概要
ヘリック共和国軍が初期に開発した蠍型奇襲戦用ゾイド。サイズは小型ゾイドクラス。
かつて運用していた蜘蛛型ゾイド・グランチュラをベースとしてバイオ技術と武装を追加することで開発された。
砂漠での、砂の中に身を潜めて待ち伏せ攻撃をする戦法を最も得意とする。
この戦法は強力で、大型ゾイドを葬る活躍を見せたこともある。
重装甲タイプや完全自動操縦タイプなど、多くのバリエーションが存在しており、共和国軍では馴染み深い機体でもある。
アニメとして最初に登場したゾイドでもあり、その原作となった漫画版でも同様に初陣を飾った。後者は野良ゾイドで前者は盗賊が操縦していたが、丸腰のバンを襲撃する役回りは同じである。
関連タグ
デススティンガー・・・帝国軍のサソリ。こいつの方がはるかに強い。最強。
ガイザック・・・「ガイサック」ではなく「ガイザック」。トミーがゾイドの後釜として展開した『装甲巨神Zナイト』に登場したメタルフット(人型ロボ)。頭部に蠍の意匠がある。
機体バリエーション
ガイサック・スティンガースペシャル
アニメで登場した賞金稼ぎスティンガーの専用機で、機体色が赤くなり、頭部はじめデザインも大きく変わっている。
ゾイドでは珍しいパイロットにダメージを与える毒ガス入りの弾頭・パラライズミスト弾を装備しており、機動力はじめ性能も大きく向上している。
アニメ24話ではパイロットのスティンガーの実力もあってダークホーン2体をパラライズミスト弾で(パイロットをだが)行動不能にして撃破したが、借り受けた帝国兵が乗った時は生身のバン]に翻弄されたあげく奪取された。
続く25話ではバンが地の利を生かしてダークホーンを(パイロットを失神させて)撃破すると小型機らしからぬ強さを見せるが、本来の持ち主のスティンガーが乗り換えた改造セイバータイガーに破壊された。