関係となった。
不良馬場のケンタッキーダービーでサンデーサイレンスに敗れ、プリークネスステークスでもサンデーサイレンスの喧嘩走法に敗れる。ベルモントステークスではイージーゴアが逆襲し勝利。
ベルモンドステークスからG1を5連勝し、アメリカ競馬の祭典ブリーダーズカップ・クラシック(BCクラシック)へ。サンデーサイレンスとイージーゴア、4度目の対決では、サンデーサイレンスがイージーゴアをクビ差凌いでコースレコードで勝利した。
引退後
引退後はアメリカで種牡馬入りしたが8歳の若さでこの世を去っている。