概要
春の古牝馬の祭典ヴィクトリアマイル。2022年の同レースは2020年のトリプルティアラ・デアリングタクトの復帰戦として注目され、フェブラリーS3着から芝に戻した桜花賞馬ソダシ、前年の大阪杯馬レイパパレ、前年のエリザベス女王杯馬アカイイト、久々のマイル戦で立て直しを図るレシステンシアと5頭のG1馬が参戦。
他にも、
・前年の秋華賞2着ファインルージュ&同3着アンドヴァラナウト
・トライアルの福島牝馬S2着クリノプレミアム
・トライアルの阪神牝馬S覇者メイショウミモザ&同レースの前年覇者デゼル
・1351ターフスプリント覇者ソングライン
・三冠馬との二頭出し、重賞2勝ミスニューヨーク
・牡馬相手で揉まれてきた、前年の府中牝馬S覇者シャドウディーヴァ
・良血開花を狙う、前年のクイーンS覇者テルツェット
・復権を期す、前年の愛知杯覇者マジックキャッスル
とG1級から伏兵まで多数の重賞馬がそろい、フルゲート18頭中、重賞馬15頭というレース史上最も豪華な顔ぶれとなった。重賞馬以外では13・14年連覇のヴィルシーナの娘ディヴィーナが参戦した。
レースは最低人気のローザノワールが逃げ、レシステンシアとソダシが追走する形。先行勢を見る形だった1番人気レイパパレは4コーナーで手ごたえが怪しくなり脱落。直線では逃げ粘るローザノワールにレシステンシア&ソダシがとらえにかかり、残り100mでソダシが抜け出して、後ろから追ってきた2番人気ファインルージュに2馬身差をつけてゴール。札幌記念以来9か月ぶりの勝利でGⅠ3勝目を挙げた。3着は先行したレシステンシアが粘り、ローザノワールもハナ差4着に粘って、3番人気ソングラインはそのさらにハナ差5着、レイパパレは失速して12着大敗となった。
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