南津涼子
なつりょうこ
「あたしゃ曲がった事がでーっきれーなんだ!」
「い、いかん! ついつい煩悩が…!」
概要
時女一族に所属する曲がったことが大嫌いな寺育ちの熱血魔法少女。
幼い頃に両親と死別し、神浜の近郊にある寺「浄安寺」に住む厳格な祖父に厳しく育てられた。
本家の少女をサポートするため情熱のおもむくまま神浜へとやってきた。
魔法少女として
炎をイメージした和装。上記の生い立ちのためか、魔女に対しても「成仏させる」という理由で戦っている(そも魔女自体は悪霊のようなものなので認識としてはあながち間違ってはいない)。
固有魔法は「相手を特殊な空間に引き込み座禅を通じて説得する」というもの。
また、戦闘では「地獄の業火」なる攻撃技を用いる。
ゲーム上の性能
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×2 | ×2 | ×0 | ×1 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 21,492 | 6,868 | 6,937 |
★5 | Lv.100 | 27,052 | 8,648 | 8,732 |
コネクト「信じろ、あたしが救ってやる」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 攻撃力UP[Ⅶ]& BlastダメージUP[Ⅵ]& Accele MPUP[Ⅴ] |
★5 | 攻撃力UP[Ⅸ]& BlastダメージUP[Ⅷ]& Accele MPUP[Ⅶ] |
マギア「大炎魔警策茶昆」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵単体に属性強化ダメージ[Ⅴ]& 必ずスタン(敵単/1T) & 必ずやけど & 攻撃力DOWN(敵単/3T) |
★5 | 敵単体に属性強化ダメージ[Ⅶ]& 必ずスタン(敵単/1T) & 必ずやけど & 攻撃力DOWN(敵単/3T) |
警策とは、坐禅している修行者の肩や背を叩くのに使う、あの棒の事で姿勢の悪さや手で結んでいる印が乱れているのを教える為の道具である。
専用メモリア「貫くなら自分から」
テストで100点取るより難しい皆勤賞
小中全制覇の賞状は、丈夫な体と真っ直ぐな心の証
両親から授かった、何ものにも代えがたい最高の財産
でも、遠くで助けを求める声があれば、一目散に学校を抜け出す
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | スキル |
イラストレーター | mepo |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 510 | 0 | 431 |
スキル「チャージライズ・シールド[Ⅲ]」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | ダメージカット状態[Ⅲ]&Charge後ダメージUP[Ⅱ] | 自/3T |
限界突破 |
活躍
メインストーリー第二部
第二章「微笑みと火花」
メインストーリーに初登場。
魔法少女ストーリー
南津涼子
- 1話「ただの血筋」
いつものように魔女を退治したものの、魔法少女の姿を祖父に見られてしまう。
しかし祖父は彼女を見るなり、人智を超えた力で日本を救う巫(魔法少女)を生み出す時女一族の本家が神浜市の自動浄化システムを求めている事を知らせた。
それを聞いた涼子はすぐさま神浜市の新西区へと向かい、灯花のドッペルを目撃したことをきっかけに静香、ちはる、すなおから神浜の自動浄化システムやそれを世界に広めようと活動している神浜マギアユニオンや魔女が魔法少女の成れの果てである事を聞き出した。
しかし涼子は時女の事をあまり知らず、中途半端な気持ちで仲間になれないので三人に時女集落に連れて行くことを要求。そこでまだ違和感を抱くようなら力は貸さないつもりで…
「暴走した正義ほど、悪いもんはねェんだよ」
- 2話「すれ違う血脈」
時女の集落に着いた涼子は、ちはるからキュゥべえが祀られてる神社へと案内されここで歴代の時女魔法少女が日の本を救う願いのために戦ってきたことと彼女達の名簿がある事を知る。
そして彼女は周囲から自分の母が命を駆けて日本を救った英雄だと言われてきた事を思い出すが、涼子本人は母の自己犠牲のせいで人生を苦労したため、一度たりとも母の事を誇らしいと思っていなかった。故に涼子は母のように日本の為に自身を犠牲として英雄に事を望まず。
神浜に戻ると偶然栄総合学園の生徒達が世話をしている「モカ」を探しており、涼子も駆けつけて助けたがモカとは生徒の恵萌花の事であり、危なっかしい所があるので過保護な世話係がいると観鳥令から聞かされた。
萌花が自らを犠牲にしてネコを救った事をきっかけに、涼子は両親の墓参りに行く。母が英雄として死に、周囲から英雄と呼ばれている事に満足しているかハッキリさせるため。そこで祖父と出会い、彼から水徳寺を救ったのは涼子ではないかと感づかれる。涼子は当時、水徳寺と周辺の土地を悪い役人や政治家によって強引に開発されそうになり、寺まで立ち退きを迫られている時にキュゥべえと出会い、目の前に人を不幸にする悪を退治するため上記の願いで魔法少女となった。
何よりその関係者達はメディアから経済発展を進める英雄のように扱われ、多くの人は得をしたもののその影で割を食う人もいてそれが涼子には許せなかったのだ。涼子もまた、母が英雄として人々を救っていた影で幼少期に苦しい思いをしてきたためである。
涼子の心の内を知った祖父は母の生き様を伝えるため、寺の中に案内する。
「ここ…なーんかあンだよなぁ」
- 3話「かけがえのない魂」
祖父は涼子の母がかつて警察の治安に関する仕事をしており、父を亡くした涼子をよく寺に預けていた事を明かし、母の最期の通話記録を聴かせる。
彼女は地下組織と一人で戦う直前に娘を守れて幸せだった事を言い残し、現場に呼んだ応援が駆けつけるまで意識を守って耐えたものの搬送された病院で亡くなった事が判明する。
事件については詳しく明かされなかったものの涼子の母は戦争を防いだのだと祖父は推測し、それを聴いた涼子は母は自分を戦争から守ってくれたのだと解釈。そして涼子は母の自己犠牲や命を賭けた英雄というのが外野の意見であり、母は本当は純粋に守りたいものを守った事に気づき、心のままに生き続けると祖父に宣言した。
後日、時女の三人に先ほど浄安寺で自分が思い考えた事を告げ、時女一族として戦うと宣言し、母の墓に対しても自分の大切な物を守るために戦うと告げたのだった。
「よし、何もかも完全に解決したな!」