宇輪
うりん
宇輪とはウルトラ怪獣をデザインした彫刻家、画家の成田亨氏の作品である。
概要
『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』でたくさんのウルトラ怪獣のデザインをした成田亨氏が、角の形状を輪で表現する形でデザインした怪獣である。
最初に頭部がデザインされ、彫像が制作されている。
映像作品に登場することは無かったが、朝日ソノラマの「宇宙船」誌の成田亨特集号にゴモラと共にたたずむイラストが掲載された。
全身像では二足歩行で皮膚はマグラーの様な質感である。
制作時期が不明なデザイン画では、背面にザンボラーやギラドラスのようなヒレがあったが、後の絵画作品では無くなっている。
なお「創獣団」による全身像のガレージキットが制作され販売されていた。
没後に公開された怪獣、幻獣を描いた鉛筆画には、同じ姿の「ネビュラ」という作品もある。