曖昧さ回避
- 清音(せいおん):日本語における、かな音(ひらがな・カタカナ)のうち濁音(ガ行、ザ行、ダ行、バ行)や半濁音(パ行)促音(っ)撥音(ん)を除いた「特別な効果を持たされない、にごらない音」の事。
- 清音(きよね):岡山県総社市にある広域地域。旧、都窪郡清音村。
- 天地無用!シリーズのキャラクター。本項目で詳述。作品によって設定・容姿・中の人が異なるので注意。
- 梶島天地(原作版天地)にのみ登場するキャラクター、柾木清音。柾木勝仁(遙照)と柾木アイリの次女で柾木水穂の妹。柾木信幸の夫で柾木天女、柾木天地姉弟の母親。CV:篠原恵美。
- 派生天地(月村天地、長谷川天地、ねぎし天地)に登場するキャラクター。GP(ギャラクシーポリス)の一級刑事で九羅密美星の相棒。フルネームは真備清音。以下に記す各キャラクターの大元となるキャラクター。本項目にて詳述。
- 天地無用!SOUND FILE(月村天地)、魔法少女プリティサミーラジオドラマ二期版、魔法少女プリティサミー小説版並行世界編に登場するキャラクター。婿取りのために宇宙を放浪した挙句天地を狙う、宇宙人の(婚期にアセる)姫様。名前は天之川清音。
- 魔法少女プリティサミーOVA版に登場するキャラクター。名門大学生である美星とルームシェアをしている浪人生。名前は清音由梨。
- 魔法少女プリティサミーTV版に登場するキャラクター。海の星小学校の教師で美星の同僚。名前は天百合清音。
概要(派生天地)
清音「みぃ~ほぉ~しぃ~~! あんたって子は、また、やったわね! 」
相方「ふえぇ~ん、ごめんなさぁ~い。助けて清音ぇ~~~ 」
清音「………しかたないわね。行くわよ! 早く来なさい美星! 」
九羅密美星の相棒。通称、ミホキヨコンビ(あるいは単にミホキヨ)の片割れ。
強いて言うなら梶島版における神木ノイケ(ノイケ酒津)にあたる人物。ただ、徹頭徹尾クールなノイケと違いクールを装っている沸点の低い激情家である。
CV:天野由梨
作品のコンテンツ展開における超初期からの登場であったため(原作者・梶島が関わりを認めていない)派生作品のキャラにも関わらず「天地無用!の『清音』といえば、この人」「美星の相方といえば(ノイケではなく)清音」というファンも多い。
基本的にこのキャラクターが登場する天地無用!作品においては、柾木天地の母親は柾木阿知花になる。
登場する、どの作品でも美星のド天然(天地無用!世界の用語で言えば「確率の偏り」)に巻き込まれてはヒドい目に遭う苦労人かつ常識人である事は共通している。
元々は優秀なクールビューティーの(頭の固い)バリキャリだったのだが、美星に出会って組まされてしまったのが運の尽きともいえる。
なので相方の美星に対しては「いつか殺してやる!」と険悪な言動を隠せない。されど、いつも美星の天然行動で毒気を抜かれ「殺る気」を削がれ、あげく渋々彼女を手助けする羽目に陥っている。
一方で、同時に自身にとって美星は「自分を飾らなくてもいい相手」でもあるため気安い相手である事も確か。
総じて美星とは結果的にはケンカップルの漫才コンビ(ツッコミ清音、ボケ美星)という間柄に収まっており「ギャラクシーポリス所属の一流お笑い芸人」という栄誉(?)をほしいままにしているとかしていないとか。
天地無用!
ギャラクシーポリスの1級刑事。美星の相棒「真備清音」として登場。
『天地無用!魎皇鬼』(梶島版)では登場していないが、魎皇鬼を元にした番外編やゲーム(月村版、林版)などでは登場している。
登場初出は長谷川版になるが、キャラクターとして設定されたのは林宏樹(『魎皇鬼』第一期時の共同原案者かつ共同制作監督。のちにエルハザード、大運動会、BPSなどを手掛け、一部界隈からはミスターAICとまで呼ばれた人)が噛んでいる月村版(要は上述した番外編やゲームでの世界線)が最初。
そのため長谷川版の立ち上げ時にはAIC、富士見(角川)、パイオニア、林、梶島、長谷川(そして多くの派生メディア作品の担当者たち)の間で「真備清音? そんな奴ぁいねえよ(By.梶島)騒動」が巻き起こり、結果として設定の分裂とパラレル化が起こった。
ゆえに天地無用!系列作品で彼女が登場するのは、基本的に林が企画を主導した作品および、林天地の流れを組むあるいは尊重している作品に限られる。
魔法少女プリティサミー
媒体によって立場が異なる。
OVA版と小説版では「清音由梨」として登場。
浪人生でありある事情により美星と同居している。
TV版の名字は「天百合」。教師として登場。
海の星小学校の教諭で、4年2組の担任。美星とは同い年だが、1年就職浪人したため教師としては美星より後輩である。
ラジオドラマ版では清音星の皇女である天之川清音として登場。
名前の由来
「真備」は現在倉敷市に「清音」は総社市に吸収合併されている。
両地区とも2018年7月に、西日本豪雨によって甚大な被害を受けた。