概要
多くの種が含まれているとされたが、現在はゴミ箱分類(適当にまとめられたもの)だとしてタイプ種に密接に関係しているもののみをレピドテス属に含めることが多い。
高い適応力を持ち、川や湖だけでなく海まで広い範囲に生息していた。
上顎骨が頬骨に癒着していないため、鯉のように口を伸ばすことができたと考えられている。歯は丸く、硬いものを砕くのに適していた。この二つの特徴から、遠くから口を伸ばし貝や甲殻類を捕らえて砕いて食べたと思われる。
丸い歯は中世ヨーロッパにおいて、「トードストーン」なる特殊な珠とされており、年老いたヒキガエルを赤い布に乗せることで、カエルの頭の中から取り出すことができるものと考えられていた。