ああ、医者が運動しろとうるさくてな
概要
ゲームバイオハザードリベレーションズに登場するBSAA代表。
本作の主人公格であるジル・バレンタイン、パーカー・ルチアーニ、クリス・レッドフィールドらの直属の上司にしてリベレーションズの一連の事件の作戦指揮を行う。
コードネームはフォークボール。
人物
ジョークを多く口にする飄々としたつかみどころの無いナイスミドル。任務中もおどけているが、真面目な時にはしっかりとBSAA代表の顔をする切り替えの出来る男。
本作の一件であるクイーンゼノビア騒動の前に起きたバイオテロ、『テラグリジアパニック』ではFBCのオブザーバーとしてテラグリジアに派遣された経歴を持ち、その際に出会ったモルガン・ランズディールとは非常に折り合いが悪く、2人のやりとりはまるで海外ドラマで見かける物的証拠の無い悪人と刑事のようにギスギスしている。
BSAA代表としての手腕も高く、実力者ながらもエキセントリックな言動が目立つキース・ラムレイ&クエント・ケッチャムを手懐け見事に動かしている。
基本的には指揮官として活動しており、テラグリジア跡地近辺の謎の漂着物が流れ着いた砂浜以外では現場に現れない。その漂着物調査の際に来た緊急連絡により、クイーンゼノビア騒動が開始。ゼノビアに乗り込んだジル&パーカーペア、ヴァルコイネン・モッキを調査するクリス&ジェシカペア、後追いで調査に飛ばしたキース&クエントペアの3チームを同時に指揮しながら的確な指示を出すものの、意図的な情報遮断や誤情報を流す不可解な言動が目立つ。
レイドモード
あ〜...実戦は久しぶりだ
クリア後のオマケ要素、レイドモードにも隠しキャラとしてしっかり参戦。
スキルはハンドガンとグレネードの強化。ナイフは平凡。体術はチョップ。
歳のせいなのか実戦ブランクのせいか回避が弱く被ダメージが多く、ハンドガンはスキルの効果で爆速で扱えるものの、他の武器はライフル以外の取り回しが軒並みマイナス補正とツライ。マイナス補正を嫌う場合は銃のチョイスがライフルとハンドガン頼りになる為、精密射撃を求められる。
そしてグレネード強化は範囲が80%増加と非常に便利。当然デコイや電撃グレネードにも対応。
ピンポイントなハンドガン捌きで単体を処理して大勢をグレネードで吹っ飛ばすシンプルなキャラクターであるが、回避の弱さと被ダメージの高さ、そして精密射撃が苦手な人からは扱いにくさが目立つ。
同じくグレネード強化持ちのクエントといい、バンバン超範囲の爆発物を投げまくる姿はヴェルトロよりテロリストかもしれない。
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何を恐れている?ネタバレを放つには落ち着きが無さすぎやしませんか?
ネタバレ
実はクイーンゼノビア騒動から作中の多くの騒動は彼の自作自演。全ては『テラグリジアパニック』の首謀者であるモルガンを逮捕する為に起こした行為であり、作中の情報遮断と言った不可解な行動は内通者がいる事を確信しているが、それが誰か分からず誰にも語るに語れなかっただけであり、内通者を見つけた後は全て包み隠さず話している。当然彼は100%バイオテロを憎む正義漢である。
この事をレイモンド・ベスターだけが最初から全て知っており、レイモンドが定期的に連絡を取っていた相手はオブライエンである。
そして物語終盤、モルガンがゼノビアごと証拠隠滅を図る為に太陽光照射システム、レギア・ソリスの発射を防ぐために再びモルガン及びFBCと対立。
現場の頑張りの甲斐もあり、なんとかレギア・ソリスの直撃を回避したものの、モルガンの手でBSAA本部ごとモルガンにより拘束される。しかしクリスとジルがジャック・ノーマンから真実を手にした事で形成逆転。証拠を突きつけられなお、「愚昧な大衆どもは導きを求めていた。大義のため」と口にするモルガンを拘束。テラグリジアパニックの真相を暴いたものの、独断による作戦指示の責任を取り代表を辞任。本部顧問を務めながらも探偵小説を執筆する隠居状態になる。
彼の作戦が間違えていなかった。と証明する事があれば、この騒動で彼の指示の元から出した犠牲者はレイチェル・フォリーとマラコーダに潰されたパイロットの2人(もしかしたらマラコーダに潰された人数がもう少し多いかもしれない)だけである事だろう。もちろん犠牲者を出してしまったからこそ辞任になってしまったのだろうが。
そしてそんな彼を失ってしまった事でBSAAはおかしな方向へ進んでしまう...
ちなみに執筆した本は人気なのかバイオハザード7では彼の著書『暴かれた深淵』が登場している。