曖昧さ回避
3の概要
1973年設立。
イタリアのダラーラ社と並び、業界において量産レーシングカーシャシー(車体)製造OEMの双璧をなす。ダラーラはフォーミュラカーがメインなのに対し、オレカは耐久レース用プロトタイプレーシングカーが中心となる。
加えてオレカはラリーカー用共通コンポーネントの開発・製造・販売、エンジンの開発・供給、レーシングチーム運営の支援、レースの主催…etcといった車体製造以外のことも幅広く行っており、「モータースポーツ界の総合商社」とでも言える存在かもしれない。
オレカの量産する製品はいずも高品質かつ低コストなため、カスタマーからの人気が高く、近年は様々なレースカテゴリで目にする機会があるだろう。
また他社のブランド(例:LMP2マシンのアルピーヌ・A460、アウルス・01など)でのOEM生産を担うこともままあるため、普段目にしているつもりのないそのマシンが実はオレカ製、という場合もありうる。
オレカ自身でレーシングチームとしての活動も行っており、数々の大手自動車メーカーのレース活動(ワークス参戦)の実働部隊を請け負ってきた。その中にはマツダとトヨタのル・マン24時間も含まれている。