概要
大きな僧の姿の妖怪。
その姿は僧とは限らず、地方によっては実体の不明瞭な影のような存在だったり、そうではなくただ単に巨人であったりなどなど様々な伝承が存在している。なお、坊主(あるいは僧)の姿の者は大坊主とも呼ばれている。
また大きさについても個体差があるのか、2m程の人間より少し多きに程度のものから山の様に巨大な大入道の話も伝えられているほか、長い年月を生きたイタチやカワウソが化けた個体も存在している。
基本的に人を脅かしたり、見た者を病気にしてしまうものが多いが、中には人を助けてくれるものもいる(ただしタブーを破ると脅かしてくる)。
余談
三重県の四日市市で毎年10月にお祭『四日市祭』の催しで登場するからくり人形「大入道山車」がある。