霜月牛マル
しもつきうしまる
霜月牛マルとはONEPIECEの登場人物である。
本編
河松曰く相棒のオニ丸とは常に行動を共にしていたとのことで、実際に回想でも一緒にいた姿が映っている。
九里の大名にして光月家の当主であった光月おでんが死に、ワノ国の実権を握った黒炭オロチが各郷の大名に「黒炭に仕えるか戦うか」を問うたところ、残る四人の大名は全員オロチとカイドウに仇討ちをせんとする。しかし、カイドウとその軍勢はあまりに強く仇討ちは叶わず、大名の一人は敗走し、牛マルを含む残りの三人は拘束される。
その後、鬼ヶ島内の「天の岩戸」と呼ばれる岩屋に絶食状態で幽閉されていたところに、当時8才のヤマトが新たに収監される。カイドウの実子であり侍からの復讐に怯える彼女を、大名らは一切責めることなく、さらに「侍は腹など空かぬものだ」と差し入れられたひとり分の食事を迷わず差し出し、拘束していた鎖も断ち切った。
その後、彼らはヤマトが持っていたおでんの航海日誌を読み(難しい字が読めなかった彼女も内容を理解したことから、読み方を教えながら解読したと思われる)、20年後にワノ国の未来をかけた戦いが起きると知る。そして、10日以上の絶食で再び餓死寸前に追い詰められたヤマトの命を救うことが、自身らがその戦いに参戦する方法であるという決意のもと、「天の岩戸」を破って彼女を逃がし、そのまま戦死した。
共に戦ったワノ国の大名
ワノ国・白舞を治め、同じく霜月の姓を持った大名。
詳細はリンク先を参照。
風月おむすび
ワノ国・希美を治めた大名。
名前通り、三角おむすびのような輪郭に、歌舞伎の隈取を施した風貌。
雨月天ぷら
ワノ国・兎丼を治めた大名。
吊り上った目つきと眉毛を持つ細身の男。強面だが、ひとり分の食事をヤマトに勧めた、心優しい人物。