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名もなき宇宙恐怖の編集履歴

2022-05-13 15:17:35 バージョン

名もなき宇宙恐怖

なもなきうちゅうきょうふ

『名もなき宇宙恐怖』は、東方Projectの二次創作ゲーム『東方ロストワード』のストーリーのひとつである『秘封ロストワード』に登場するキャラクター。

「興味深いですね。想定不能だった状況も、実際に陥れば不思議と合点がいきます。私は帝都を襲う化け物、理不尽にもたらされる滅亡……純狐です。さあ、忌み嫌いなさい。恐怖しなさい。無理せずに。」


概要

東方ロストワードに登場する、小さい純狐。能力の説明文では地球外生命体(?)としての純狐”とされている。


【東方ロストワード】名もなき宇宙恐怖 純狐

小さな亡霊楼主小さな大妖怪、そして小さな悪魔令嬢と同様の、色違い以外のオリジナルキャラクターである。


純化する程度の能力」の基本的な部分は変わってないようだが、多くの情報が抹消されているため不明な点が多く、出現する世界によっては大きく性質を変える可能性があるという。その根本的な原因もまた不明。


汎用記号は「B2」


秘封ロストワードEXにて初登場。詳しくは下記の『秘封ロストワードでは…』にて。


プレイアブル化

実装形態超フェス限定
攻撃式
拡散リトルムーンイーター
集中チッパードラゴン
スペカ1『殺意の百合』
スペカ2『サイケデリックマンダラ』
ラスワ『純粋にして完全なる闇』

2022年2月28日から開催された「外宇宙からの幼侵略者 超フェス」にて実装された。

結界異常ブレイクを中心としていて、スペカが全て無属性で構成されているという非常に特殊な性能。そのためか全種類の結界異常の付与とブレイクの効果を網羅している。


  • スキル1で相手一人に「凍結」を2~3枚付与(相手全体の陰防・CRI回避を2段階ダウンのおまけ付き)、スペカ2の1ブーストで凍結結界ブレイクができる。
  • スキル2で自身の霊力上昇と同時にチャージ(味方の中で行動順が最後になる)を付与、さらに相手一人に「毒霧」を2~3枚付与する。拡散ショットでは確定で「毒霧」結界付与。スペカ1の1ブーストで毒霧結界ブレイク可能。
  • 集中ショットの3ブースト、スペカ1の攻撃前の効果で「燃焼」を付与できる。また、スペカ1の2ブーストで燃焼結界ブレイクが可能。
  • 特性「暗黒星雲」でWAVE開始時、100%の確率で相手単体に結界異常「暗闇」を1枚付与。スペカ2の2ブーストで相手の暗闇状態の結界をブレイクする「閃光弾」が打てる。
  • スペカ2の攻撃前効果で相手単体に結界異常「帯電」を3枚付与、2ブーストで帯電結界ブレイクの性能を持つ「放電弾」が追加され、即席でコンボが狙える。

  • そして、ラストワードでは1ブーストで「毒霧」、2ブーストで「燃焼」、3ブーストで「凍結」「帯電」「暗闇」の結界を一気に割ることができる。

また、拡散ショットとスペカ1には帝都・月の民・月の兎・月の都・神様特攻、集中ショットとスペカ2には月面基地・幻想郷・人間・霊・妖怪特攻、その両方は蛙特攻、ラストワードはそれら全部というかなり広い特攻範囲を持っている(特攻が効く相手には必ずクリティカルが当たる)。蛙というのは、もしや……?

弱点属性がないうえ、能力の効果で、結界異常「燃焼」「凍結」「帯電」「毒霧」「暗闇」にかからない(すべての状態異常にかからない)。相まって、「リプレイオート」を使った探索が安定する。


もちろん、味方へのサポート性能も持ち合わせている。

しかし、体力が4500、陽防が825と防御面は割と低めで、陽気アタッカー相手の戦い及び長期戦は苦手。


育成には超フェスキャラ専用の突破素材「天形代」が必要。育成も通常のキャラに比べて難易度が高い。


テーマ曲

小さな純狐のテーマ曲はDiGiTAL WiNGの「Pure Furies (ALR REMIX)」。原曲は「ピュアヒューリーズ ~ 心の在処」。



余談

スペルカードは東方紺珠伝秘封ナイトメアダイアリーからの採用。

ショットでドラゴンを召喚するのは月食が起こるのは「鬼や巨人が月を食らうから」という古来からの伝承と、鬼や巨人が関わる伝承は竜伝承から変化・混合したケースがあることが由来。


気質はスカイパンチ。スカイパンチとは、層状に薄く広がった巻積雲や高積雲に空いた円形の穴のこと。この雲のことを穴あき雲、スカイパンチ雲という。


関連タグ

東方ロストワード

東方LW・実装キャラクター一覧 純狐

狂気の宇宙妖怪


穏和と敬虔の平和院 豊富と平等の潤沢院

正統と清廉の真理院


純化ロリ・・・小さくなった純狐に付けられるタグ。


うど純 / 狐うどん・・・純狐と鈴仙のカップリングタグ。この純狐の台詞には、うど純/狐うどんを意識したかのような台詞が多い。(さらに「殺意の百合の存在がそれに拍車をかけている。)


『秘封ロストワード』では…

では、ストーリーにどういった形で関わったかというと……


(秘封ロストワード記号Bm3 EXのネタバレを多分に含みます。)















































記号B3「終わりの君」EX1 記号Bm3「怪獣都市 完結編」の終盤…



『怪獣』によって滅亡の危機に瀕している帝都の世界、??????との戦いの末、世界がついに終わりを迎えてしまう。その後、主人公と謎の声の主との対話が始まった。



『怪獣』によって追い詰められていたカンナギオトヒメアズサナヨタケの4人は『三重会議』そのもの、もしくはその中の一部である緊急プログラムを起動。

ほんの一瞬の間で『怪獣』への対抗策を見つけ出すため、ナヨタケは『三重会議』を活用し仮想空間を確保、そこで『怪獣』退治の緊急訓練を開催した。


しかし、とある『怪獣』の介入によってそれは失敗に終わってしまう。その介入者は、いわゆる取り除けない瑕疵(かし)、不意に入り込む障害、そして『機械に混入した蟲』であり、さらには『三重会議』の瑕疵だったのだ。



瑕疵は『仇なす者』であるにも関わらず、一瞬(十分に長い時間)、三重会議をハックできた。その原因は、協力者…ラビット1の存在があったからと推理した主人公。



それを聞いた声の主は「答え合わせ」と称し、『振り返る』よう促した。



そして、の世界で初めて来た部屋と同じ部屋にたどり着く。


そこにはナヨタケたち4人の少女の姿は無い。

声の主曰く、広大なシステムの海に溶け、ドロドロになって混ざってしまったという。



「もう、いいよ。」

「もー、いー、よー。」


「もー、いー、よーって、言ってんの!」


後ろからの声の通りに、主人公は振り返った。

















































「はい、正解ー!」


「ぜーんぶ、貴方の言ったとおり!何一つ間違ってない!」


そこには、さっきまでの声の主である謎の小さな少女、そしてラビット1の姿があった。



主人公が困惑している中、また別の女の子が突然現れた。



「こうして『少女たち』を『三重会議』で飽和させ、内部へ介入して均衡をワザと崩す。」

「そうすることで、いにしえの黴(かび)臭き神格が結晶化する。」

「ふふふ……あえて不純物を投入することで、純化を促す方法もあるんだよ!」



「ねぇ、私が今までどんな気持ちで頑張ってきたか、分かる?」

「ずっとずっと、この日が来るのを待っていたの。」

「大変だったなぁ、つらかったなぁ。」


小さな少女がいくら話しかけても、月の頭脳と呼ばれた少女は微動だにもしない。



「××にも、もうすぐ会えるんだ~!こうして、本物に!」





「うふふ。」

「うふふふふふ。」

「うふふうはうふといほhざおさおほんfんふぁおrんflんか

 qgびヴぁえいうbhqwjfbrhjぇrsdじゃkばfg」

「111001111011010010010100111001011000110010010110

 111000111000000110011011111000111000001010001000」




「××を手に入れるのも時間の問題、でもそれは始まりに過ぎない。」


「そこから先が、本番なの。」


「だから、ねえ。」


「私を導いてーー」



「ーー『蕃神』。」


















靈夢「はい、『可能性』の回収、ご苦労さまー。」

「もう帰っていいわよー?」


気が付くと、主人公は最初の空間にいた。突然の状況の変化に主人公は混乱する。魔理沙は主人公に解説するように言うが、「説明は十分にしたつもり」らしい。



思い返せば、今靈夢と魔理沙のいる荒廃した空間は、たくさんの『可能性』が集まっていて、そしてそれは終わっていくと言っていた。

『ロストワードを見つけること』が、必ず『可能性』の救済に繋がらない、終わった可能性は終わったまま。しかし、月面基地の世界では、主人公の観測によって終わった「可能性世界」の『体験』の消滅は免れたのだった。


今回の異世界の旅は、魔理沙曰く「『可能性』を視る短い旅」、靈夢曰く「ロストワードを取り戻せない旅」、そして「『体験』を持ち帰れば意味がある」、今回は「『可能性』を早く終わらせることが重要」だった。



つまり、ナヨタケたちのいたあの「世界」は、終わるしかない可能性の一つ……ということだったのだ。



靈夢「ーー物語ではない。

 世界というのは、物語ではないのだから。」

「あなたが行動することで、誰かが救われ、

 世界が存続し、筋書きに意味が生まれるかのような……」

「そういう思い上がりは、しないコト。」


「そういうのは、お呼びでない。

 なぜなら、『終わるしかない可能性』だから。」

「言い換えるなら……」


「……「看取れ」ってコトよ。」


魔理沙「終わりがあるから、継承がある。

 それもまた、ひとつの大切な『境界』ね。」

(EX1 記号Bm3 「怪獣都市 第1編」)



靈夢「これは『物語』じゃあないの。」

「探偵小説じゃあないんだから、推理なんてしても意味はない。

 冒険小説じゃあないんだから、悪者も宝物も存在しない。」

「科学小説じゃあないんだから、

 幻想小説じゃあないんだから。」

「怪奇小説じゃあないんだから……ね?」

(EX1 記号Bm3 「怪獣都市 完結編」)



余談

ストーリーの会話の中の1と0が並ぶ文字列は、2進数バイナリ文字列で解読すると「純化せよ」になる。


記号Bm3のエピローグ中、小さな純狐との会話中のBGMとして使われたアレンジ楽曲は、オーライフジャパンの「夢に抱かれて眠る」。原曲は「夢消失 ~ Lost Dream」。

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