概要
pixivにおいては絵や絵に描かれている何かへの罵倒らしきタグ。投稿者が自分自身で付ける場合がほとんどである。
リアルでこの言葉を相手に対して使う場合は状況や相手との関係を考えて発言するべきである。親しき仲にも礼儀ありとはあるが、場合によっては自分の人生がエンドになりかねない。
元々「死ね」という言葉は他人に不快を与える暴言および中傷であり、表現として良くない。
平気でそれを言うと誰からにも嫌われたり、度が過ぎれば侮辱罪や脅迫罪として訴えられる事もある。
それを言ったことで相手が自殺を決意し、自殺した場合、自殺教唆で6ヶ月以上7年以下の懲役もしくは禁固刑になる時もある。
なお、殆どのチャットサービスやコミュニケーションサイトはこの単語を指定禁止ワードとしている。
→これを回避して書き込むため「死」の部分を「氏」や「市」、ひらがなで「し」、半角文字で「タヒ」等にする方法がある。
→しかし巷に浸透しすぎたため、これらのワードも禁止するサイトが増えてきた。
無論pixivでもコメントやタグで使う際は充分注意が必要である。というより使わないようにしましょう。
英語で丁寧に言うと『I want you to die.』になるが、一般的には『You die!』や『Die!』が多い。
創作・フィクションでの扱い
フィクションでは、言った方も言われた方も実在しない=被害者も加害者もいないので、前項で述べたような刑法上のデメリットが無く、それゆえに軽率に用いられやすい。
また本来は過激でシリアスな意味であるが、一周回ってギャグシーンのツッコミや試合・戦闘時の気合などで用いられ、それなりに読者・視聴者にウケてしまうワードである点も、「死ね」の乱発に拍車をかけている。
音楽でもあいみょんが『貴方解剖純愛歌〜死ね』という過激なタイトルの歌を歌っていたり、ボカロ曲でも『しねばいいのに』が普通にギャグ曲として受け入れられている。
元々創作の世界は、殴り合いや殺人事件、戦争が当たり前にエンターテインメントの題材として取り上げられ、受け入れられる程度には自由な場所なので、我々が現実の日常会話で「死ね」を使うのとはかなり意味が異なる点は注意が必要である。
ただし全く自由かといえばそうでもなく、例えば漫画でのセリフで「死ね」という発言は、公共の電波に載せるアニメでは修正される傾向にある。例えば「くたばれ」や「消えろ」「消え失せろ」「去れ」「帰れ」などのマイルドな表現に変えられているケースが多い(「死ぬ」など自分に対して使う場合はそのままアニメでも使用されている)。
言霊が力となる世界観の作品では、本当にこの一言で殺人を行える設定のものもある。