概要
一説によると怪力を得られる薬、また一説によると年を取る薬と言われていた。
10年前にリュウグウ王国軍人だったホーディ・ジョーンズによって盗み出され、ホーディの同輩ゼオによって量産された。
盗み出された後、玉手箱には強力な爆薬が仕込まれた。
その効果は言説通りであり、過剰摂取したホーディやヒョウゾウは髪が白くなり覚醒して怪力を得た。他の海賊団メンバーも乱用し強大な力を得た。
そして、立つのもやっとというくらいの老人にまでなってしまった。
漫画ではよくある白髪化=覚醒という描写をただの老化の始まりだったというどんでん返しであった。
バンダー・デッケンはこの薬の老化の部分に着目し「幼いしらほしに飲ませれば美女になって俺と結婚できる」と言って入手を狙っていた。
その噂は様々なところに広がっており、四皇や裏社会の帝王、世界政府までもが狙っている。
余談
所謂昔話の浦島太郎に出てくる「玉手箱」のオマージュなのだが、「一時的な力を得る代わりに大きな代償を払う」という点ではアラバスタに出てきた豪水と似ている部分がある(あちらは「一時の力を得る代わりに命を削る水」と呼ばれていて、服用したものは僅かな時間しか生きていられなかった)。
最も、豪水を服用した精鋭部隊ツメゲリ部隊は忠誠を誓った国と民を守るために服用したのでコイツらと一緒にしてはいけないのだが。末路を鑑みるに、国の為に戦った兵として丁重に葬られただろうツメゲリ部隊に対し、こちらは老化の末に生き地獄のまま囚人となるのと正反対であった。