概要
牛鬼丸と名乗っていた謎の僧兵の正体である化け狐で、狛狐とされる。かつてのワノ国鈴後の大名霜月牛マルの相棒であり、カイドウによって鈴後が滅ぼされた後も独り生き延びていた。
プロフィール
本名 | オニ丸 |
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年齢 | 69歳 |
身長 | 428cm(人型) |
所属 | 霜月牛マルの相棒→おいはぎ僧兵 |
悪魔の実 | ヒトヒトの実 モデル“大入道”(動物系幻獣種) |
出身地 | 偉大なる航路 新世界 ワノ国 鈴後 |
種族 | 狛狐 |
誕生日 | 11月19日 |
星座 | さそり座 |
血液型 | X型 |
好物 | 油揚げ |
初登場 | 単行本93巻 第937話『おいはぎ橋の牛鬼丸』 |
CV | 白熊寛嗣 |
能力
同じヒトヒトの実の能力者のチョッパーと比較すると完全な人間に変身できるが、人型でないと人の言葉で話せないという違いがある。
本編
鈴後では生まれると刀を贈られ、死後はその刀を墓標とする「常世の墓」という風習がある。そのため元から墓荒らしの被害が多い地域ではあるが、鈴後が滅んでからはより一層酷い有様となっていた。そんな中、オニ丸は一人で墓荒らしから墓を守るために戦っていた。
鈴後が滅んで5年ほどが過ぎたある時、ボロボロのオニ丸の前に日和と離ればなれになって自殺を決意した河松が現れる。河松は最初はそのまま死ぬつもりだったものの、オニ丸の奮闘を見て自身がすべきことは来るべき決戦のために刀を回収し隠すことだと理解する。墓を荒らす河松に最初は怒り噛みつくオニ丸だったが、彼の必死の説得に道理を理解し共に刀隠しを始めて生活を共にする。本物の墓荒らしが現れた際に河松は「牛鬼丸」と名乗るようになり、墓荒らしから逆に刀を取り上げる。オニ丸もその略奪者からの略奪に協力した。
河松が食料泥棒で逮捕されてからはオニ丸自身が僧兵に変化して「牛鬼丸」と名乗るようになり、おいはぎ橋を通るものから刀狩りを続ける。橋以外の場所にも現れるようで、えびす町にいたゾロから伝説の剣豪の遺品でワノ国の国宝である秋水を取り上げることに成功した(この時、オニ丸は狐の姿のままゾロから刀を奪ったと思われる)。
その後、秋水を取り返しに来たゾロと交戦するが太刀打ちできる相手ではなく一度は組み伏せられるものの、「ワノ国の刀神」と呼ばれたリューマの秋水が奪われた事がワノ国の悲劇の始まりだと語り、なおも抗戦の意思を見せる。(この時ゾロに黒刀の成り立ちを語った。)
直後、監獄から解放された河松が割って入りこの場は一時収まるが、河松の無事な姿を見たことで気が緩んだのか、河松らを追ってきた百獣海賊団の下っ端が放った銃弾を受け負傷してしまう。下っ端はそのままゾロと河松に倒され、オニ丸はその場を走り去る。最後は武器を隠した地下室への扉を開け、河松が中にある刀や槍を確認する様を見届けた後、正体を明かすことなく、傷を負った体のままながらも満足気な様子で人知れずその場を去っていった。
カイドウが倒された後、死んでいった者たちのためにお堂を作ろうと言っていた時にひょっこり現れる。オニ丸=入道とは気づかれていない様子であった。
その他
関連タグ
ロロノア・ゾロ・・・スペイン語でゾロは狐を指す。