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概要

パキスタンアメリカ人女子高生で、イスラム教を信仰している。

コミック「Inhumanty」で起こった事件の影響で、自身に眠っていたインヒューマンズの力に目覚め、その力を正義に役立てるため、憧れのヒーロー・キャロル・ダンバース(現キャプテン・マーベル)がかつて名乗っていた「Ms.マーベル」を名乗って、ヒーロー活動を始める。

MARVELコミックスで初めて主人公となったイスラム教徒のキャラクター。

現実世界のムスリムにも実はヒジャブをつけない人は多く、彼女もその一人である。

作者もイスラム教徒だが、カマラを宗教の代表や象徴として造型するのではなく、どの人種、どの宗教にもいる等身大の人物として描く方針である(参考リンク)。

能力者としてはインヒューマンに分類され、そのパワーは変身能力。

体の巨大化と縮小化を主に使い、他人や物体に姿を変えたり、体の一部だけを伸縮させることも可能。

戦闘で多用するのは拳を巨大化させての殴打であり、その際の掛け声は「Embiggen!(巨大化)」

ただし、この能力の正体は、実は「他の時間軸から質量やエネルギーを持って来る」と云うもので、多用し過ぎるとタイムパラドクスなどの危険な事態を招く可能性も有る。

日本人からすると、人種よりも、自分でもファンフィクション(二次創作)を執筆するようなヒーローオタクなキャラクター性の方が驚きかもしれない。

ちなみに、カマラ自身はスパイダーマン×キャプテン・マーベル(先代Ms.マーベルであるキャロル)推しらしい。

アニメ

  • アベンジャーズ・アッセンブル(アース-12041)

シーズ3「ウルトロン・レボリューション」の10話でカメオ出演したのちに次の11話で本格的に登場。

  • マーベルスパイダーマン(アース-17628)

シーズン2に登場予定。

  • マーベル・ライジング(アース-TRN684)

マーベルの新作短編アニメ。この作品ではスクイレル・ガール、クエイク、スパイダーグウェンことゴーストスパイダーら新世代のヒーローたちが活躍する。またこの続編のアニメ映画『Marvel Rising : Secret Warriors』にも登場する予定。

CV:鬼頭明里

シーズン1の15話に登場。設定も原作準拠で当初はキャプテン・マーベルの姿であったがインベンターとの戦いで原作同様のコスチュームになる。シーズン2では6話から登場。何やら彼女の秘密も明らかになる模様。

ゲーム

CV:黒木ほの香

メインキャンペーンシナリオの主人公として扱われている。

MCU(アース-199999)

演:イマン・ヴェラーニ、吹替:松岡美里

フェーズ4に含まれるドラマ『ミズ・マーベル』の主人公として登場。

その後映画『キャプテン・マーベル』の続編である『Marvels』(原題)の3人の主人公の1人として登場することが計画されている。

ミズ・マーベル

彼女のヒーローとしての覚醒、いわゆるオリジンが描かれる模様。

予告編では原作のようなヒーローオタクな一面が描かれており、アベンジャーズのTシャツを着たり、自分も特殊能力を得て活躍する妄想を先生との面談中でもしていた。

また能力は原作準拠だが、ただ伸縮などするだけでなく水晶のようなものをまとったエフェクトに変更されており、それを用いてバリアを展開するような描写もある。

そもそも力に目覚めたのも腕輪らしきものを装着したのがきっかけとみられるが、第2話では「腕輪(バングル)は彼女の能力を引き出しただけ」と語られており、インヒューマンかどうかは現状不明。

小ネタ

  • 「ヒーローオタクのヒーロー」と云う設定の彼女だが、演者のイマン・ヴェラーニも「MCUの世界はアース616じゃなくてアース199999でしょ?」と発言するようなガチのオタクである。
  • MCUではコミックと「善悪を含めた作品内での役割・立場」や「性別」が違うキャラクターは登場してきたが、「能力が大きく違う」のは彼女が初めてである。

余談

『フューチャー・アベンジャーズ』でカマラを演じた鬼頭は、MCUの実写映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』にてアメリカ・チャベスの日本語吹替を担当している。

編集者:のぐ
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