アサマノイタズラ
あさまのいたずら
日本の競走馬。2021年のセントライト記念の勝ち馬。
プロフィール
戦績
デビュー前
2018年のエイプリルフール。北海道日高町の前野牧場にて誕生した。
父は日本馬初のドバイワールドカップ優勝を果たしたヴィクトワールピサ。母父のキングヘイローは高松宮記念を制したスプリンターで、近年はディープボンドなど、母父として活躍馬を出しつつある。
その後はセリを介さず星野壽市氏の所有となり、先述した上毛かるたの札から「アサマノイタズラ」と名付けられた。
ちなみに、母のハイタッチクイーンも星野氏の所有馬である。
2歳
育成などを経た後はJRA美浦トレーニングセンターの手塚貴久厩舎に入厩。同厩同世代には、オークス馬のユーバーレーベンがいる。
調教が遅れたのか、デビューは2歳も暮れに差し掛かった2020年の12月13日。中山第5R 2歳新馬戦(芝1800m)。
鞍上に嶋田純次を迎え、ディオスバリエンテの3着に入線。年も遅いことから、年内はこの1戦のみとなった、
3歳
明け3歳になった後は、距離を2000mに延長した1月5日の中山第1Rで未勝利を脱出。
- 水仙賞(1勝クラス)4着
- フジTVスプリングS(G2)2着
と2戦連続で掲示板入りの好走を続ける。
また、スプリングSで2着に入ったことで、皐月賞の優先出走権を獲得。陣営は次戦にG1初挑戦であるクラシック第1戦、皐月賞を選択した。
いざ迎えた皐月賞。アサマノイタズラは5番手付近を先行したものの、最終コーナーから直線で他馬と馬体をぶつけ合ったのち後退。
エフフォーリアの最下位16着という結果になった。
この結果から日本ダービーは回避し、7月4日のラジオNIKKEI賞(G3)に挑むも、ヴァイスメテオールの12着と大敗を喫してしまう。