「私はエバイン、あなたの手がほしいだけ...」
概要
CV:来宮良子
第15話「妖獣エバイン 千本の腕」に登場。女性のケンタウロスのような姿をしている。自分に腕がない分、他人の腕を操ったり(伸ばすことも可能)、鏡に自由に出現する能力を持つ。
活躍
不動明や牧村美樹らが乗っていたバスの運転手の腕を操り、ハンドルを破壊させ、衝突事故を起こさせる。それからも女性アナウンサーや、バイクを運転していた男性の腕を操り、殺害したりした。
その後、学校でタレちゃん、ミヨちゃんの腕を操り、明を殺そうとするが、美女の姿で鏡に現れたところを明にベルトで叩き割られ、正体を現すと、校長室の鏡を使って逃走。そして、妖将軍ムザンに明が自分の正体を知っていたことを報告し、ムザンから回せば人間を鏡の世界に閉じ込められる鍵を授かり、明に再戦を挑む。
早速、その鍵を使って、彼を鏡の世界に閉じ込めると、無数の腕を出現させ、デビルマンになった彼を捕え、角で刺し殺すとするが、デビルウイングで回避され、さらにデビルキックを顔面に食らい、角が折れたところにデビルビームを受け、敗れた。
漫画(冒険王)版
腕のない人間女性の姿で人間界に現れ、様々な人間を狙い腕を奪った。その後、鏡の世界でデビルマンと対峙。アニメ版同様に無数の腕で彼を捕らえて角で刺殺しようとするが、肘打ちで角を折られてしまい、それを投げつけられ胸に刺さって倒された。
余談
アニメ版デビルマンレディーの最終回で、神=アスカ蘭との闘いに勝つも両腕を失った主人公・不動ジュンがエピローグで街中を歩くシーンがある。関連性は明示されていないが、本作品は様々なデビルマンのメディア展開作品に対するオマージュが随所に散りばめられており、漫画版エバインの人間態のオマージュである可能性も考えられる。