概要
CV:白石涼子
カクンサとは、アニメ『ドラゴンボール超』に登場するキャラクターである。
変身前の名はサンカ・クー。一人称は『あたい』。
変身前の衣装は、首元には白っぽいスカーフ、両耳には白くて丸いイヤリング、両腕には紺色の長手袋、服装は上下とも青色、両足には紺色のサイハイソックス、靴の色は青色となっている。
全体的に寒色系の色が多く、魔女っ子戦士の三人の中では長身なので大人っぽい印象を与える。性格に関してはそんなことはないのだが。
「フォーメーション」の掛け声の後、「サンサン・カック・サンカックン」と唱えることで野生の本能を持つ獣戦士に変身する。
変身前は 温和な顔つきでアイドルのような服装をしているが、変身後は荒々しい獣のような姿になり、鋭い牙と爪を武器にした引っ掻きや噛み付き攻撃で戦う。もともとの性格なのか、変身すると性格が変わる性質なのかは分からないが、17号を「獲物」扱いする様は自分を獣だと思い込んでいる完全に痛い人もとい中二病。
第9宇宙のホップとは違い獣人ではなく、あくまでコスプレ風である。
リブリアンは特殊なライトで応援されることによりパワーアップするが、カクンサとロージィも応援でパワーアップするのかは不明。だが、おそらく合体技である「ラブ・シンフォニー」や「プリティ・ブラックホール」などは彼女も扱えると思われる。
活躍
力の大会本選で初登場。大会序盤で第3宇宙のナリラーマに弾き飛ばされるが大したダメージにはならず、大会中盤で本格的に動き出す。瓦礫の上で自己紹介をして、変身しようとするが、変身中の隙を突かれ17号に攻撃される。気を取り直して変身し、変身の邪魔をした17号を執拗に狙う。ボロボロになった武舞台を足場に利用し、17号に連続攻撃を仕掛ける。17号が弱ったところで止めを刺そうとしたが、それは17号の演技でありバリアの餌食になり場外へと飛ばされた。このまま脱落かと思いきや、ビカルに武舞台の外から押し返され、連携で17号に体当たりを食らわせ吹き飛ばした。17号にビカルを場外にされた後は、ビカルの仇うちのために高速バトルを繰り広げるが、本気を出した17号には敵わず、照明を足場にした17号の特大エネルギー弾で場外へ。
余談
他の魔女っ子戦士であるリブリアンやロージィとは違い、終盤まで生き残れなかったためか名前付きの技を披露することがなかった。
後にドラゴンボールZドッカンバトルで遂に「ワイルドクロー」という名前付きの技を手に入れた。本編で17号相手に使用した衝撃波をともなう爪による連続攻撃である。
彼女は頭巾をかぶった他二人よりも髪の毛の作画が面倒という都合を察し、早めに退場するであろうという予想をするものがいたがその通りになったといえる。
pixivのイラスト数においても変身前、変身後ともに描くのに面倒な箇所が多いため他二人よりも伸び悩む結果となった。だが、ブックマーク数はそこまで劣っているわけではないようだ。
視聴者からは長く生き残ったロージィよりも強いという評価をされているようだ。
暗めの外見で目付きが鋭かったり、二人の名前が呼ばれるときは「カクンサ、ロージィ」といったように常にカクンサが先になっているからである。
ビカルとの掛け合いのせいか一部視聴者からはアレな扱いになっている。
チームメイトの男性キャラのジーミズを慕う場面が存在しないのがさらに加速させている。
一応カクンサと同じ変身をして戦いに敗れたラバンラを心配して駆け寄るシーンがあるのだが…。
なお、後にラバンラが愛の力で同じくカクンサに変身しているため、カクンサとは『サンカ=クー』個人の変身形態名ではなく、愛の力で同じ姿に変身を遂げた戦士に与えられる称号のようなものと思われる。
関連イラスト
左が変身前、右が変身後の姿。
関連タグ
サンショ:三人組の中で一番の大柄。最初に倒される。他の二人よりも技が少ないなどの共通点がある。