概要
一度口から吐いた唾は飲むことができないように、『一度口にしてしまった発言は、決して取り消せない』という意味であり、似たような意味の故事成語に『覆水盆に返らず』があるが、あちらはどちらかというと発言よりも行動に対して使われがちである。
『吐いた唾は飲み込めない』あるいは『吐いた唾は呑めぬ』の表記で少し変化して用いられる場合もある。
創作作品の世界及び現実世界において後先考えないその時の浅はかや感情任せの発言が、とんでもない悲劇や取り返しのつかない最悪の結果を招いてしまったというのはよくあることであり、『どんな時でも自分の喋ろうとする言葉にブレーキをかけられるようにする』のが唯一にして最大の対策である。
ちなみに『吐いた唾を飲む』と肯定形だと、前言を翻すという意味になる。
関連作品
2022年現在、『吐いた唾は飲めぬ』のタグが付いてる唯一のイラスト形式の作品で、その内容も『吐いた唾は飲めぬ』を完璧に体現している。
関連タグ
Twitter、Facebook:どちらも有名なSNSであり、『喋る言葉』と『入力する文章』という相違点こそあるが、『それらが原因で色々な悪い意味で取り返しのつかない結果を招いてしまう』というリスクやデメリットがあるのが深く関連している。
関連ジャンル
もう遅い、追放もの、幼馴染ざまぁ、覆盆モノ:いずれも登場する悪役や負けヒロインが『吐いた唾は飲めぬ』を体現するような末路を辿るのがお約束となっている。