機体説明
その名の通りキュベレイの量産モデル。背部にアクティブカノンを増設し、試作機の3倍の量のファンネルを搭載して、火力を大幅に向上させている。
これは専属パイロットであるプルシリーズと、ハマーンやプルツー、エルピー・プルとの能力差を是正するための措置でもあった。しかしプルシリーズの能力では、30基ものファンネルを活かしきることができず、機体性能をフルに発揮することはなかったとされている。
当初はグレミー軍の運用するモビルスーツと同様のグレーのカラーリングを採用していたが、後にキュベレイMk-Ⅱ(プル機)と同色の黒紫を基調としたカラーリングに改められている。
劇中での活躍
ネオ・ジオン内乱時にグレミー・トト率いる反乱軍・ニュータイプ部隊に編成され、クィン・マンサの随伴機として大量投入された。
パイロットはグレミーが養成したクローン・ニュータイプ(プルシリーズ)で、ハマーン正規軍及びエゥーゴのガンダムチームを相手に圧倒的な戦闘力を見せ付けた。
だが、最終的にはグレミー戦死後にキャラ・スーン操るゲーマルクと交戦した殆どの機体が相打ちとなり撃墜されている。
第一次ネオジオン戦争終結後は中破した本機がオーガスタ研究所に保管されていたが、後にマリーダ・クルスの再調整に利用された。
関連機体
AMX-004 キュベレイ
AMX-004-2 キュベレイMK-Ⅱ(エルピー・プル搭乗機)
AMX-004-3 キュベレイMK-Ⅱ(プルツー搭乗機)